neta
▽2017/12/27(Wed)
ガウェインでしあわせな死ネタ(fgo)
艶やかな花の香りが広がるその部屋で、一人の女が眠っていた。きらきらと星の色をした髪の毛がふわりとシーツに広がっている。
そして愛おしむようにその髪へと指を絡ませる男がひとり。
眩く柔らかな金の髪、翠の瞳の甘い顔立ち、鈍く輝く白銀の甲冑と聖剣ガラティーン。この聖都は勿論、遠く離れた村や砂漠でも彼を知らぬ人はいないだろう。
円卓の騎士、ガウェイン。
「……どうかしている。このようなうら若き女性を囲い込むなど」
零した声に温度は無く、壁に吸い込まれて消えていった。
この部屋に置かれているソファー、女が眠るベッド、花を生けている花瓶すら、一目で価値のある上質なものだ。これらは女がこの部屋で暮らしていけるようにガウェイン自ら選んだ家具である。
「貴方は我らが王に選ばれました。よく働き、よく学び、人を恨まず人を憎まず、幸福に満ちた日々を送ることが約束されているのです、……本来ならば」
まるで神に懺悔する神父のように、眠る女へと言葉を紡いでいく。女は未だに瞼ひとつ動かすことはなく、ガウェインの独白を受け入れることもない。
「私を、恨んで下さい。私を憎んで下さい。その瞳の色さえ知らぬ私が、貴方をこの部屋に縛り付けるのです」
*****
この部屋に光はない。いや、光がないと言うと些か語弊がある。太陽の光が差し込まない、これが正しいだろう。あるべき窓が無く、今が昼なのか、夜なのか、それすら判別が付かないのだ。
「おはようございます、ガウェインさま」
「おはようございます、ナマエ」
たったひとつの扉の鍵を開け、入ってきたのはガウェインだった。おはようございます、その挨拶を直さないのは今が朝だからか、それとも夜であるのにあえて言わないだけなのか。
つづかない。
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以下、ガウェ夢ツイログ。
TLを覗くとガウェインが見えるのでなんだかそればっかり考えてる。聖抜選ばれた子とガウェ。6章読み直したい。選ばれた時点で何が起きても憎まず恨まずな無垢の塊みたいな子。Bad Endしか無いのでは??
独占欲強めのガウェが監禁してて、自分でも酷なことをしてると自覚有り。でもいつも微笑まれて、それが苦しくなる。どうして笑っていられるのか、どうして憎んでくれないのか聞くけど、永劫無垢の女の子はまた笑ってガウェを許しちゃう。最後には鍵を外して獅子王の元へ行くガウェ。開放されたのにガウェを追いかけて走る夢主。ベディとの戦いに敗れた血だらけガウェに寄り添って、消える瞬間ガラティーンで自分の心臓ぐさり。