memo

▽2019/10/21(22:47)

久しぶりの日記なのに他ジャンルの話ですみません。でも吐き出したかったので。

鬼滅の刃本誌のネタバレがあるので単行本派、これから鬼滅の刃に触れようとする方はネタバレ過多なので見ない方がいいかもしれません。


推しが遺体も残らずに死んでしまった。

ずっとずっと不死川玄弥くんのことが大好きでした。不死川兄弟を推していました。
最終決戦が終わったら2人で仲良く幸せに暮らしてほしい、とずっと願っていました。

改めて、
鬼滅本誌の話をします。
179話のタイトル
兄を想い弟を想い
で既に泣きました。


実弥が意識を失ってもなお、黒死牟への攻撃をやめなかったのは意識を失う前に見た、切り刻まれた玄弥への恨みを晴らすためになんだよね。愛だよ。

玄弥が
「兄…貴…生きて…る…良かっ…た…」
って言ってたけど玄弥も生きなきゃだめなんだよ。これ以上実弥から大切なものを奪わせちゃダメなんだよ。だってもう、たった2人しかいない家族なんだよ。

無一郎くんも若い身空で本当に立派な最期だった。だって14歳だよ、14歳。まだまだこれからなのに。痣が出てるから25歳までしか生きられなかったとしてもまだ10年以上あるのに。未来ある若者が体のほとんどを斬られて死ぬなんてこんな無情なことある?
有一朗くんの
「こっちに来るな戻れ!!」
があまりにも切実で心が苦しい。
「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」
そうだよ、幸せになるために無一郎くんは生まれてきたんだよまだまだこれから幸せに生きなきゃダメなんだよ。
「仲間のために命をかけたことを後悔なんてしない 」なんて14歳の子から聞きたくなかった。無一郎くんの気持ちも、無一郎だけは死んでほしくなかった有一朗くんの気持ちも分かるから心臓が抉られる。

目を覚ました実弥の横には半分になって鬼のように体が崩れる玄弥なんてあまりにもしんどすぎるじゃないか。
「大丈夫だ 何とかしてやる 兄ちゃんがどうにかしてやる」
実弥はずっと玄弥のお兄ちゃんだったんだよ。玄弥に鬼殺隊にいてほしくなくて一人の人間として幸せに生きてほしかっただけなのに。
「あの…時…兄ちゃんを…責めて…ごめん…迷惑ばっかり…かけて…ごめん…」
「迷惑なんかひとつもかけてねぇ!!死ぬな!!俺より先に死ぬんじゃねぇ!!」
「守って…くれて…あり…がとう…」
「守れてねぇだろうが!!馬鹿野郎
ああああ クソオオオ!!」
お互いがお互いを守りたくて、死んでほしくなかったんだよね。実弥が玄弥を守ろうとしたように玄弥も実弥を守りたくて、兄弟だから同じ気持ちだったのに。
「俺の…兄ちゃん…は… この世で…一番…優しい…人…だから…」
その時の実弥の顔がほんとに切なくて心が痛い。傷だらけで目も血走ってて怖いって恐れられてる風柱様だけど、このときはただの玄弥のお兄ちゃんとしての表情なんだよ。

あの実弥が、神様に祈ってまで玄弥を連れて行ってほしくなかった気持ちを考えるともうこれ以上戦ってほしくないけど現実は無情だから無惨を倒すまで終わりじゃないんだよね。
悲鳴嶼さんも実弥も生きて鬼舞辻無惨を倒してほしい。お願いだからこれ以上誰も死なないで。


あぁ、今日も世界は推しに厳しい

鬼滅本誌の話

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