ななたん!
「菜々子ちゃん、お誕生日おめでとーう!!」

「おめでとう菜々子」

「へへ…ありがとう」

「菜々子ちゃんこれでいくつになったの?」

「えっとね……7さい!」

「そっかー!」

「ねえおにいちゃん、ケーキまだ食べちゃだめ?」

「だーめ。叔父さんが帰ってきてからね」

「はーい」

「なんかごめんね瀬多くん、家族内のパーティーに私までお邪魔しちゃって」

「いいよ、その方が菜々子も喜ぶし」

「おおぜいの方がたのしいよ!」

「なら良かった…」

「そうだ菜々子、はいこれ俺からのプレゼント」

「プレゼント!?やったー!おにいちゃんありがとう!!」

「しまった…!!な、菜々子ちゃんごめん私何も用意してなくて…」

「ううん、気持ちだけで菜々子うれしいよ!」

「ごめんね、今は用意出来ないけど必ず今度用意するから!何か欲しいものある?」

「ほしいもの?」

「うん!なんでもいいよ、なんでも言って!(流石にジュネスとか言われたら困るけど…)」

「……なんでも?」

「うん、なんでも!」

「じゃあ、じゃあね……」

「うんうん」

「菜々子、"おねえちゃん"がほしい……」

「………」

「………」

「……名前、」ガシィッ

「はいっ!?な、何ですかいきなり?」

「結婚しよう」

「はあ!?なんでそうなる!?」

「俺とお前が結婚し家族になれば自然とお前は菜々子の姉になるだろう」

「あ、確かに……っていやいやいや待て待て待て」

「喜べ菜々子、お兄ちゃんと名前は結婚するから、名前は今日からお前のお姉ちゃんだ!」

「ほんと!?菜々子のおねえちゃんになってくれるの!?」

「え、えーっと…」

「なって…くれないの…?」

「う゛っ…!!」

「よし新婚旅行はどこにいこうか名前」

「だーからなんでそこまで話ぶっ飛んでるかな君は!!」

「ただいまー」

「あっ、おとうさんだ!おとうさーん!あのね、おにいちゃんがけっこんするから菜々子におねえちゃんできるんだよ!」

「……は?」

「菜々子ちゃんんんこれ以上ややこしくしないでええ…!!」


君を待つ間、空を見上げた。