雑記
最近読んだ本の感想
・ネタバレ
・あまり品が良くない
・おたく仕草100%
ネタバレするのでラインナップです。
ただ何故か全然関係のない作品もネタバレします。
早バレとかではないため、巻き込みネタバレ作品の記載はいたしません。
『火喰鳥を、喰う』
『お前の彼女は二階で茹で死に』
『インテリぶる推理少女とハメたいせんせい』
『火喰鳥を、喰う』
(978-4-04-112744-5)
総括感想:最悪の暁美ほむらが大暴れ!!
暁美ほむらってだぁれだぁれというおたくが果たしているのかがわからないのですが、簡単に言えば時間操作能力者で友達を助けるために何度も過去を改編しまくって人相と人格がだいぶ変わり、現時点の最新作で愛(パワーと読む)で人間をやめて件の友達を異空間に監禁したキャラクターです。
つまりこの小説はそういうやつです。
火喰鳥における暁美ほむらは北斗総一郎といいます。しかし最終的には人間をやめるにしても最初は『友達を助けたい』という純粋な祈りでもって活動していた暁美ほむらと違い『いい線までいったけど別の相手と結婚した人を手に入れたい』という恥知らずな欲望が彼の目的です。それもかなりの世帯を巻き込み、けっこうな家系図を塗り替える改編ぶりなので、どこに出しても恥ずかしい立派なクソ野郎です。言葉を選ばないならば、ポルノコンテンツのだいたい一人〜一世帯NTRのがマシレベルです。
最悪の暁美ほむらだのNTRだのと書いたものの、この小説のすごさや面白みは別のところにあるので、最悪の暁美ほむらと多数世帯の家系図を塗り替えるNTRに興味が湧いたら是非読んで『もっと他に言うことあるだろ!』とキレて感想を書いて下さい。私は書かんので。
なお全く関係のない『魔女推理2(978-4-10-180278-7)』にも総一郎というヤバそうな男が出てくるのですが、北斗総一郎をなんとか忘れようと口直しに読んだのにまたヤバい総一郎かよ! と理不尽な怒りを覚えました。
『お前の彼女は二階で茹で死に』
(978-4-408-55748-9)
総括感想:推理小説としての構造以外が最悪!
ほぼ全ての話がレイプではじまり、その被害者が誰かによって犯人が変わるという構造自体は面白いんですが、採用されている設定とアイテムが最悪。もれなく暴力と死人が出るし、尿と便と血と内臓も出る。当然、倫理観はなく常識と良識と尊厳と衛生観念もない。推理小説ってだいたいそういうものがないというか奪われがちなんですが、この作品ははじめから放り投げているので、捨てた上にさらに失うので最悪です。褒め言葉に最悪が使われる世界。ついでにミミズ人間などの特殊設定も山ほど出てくるため、ここまででオエッ……となった人は本当に読まない方がいいです。
大丈夫そうだったりむしろ願ったり叶ったりという人は読んだら最高〜! だと思います。そして『なんて他人に勧めにくいんだ……』と遠い目をして下さい。
最近むりやり身内に読ませたら「面白かったけど……彼女じゃなくね?」と言われました。気になったら読んでね。
『インテリぶる推理少女とハメたいせんせい』
(978-4-7986-0569-2)
総括感想:なんでHJ文庫?! メフィスト賞だろ!?
女子中学生を強姦するせんせいとその先生に恋をした女子中学生のミステリラブコメ(個人の感想)ですが、ラノベ奇書とか言われたり設定の極悪さなどから酷評されたりしています。私もここまでの三作なら火喰鳥が一番勧めやすいです。NTR要素は付属品でしかないので。でも茹で死にとこれは主題に絡むんですよ! 勧めにくい要素が! ただ茹で死には極・悪趣味の特殊設定とエログロ以外はものすごく真っ直ぐで正統派なミステリなので、耐性があれば絶対楽しめます。でもこれは悪趣味な特殊設定も物語自体も『変な本が読みてぇ!』という本の特殊嗜好者以外には勧められないです。
じゃあなんでここで感想書いてんだよ! と言われたら、私が歳の差カプが好きでせんせい呼びが好きでどん詰まりの人間達が七転八倒する様が好きだからです。再読なんですが、投げっぱなしとも言われたラストが個人的には美しくて好きです。全然勧められないけど。
おしまい。
2024/02/08/感想
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