雑記


討伐失敗コンティニュー


(広義で)節分だからARBの桃太郎コスプレです。
やることしかやっていないのでR18です。

二人とも
・♡
・淫語


 黙っていれば菩薩のようなかんばせ、喋れば悪鬼羅刹のごとき恋人が、明日返すのだと桃太郎コスプレを見せに家にやって来た。
 十四と憐れにも巻き込まれたヨコハマ・ディビジョンの警察が色違いを着たのは知っている。SNSでバズっていて、それはそれは楽しそうに豆を撒いていた。
「よく似合ってるよ。裸足で逃げ出した鬼をふん捕まえて舎弟にしてそうな桃太郎だ」
「なぁに言ってんだ! 鬼なんざ全員舎弟だろ」
 悪辣な顔をしながらも力加減をしているだろうヨコハマの警察と、見るからに優しげな仕草の十四と違い、豪速球で豆を投げつける恋人の姿は、鬼どころか福もどこかへ行きそうにおっかない。今だって十分にガラが悪い。表情や態度以外にもピアスにネックレス……細々としたアクセサリーがそれを助長する。
「善良な鬼からカツアゲしてそうなツラしてんだよなあ」
 このセリフがどうやら逆鱗だったらしい。
 ほぉん、と呟いた目は悪だくみをする子供のように細められ、口角が三日月を描く。
 まずいものを踏み抜いた、と気づいた時には遅く、にまにまと笑う恋人に押し倒されていた。

 リビングの床に転がされ、目にも止まらぬスピードで前をくつろげられた。放り出されたベルトが彼方へと飛んでいく間にすっかり社会の窓は全開放され、下着ごと乱暴に太腿あたりまで引き下ろされる。
 急な事態に着いて行けずしんなりとしたままの陰茎は、縮こまって隠れられたらよかったがそうはいかなかった。目ざとい桃太郎のコスプレをした悪鬼に無防備な急所を鷲掴まれ、本能的な怯えで小さく呻く。
 それに溜飲が下がったのか、いくらか雰囲気がやわらかくなったものの肝心の逸物からは手を離してはくれない。それどころかきゅ、と絶妙な締めつけまでしてきた。
「獄のご希望どーり、カツアゲしてやる。……ま、金じゃねぇけど」
「おい、空却……!」
「慌てたフリなんざすんなよ。お互い、はじめっからソノつもりだろ?」
 どこから取り出したのかゴムをチラつかせ、そのまま封を切る。
 恋人に愛撫されて勃起しつつあった陰茎は、射精すところまでイケると匂わされるやいなや、素直にびん、と屹立してしまった。
「ご協力どーも……」
 つけやすい、とゴムを被せられるも、困らせたいわけではないのにむくむくとさらにふくれてしまう。
 苦笑まじりにバカ、期待しすぎだろ、と揶揄う声に艶が混じり、恋人も同じ気持ちなのだと思うといっそう困らせる事態になってしまった。
「鬼さんの意地悪」
 ひゃは、とおおよそ桃太郎らしからぬ笑い方をしながら、鬼にゴムをつけるという桃太郎なら絶対しないことをした恋人も、すっかり出来上がっている。
 目はうっとりととろけてゴムをまとった陰茎に釘付けで、酔っ払ったように赤い頬、うっすら開いたくちびるのうるみ、はぁ、と重くこぼれた吐息の全てが欲情を示していた。
「このあと、どうしてくれんだ……?」
「そんなん決まってんだろ。善良な鬼サンの子種……根こそぎ搾りとって断種すんだよ」
「なんつうおっかねぇ桃太郎だよ……」
「気持ちよ〜くブッ放して昇天出来んだろ。慈悲深ェわ」
 慈悲深いというよりは仏敵のやり口を疑いたくなる言動に頭を抱える。
 準備よくゴムを持っているのは元より行為に及ぶつもりだったのだろう。ならばこの破廉恥な桃太郎の話も考えていたことになる。
