毎朝味噌汁お作りします


「完二くんってさ、いいお嫁さんになるよ」

「へ?」

「手先が器用でお裁縫得意だし、この前作ってきてくれたお弁当もとっても美味しかったし。いいお嫁さんになる」

「あー、えー…っと………、ありがとうございま、す?」

「普通そこつっこむだろ完二…何赤面してんだよ…」

「べべべ別に赤面なんかしてないっスよ!!」

「そんな顔で言われても説得力ねぇな…」

「ほう…俺の作る弁当よりも美味いのかな?名前…」

「え?いや、瀬多くんの作るお弁当も美味しいよ?」

「そうか、なら俺にも名前のお嫁になる資格があるってことだな」

「え、」

「!!」

「あ、相棒何言っちゃってんの?ていうかどう考えてもお前ら二人お嫁じゃなくてお婿だろフツー…」

「そんな些細なことは気にしない。寛容さはMAXまであげたからな」

「気にしろよ!!」

「なになに?完二と先輩たち何話してるの?」

「あ、りせちゃん」

「ちょうど今誰が名前のお嫁に相応しいか話してた所だ」

「いつの間にそんな話になったんだよ…」

「えっ、名前先輩のお嫁さん!?はいはい!私立候補する!」

「なっ、りせまで!?」

「私がお嫁さんになったらねー、毎朝丸久の美味しいお豆腐の入ったお味噌汁作ってあげるよ!」

「りせちゃん…!」(きゅん)

「ときめいてるのは良いが名前、りせちーの料理とか…激辛なんじゃねえの」

「あっ!花村先輩ひっどーい!お味噌汁くらい普通に作れるもん!」

「りせ、その必要はない。名前は味噌汁は俺が作る」

「やだ!先輩でもこれは譲れない!」

「いや俺が、」

「私が!」









「……………ッ!!」










「完二くん?」

「ッお、おおおおおお俺が!!名前先輩に!!!」



毎朝味噌汁お作りします!!!

(先輩にもりせにも譲れねえ!)
君を待つ間、空を見上げた。