(祝福あらんことを)


あぁ、


寒い、寒い。寒いわ。


あの子は泣いていないかしら。
あの子は悔いていないかしら。

やってしまった。
あの子は人一倍気遣い屋だから、きっとこれは背負ってしまう。

違うのよ。ウラニア。
貴女は“悪く”ないの。

でもきっと、そんな慰めも…貴女の心には重くのしかかるのでしょうね。


どうかウラニア。泣かないで。
私の愛しい愛しい存在よ。

貴女が私で、私が貴女だったわ。

貴女との思い出が、最期のこの瞬間にも溢れている。
あの人よりも、貴女との思い出が。
私、少し薄情だったのかも知れない。

けれどもそれほど、貴女は私にとってかけがえのない存在だった。

冷えていく。流れていく。
もうすぐ死ぬ。これは助からない。
私にはわかる。

もう、あの子の顔を2度と見ることは叶わない。

どうかウラニア。

泣かないで。

貴女の悲しみは、私の悲しみ。
貴女は、幸せになってほしい。


「いわ、えて…よかっ、た」


あぁ、星の導きよ。

我が親愛なる友に、かけがえのない存在に。
この先幸をもたらさん事を。

貴女への祝福を胸に、私はここで眠る。





Happy Birthday to Urania.
(だいすきよ、いつまでも。みまもっているから)

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