 すました顔で憎まれ口を叩きながら、内心はどうやったら俺からうまいこと搾り取れるかでいっぱいなんだと思うと是非ともけなげな恋人の期待に応えてやりたい。
「……なんでデカくなってんだよ」
「無い頭捻って衣装に合わせた設定考えたんだと思ったら自然と、な」
「ハッ、拙僧のことだァいすきだから、何やってもちんぽ勃っちまうくせに」
 認め難い事実を囁きながら、ゴムを裂かんばかりの陰茎の先っぽにちゅ、と薄桃色のくちびるが寄せられる。いとけないリップ音を合図に卑猥な鬼退治の幕が上がり、ちゅ、ちゅ、とくちびるが忙しなく動き回りはじめた。
 すっかり張りつめた睾丸をスタート地点に、太茎にびきびきと浮いた血管をなぞって亀頭へと。本当にただくちびるで触れるだけの愛撫に刺激はない。
 時折、頬で擦られ、鼻先にくすぐられる——意図せぬ接触の方が心地よいほどだが、終始熱っぽい視線で見つめられ、はぁ……と悩ましげな吐息を吹きかけられながらの愛撫は射精欲を煽る。
 断種などと恐ろしい言葉を吐いたが、自分自身の肉体で限界まで射精させるという宣言でしかない。つまるところはそういう体でセックスをしようという誘いだ。
 しかし本格的になったらゴム程度では防げない。貸し衣装が無事で済むかは恋人自身にかかっている。
 感じやすく快楽に素直に育てた身体は、触れなくとも想像させるだけで敏感に反応して、射精し、潮を吹き、粗相をしてしまうことすらある。
 恥じらいながら服もベッドも水浸しにして絶頂する姿は煽情的な反面、確実に衣装を駄目にしてしまう。フェラチオをしながら散々に達して大きな水たまりを作ったこともあるのだ。
「袴くらい、脱いだ方がいいんじゃねえか……?」
 丁寧に愛撫をしながらも腰がなよやかに蠢いているのが危ぶむ証拠で、強請るように揺れる尻からすると先走りは垂れはじめている。クリーニング代でも弁償代でもいくらでも出してやれるが、恋人の頑張りを応援してやりたい。
「ん……」
 自分でもわかっているのか、ぽんやりとした様子でもぞもぞと袴を脱ぎ下ろす。身体を起こし、膝立ちになると、くしゃくしゃにして帯だのまとめて放り出した。これもたいがいな扱いだが口に出すのが憚られる汁に塗れるのとどちらがマシだろう。
 全て脱がせた方が安全ではあるが、恋人にもゴムをつければ最低限は防げるはずだ。——何より、このシチュエーションがおじゃんになる。
 ゴムを、と促そうとした矢先、恋人がふ、と笑った。何かと思えば足の間でふるりと揺れた若茎には、とっくに薄桃色のゴムが被せられていたのだ。
 勃起したまま押さえていたらしく、解放感にふるえる身体はいっそう甘く匂い立つ。紺色の着物を乱してあらわになった肌の白さも際立ち、ゴムのつるりとした質感と色が浮いて見えた。
 脱いだことで大きく開いた胸元と裾——もはや股間——から覗く淡く色づく肌にごくん、と唾を飲み下す。もともと可愛らしい桃がプリントされているとはいえ陣羽織と鉢巻の勇ましさ、鎖そのもののような首飾りの無骨さが、暴かれて吹き出した色気を助長した。
「ふ、ぅ……っ」
 すでに目から浴びる毒そのものと化している恋人が、今度は切なげに喘ぎ、身を捩りはじめた。膝立ちのまま後ろ手をついて、腰をびくびく、ぶるぶる、とふるわせる。
 とろとろになっていた金色は耐えかねてかまぶたの奥に引っ込み、眉はぎゅ、と寄せられる。ふ、ふぅ、と淑やかに吐息と喘ぎをもらすくちびるが、くちづけをねだるようにすぼまっていた。
