(身長によるリーチ差)
「……む」マコトは少しかかとを宙に浮け、手を伸ばす。それでも目当てのものに届くことはない。
今度はぐっと、体全体を使って手を伸ばしたが、あともう少しという所で手が届くことはなかった。
大人しく踏み台を連れてくるか…と、伸ばしていた手を緩めた所で、ふっと影がさす。
「これか」
「、エレオ」
すっと伸ばされた手は自身の手の上を行き、いとも簡単に自分が欲しかったものを手に入れていた。
その手の主は同じFCに所属するアウラ族の男、エレオ・アルバニアであった。
「…長い腕だな」
「身長の差だろう」
ん、と差し出されたものをマコトはお礼を言いつつ受け取ったのだった。
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