(落ちるべきサキ)
パチリと目を開ける。いや、開けると言っても、自身の目は常に開いている。言うなれば、起動したという方が正しいだろうか。「おやモノ兵隊!壊れたのかと焦ったじゃないですか!」
そうして我輩を掲げる小娘は、先ほど自分と一緒に貫かれたはずだ。…その生を終えたはずだ。
「…貴様、何か言うことは」
「?そうですね、なんだか白い空間ですが、リセット途中ですか?」
ハキハキと答えるマグダレナ・マグワイアは何も気づいてはいないらしい。
それにしても摩訶不思議。…所詮鉄の塊である我輩が、彼女とココにいるのはなぜだろうか。
いたとしても、我輩がいるべき場所は地獄の果てだろう。
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