「は、ぁ、ん……っ」
 やがて、ぶりゅ、とはしたない音を立てて恋人の尻のあたりに何かが転がり落ちた。がくがくとふるえる膝の間、ぬめりを帯びた派手な蛍光ピンクの性玩具がそうだろう。短めのアナルビーズはその分ひとつひとつが大きめで、これを咥え込んでいた後腔は準備万端のはずだ。
「やる気満々じゃねえか」
「断種する……って、言ったろ……?」
 に、と悪戯が成功した顔をする恋人がかわいらしく、こちらの昂りも最高潮に達しつつある。今すぐ断種などと嘯く口を塞いで、ゴムを外し、拓きたての尻に押し入って種を付けてやりたい。
 だがそれでは子供に聞かせられない話になってしまう。だからじっと耐え、目の前の桃太郎が何をするのかを見守ることにする。
「鬼サンのちんぽ……でっかァ♡」
 よたよたと膝立ちで歩いてきた桃太郎が、限界までふくれたちんぽをあらためて舐め回すようにじっくりと眺めた。感嘆をもらす桃太郎のちんこは体格相応にあいらしい。正面から向き合うと粗野な言動にそぐわない清楚さがある。
「桃太郎ちゃんのは初心でかわいいちんこだなあ……、そんなんで断種とか出来んのか?」
「わかってんだろ……♡ 鬼サンのデカちんぽ……♡ 桃太郎チャンのおまんこで搾り取ってやるよ……♡」
 どうやら初々しく清らかなのは本当にちんこだけらしい。のけ反って開いた股座の奥、指でぐぅ、と広げて見せつけた肉縁はほころび、ひくん、ぬち、とうるんだ媚肉をわななかせた。

「は、ぁ……♡」
 ぬちぬちと音を立ててちんぽを飲み込み、美味そうにしゃぶる。
 はじめは上に乗り、着物の裾を持ち上げて見せつけるように挿入していたのだが、浅瀬にあるしこりを擦られた瞬間、きゅんきゅんと締めつけながらイッてしまったのだ。
 断種だのと言っていたが、ゴムをつけたもののイッても射精せず、まんこでちんぽに甘える恋人の方がよほど近いものがある。
 裾を握ったまま、ぴん、と身体をのけ反らせて、くずおれまいと力むのがけなげで、うっすらと割れた腹筋の上で硬くなったままぴくぴくふるえるだけのちんこがあいらしい。
「おら、桃太郎ちゃん……まだちんぽ全部挿入ってねぇぞ……っ」
「ふ……♡ おにさん、そんなむだうちしてぇんだぁ……♡」
 ゴムつきちんぽじゃ孕ませられない、と、おまんこをきゅうきゅうさせながら腰を下ろす小憎らしさは、まだまだ余裕がある。……このまま続ければ不利なのは自分だとわかっているのか、いないのか。
「桃太郎ちゃんこそ……いつも生中じゃなきゃヤダヤダ〜♡ ってお強請りしてるクセに……」
「せ、そぉがぁ……♡ おに、しゃんの、おねだり、きぃてんだょ……っ♡」
 この期に及んで射精させてやっているというスタンスを崩さず煽る。間も無く全てを胎の内におさめられると踏んでの開き直りなのか。
 一度イッてからずっと甘イキしっぱなしのおまんこは、ちんぽを飲み込むたびにふくれたしこりをなぞられ、びくん、びくん、と跳ねている。気づかないと思っているのか。
「ひ、ぅっ♡」
「じゃあおねだり聞いてもらおうか……♡」
 ぐ、と腰を上に上げると、こちゅ、と何かに突き当たる。ゴム越しでもわかる、やわくぬかるむ肉壁はもう少し突けば招き入れてくれるはずだ。
「桃太郎ちゃんのおまんこの一番気持ちいいとこ……♡ 挿入れさせてくれよ……♡」
「も、ぉ♡ はぃってりゅ、ぅ……♡♡」
「ぜえんぜんだよ……っ♡ さきっぽちゅぱちゅぱしてるだけだろ……っ♡ おまんこでするみたいに……っ♡ ぜえんぶおしゃぶりしてくれよ……っ♡」
