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なな
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ドアを開けるとなまえが驚いた顔で俺を見

てた。

そして、10年振りに面と向かって名前を呼ばれ

た。

す「...久しぶりやな。」

「...うん。久しぶり。」

ちょっと沈黙が流れて、口を開いたのは

なまえやった。

「...あのね。10年前、酷いこと言ってごめんなさい。」

そう言って頭お下げた。

す「頭上げろや。謝んな。お前悪ないやろ。」

「何言ってんの。悪いじゃん!私!」

す「悪いのはあの時の環境やろ。」

「違うよ。私が弱かったんだよ。」

す「俺な、あの時全然気づかんかってん。既になまえがヤラカシにいじめられてるの。俺はずっとお前にそういう事が起こらへんようにしようと思ってたのに、結局俺らがなまえを傷つけてた。ずっと辛い思いさせてたのは俺らの方やった。「違う!」違わへんやろ。よう、怪我つくってたのも、たまに不安そうな顔してたのも全部そのせいやったやろ。俺の方こそごめんな。」

「やめて。すばる謝らないで。私がみんなと居たくて一緒に居たの!!どんなに殴られても、罵声浴びせられてもみんなと居たかったんだよ。みんなが大好きだったから、迷惑かけたくなくてなにも無かったように一笑ってたかったの。」

す「一緒に悩めばよかったな。守れたのにな。気づかんかった自分に腹たった。実際裏切られたって思ってたのはホンマに数ヵ月でそれ以降はただ悔しかっただけやねん。一緒に頑張ってたはずやのに1人で遠くに行ってもたみたいで。嫉妬やな。汚ったない嫉妬で俺は10年もお前のこと避けてた。ホンマにごめんな。」

「すばる。今更なんだよっ!って思うかもしれないけど仲直りしてくれませんか?」

す「当たり前やろ。俺もその為に今日来た。この10年のなまえを教えてや。」

「私にも教えて?すばるの10年間。」

す「そんなええことないけどな。笑」

「私もだよ?笑 根暗な10年だったもん。笑」

す「あとのメンバーとはこれからどうするか考えていこ。俺も協力するし、する義務がある。」

「すばる。こんな私を許してくれてありがとう。」

す「何やねん!笑 俺もずっと俺らのこと好きでおってくれてありがとうな。」

「ふふっ。不思議な感覚だけど、すごく嬉しい。」

す「お前のライブ初めて見た。凄かったわ。めっちゃ刺激になった。いつの間にあんなギター弾けるようなってん。笑」

「ふふっ。死ぬほど練習しました!笑 今はね、ドラムもベースもキーボードもできるよ!」

す「相変わらず努力家やな。今日こっから見たお客さん、お前のこと豆粒やな〜って思ったんやろうな。」

「同じ値段で見に来てくれてるよに申し訳ないなっていつも思うんだけどね、それでも私に会いたくて来てくれてる人がいるってほんとに幸せだなって思うよ。」

す「あの時言うてた夢ちゃんとかなってるやん。」

「ホントだね〜。今までずっとマイナスにばっかり考えてたんだけど、今回のツアーね、倍率ほんとに凄かったんだって。ファンクラブの会員数もね、ここ3年くらいで凄く増えたんだって。こんな私のファンでいてくれる人に感謝だね。」

す「#name1#の魅力が分かる奴らがそんだけおるってことやな。良かったな。」

「うん。これからももっと頑張るよ!」

す「よし。ほんなら一緒にした降りようや。」

「うん。」



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