「ふぁ……っ♡ ぉまんこ♡ してりゅっ♡ い、ぱぃ、ちゅ、てぇ……っ♡♡」
 こちゅ、ぬちゅ、とさきっぽでのノックをくり返す。子種口にむちゅ、ちゅ、とくちづけに似た音を立てて吸いつくそこに射精したくなるのを必死で耐える。
 互いに腰をふり合っているのに噛み合わないのは、攻めるこちらから逃げるためだからだろう。その方が余計に焦れ、飢え、がっちりとハマった時にすさまじい衝撃を受けることになるのに。
「じゃあ、逃げんな……っ♡」
「ほ、ぁ……っ♡♡♡」
 ばちゅん、と逃げる瞬間の腰を捕まえる。急に固定されて動揺する顔はかわいらしく、ぱちくりと綺麗な瞬きをしていた。それも散々かわいがられてふっくらとしたしこりをごりゅりゅりゅ……っと捏ね回され、さきっぽでの執拗なノックでぐずぐずになった最奥に押し入られたら、すぐにちんぽの快楽に溺れた顔に変わる。
 焦点の定まらぬぽんやりとした金色は、うるみ、まぶたも落ちかけ、はしたなくよだれと喘ぎを垂れ流す口は、ちんぽをしゃぶるのが上手そうに見えた。——実際はそうでもないが。
「はぁー……っ♡ 桃太郎ちゃんのおまんこたまんねえなあ……♡♡」
「ほぁ……♡ ぁ、ぅ……♡」
「だらしねえ顔して……搾り取ってくれんじゃねえのか?」
 頑張れ頑張れと揺さぶってやると、舌足らずになきながらおまんこをぎゅ、ぎゅ、と締めつけた。何も言わなくとも上手におしゃぶりしていたが、桃太郎としての使命を思い出したらしい。
「ぉにさん、がぁ……♡ も、だしたぃ♡ ってちんぽびくびくさしぇてる、からぁ……♡♡」
 剥き出しの腹の上にそっと手を乗せ、胎の中のちんぽを撫でるような仕草をする。自分だって硬くしたちんこをぷるぷるとふるわせたまま、まんこをきゅんきゅんとさせているのに、心底負けん気が強い。
 だからこそ、素直でかわいくさせる甲斐があるのだが。
「そうだなあ……っ♡ 桃太郎ちゃんがでかちんぽだあいすき♡ なエッチなおまんこだからなあ……っ♡」
 今もおまんこは射精を促してむちゅ、みちゅ、とちんぽに絡みついている。何が断種だ、搾り取るだ。ゴムを剥ぎ取らんばかりに吸いついて、中に射精されたくてしょうがないと強請っているのはどっちだ。
「なあ、桃太郎ちゃんのエッチなおまんこ……♡ ゴム越し種付でイケるのか……?」
「ぃける……っ♡」
「ほんとかあ? 今までずうっと……生でちんぽ汁びゅ〜ってして……♡ おまんこぜえんぶちんぽ汁漬けにされて……♡ それでおまんこもちんこもイクイク♡ ってしてたのに……?」
「う、さぃ……っ♡ も、だせ……っ♡ はゃく、ちんぽじるだせぇ……っ♡」
 意地悪く責め立てたら射精を催促されてしまった。甘イキの止まらない身体はとうに限界だったらしい。
 言葉だけなら癇癪を起こした子供のようだが、声音は隠しきれない種付お強請りへの期待と懇願で甘くとろけて濡れまくっている。はやく、これが全てだろう。
 亀頭をおしゃぶりするやわい最奥も、太茎を根っこから締めつける敏感な肉壁も、最初に擦られてからふっくらと腫れて、ちょっと撫でられるだけでイッてしまうふくらみも、硬くいきり勃ったちんぽにかわいがられ、種をつけられ、いやらしいおまんこにされるのを待ち侘びている。
「言われなくても、なあ……っ♡」
「ふぁっ♡」
 正直言えば快感に弱い恋人の騎乗位はぬるい。
 弱いところは避けるし、避けてもちんぽは気持ちいいと教え込みすぎて動く前に動けなくなってしまう。今日は比較的頑張っていたが決定打には欠けた。
 ひときわやわこくちんぽに弱い最奥に押し入りやすいという利点を活かし、ちょっと腰をふるだけで敏感な肉壁に扱いてもらえるのは良いのだが。
「ふぁぁ♡ ちんぽ……っ♡ ぃき、なり……♡ ゃ、あ、ぅ♡」
「早くエッチなおまんこイキたいんだろ……っ♡ イカせてやる……っ♡」
「や♡ やぁっ♡♡ ぃ、く♡ おまんこ……っ♡♡」
 きゅんきゅん♡ きゅうきゅう♡ とはしたなくちんぽに種付を強請るおまんこは、甘イキでは得られなかった快感でイこうと必死で絡みつき、扱く。自分の腹を撫でていた手は崩れ落ちそうな身体を支えるため、こちらの腹へと縋りついた。
 体勢が変わり、おまんこをぐりゅ、と捏ね回してしまう。予期せぬ刺激に跳ねるものの、くったりと身を伏せてちんぽを享受することにしたのか、口ばかりの抵抗でおまんこはきゅぅぅぅ……っ♡ と切なげにうねった。
「桃太郎ちゃんのおまんこ……っ♡ 搾り取る〜って言ってたちんぽにイカされちゃうなあ……っ♡♡」
「ま、てぇ……♡ ぉまんこ♡ いく♡ ぃく♡ いくぅ……っ♡♡♡」
 負けじとちんぽでおねだりまんこをほじってやる。絶頂間近のおまんこはみちみち♡ むちむち♡ とちんぽを搾るためだけの場所のようにぴったりとハマり、心地良い。
 甘くとろけ、素直にいく♡ となく姿のいとけなさに嗜虐心がくすぐられ、苛むような言葉で責めてしまう。同時におまんこもかわいがってやれば、絶対にちんぽに勝てない身体ではイクしかない。
「射精すぞ……っ♡ イキたてまんこ……っ♡♡ ゴム越し種付でまたイケ……っ♡♡♡」
「あ♡ ふぁ……っ♡ やぁぁぁ……♡♡♡」
 びゅうぅぅぅぅっ♡ とやわく絡みつくまんこに叩きつけたちんぽ汁はしかし、ゴムに包まれて肉壁に撒き散らされることはなかった。
 限りなく薄いものを選んだのかほとんど違和感はないものの、射精した後にまんこ壁に塗り込める癖で動いてしまいゴムの中がぐちゃりとして気持ちが悪い。
 いくらか物足りなさを感じながらも、へたりと伏せる恋人をゆっくりと仰向けに倒し、ちんぽを抜く。ず、と擦れる感触と、きゅ、と食いしめるまんこに危うく勃ち上がりかけるのをこらえていると、抜いた時にはゴムがまんこに残されたままになっていた。
「ひとゃ……?」
 きゅ♡ きゅぅ♡ と、まだまだ足りないとばかりに種入りゴムをしゃぶるいやらしいおまんこに無自覚なのか、鼻を鳴らして身をよじる恋人は上目遣いで首を傾げる。かわいらしいちんこは潮だけは吹いたらしく、透明な汁がゴムの中に溜まっていた。
 いよいよ格好だけが勇ましい桃太郎に鬼の断種など夢のまた夢。これなら鬼の子を孕んで和平を目指す方が現実的なくらいだ。
「ひ……っ♡」
 つぽ、と引き抜いたゴムを見せつけて、どうにか汗みどろ程度ですんでいるコスプレ衣装を脱がせてやる。
 イッた余韻でふるえる恋人は目を白黒させながらもまだ終わりではないと察したらしく、されるがままになりながらも少しだけ腰が引けていた。
「……次はゴム無しでヤるからな……♡」
 すっかり裸に剥かれ、逃げ場のない恋人の鼓膜に間違いなく届くように囁くと、おずおずと足を開く。
 恥じらいながらとけた目も、ひくつく尻も、なにもかもが犯されるのを待ち望んでいた。

2025/02/03/作文


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