えんどう豆の一粒さえも
やるなと言われたらやる、やれと言われたらやらない。天邪鬼でムラっけのある空却は、それはまあよく叱られている。
冷房の効いたリビングにごろんと寝そべる空却は、起こす気が引けるほどぐっすりと眠っていた。
険のない寝顔は年齢よりも幼く、常の威嚇する獣のような表情をやめると作り物めいた白皙の美貌をしているのだ。
だがしかし中身は獣であり不良であり破戒寸前坊主見習いである。
今日も今日とて獄の家に用があると言って寺を出て、こうしてすやすやと眠って——サボって——いる。
住職であり父親である灼空さんから、言っても聞かぬ馬鹿息子とはご存知でしょうが、と頭を下げられたら、家族であり、チーム最年長であり、恋人である者として、気合いを入れて叱るしかない。
とは言っても空却のことを叱ったことがない獄ではない。むしろ耳に出来たタコを酢漬けに出来るくらい口を酸っぱくして叱ってきた。
琴線に触れなければまるで響かない空却を、効果的に叱るのは難しい。ああ言えばこう言う。ラップスキルに直結する頭の回転と舌の滑りはナゴヤ代表を宣うだけあって良いのだ。
どうしたものか、と頭を捻る獄の苦悩を知る由もなく、空却がむぅ、と鼻を鳴らした。
のんきに穏やかな寝息を立てる恋人に少しだけ苛立って、ぺちん、と尻を叩く。
「ふ、ぅん……っ♡」
叩く、と言っても、本当に軽く、起こす気もないくらいの力しか込めていなかった。見慣れたサルエルパンツの生地がほんの少しへこむくらいの、空気が抜ける音の方が派手なくらいの威力だったのに。
百人が百人、最中と断言するであろう声音は、叩かれたことに快感を得ていなければ出せないもので、何の気なしに叩いた獄の時は一分強、凍りついた。
なんだ今のは。
動揺のあまりドキドキと心臓が早鐘を打ち、尻を叩いた手のひらをじっと見つめていたら冷や汗までかきはじめた。
無反応かせいぜい寝返りか寝言だと思っていた獄にはまさに寝耳に水の色気で、尻を叩いただけなのに、という逡巡を延々とくり返してしまう。
LEDライトの下、どくどくと脈打つ手のひらの血潮を感じながら、は、と思いついた。
空却とて別に好き好んでサボっているわけではないのだが、父親にしても恋人にしてもわかってはくれない。正直に言えばいいのかもしれないが、大事にしたくはないし、そもそもはっきりとしないのだ。
最近、なんとなく落ち着かない。腹がもぞもぞとして、どことなくだるいような気もする。ただ明確に熱があるだとか、痛みがあるでもなく、相談もしにくい。
そんな調子で寺にいても気もそぞろで修行に身が入らず、いくらかマシなのが獄の家だった。
空気か匂いか雰囲気か。腹の虫も大人しくなり、だるさも減る。そうして安心してつい寝入ってしまう。
いい加減、父親にも恋人にも叱られる頃合いだとわかっていたものの、解決の糸口どころか原因もわからないままでは叱られ損でしかない。
とりあえず獄が帰るのを待って、それから相談しよう、そう決めるとすぐにまぶたが落ちて、空却は眠ってしまった。
ばちん!
次に空却が目を開いたのは、尻への強烈な痛みのせいだった。
寝ぼけ眼をぱちくり、としばたたかせ、あたりを見渡すと、床ではないものの上に載せられているのに気づく。
じたじたと手足を動かすと、胴体だけが何かに載っているらしい。宙を掻いてすぐに床に触れたからそう高くはないようだ。
叩かれた時の感触と、手足を動かした感覚からすると服も着ているらしい。
「な、ん……?」
ばちん!
再び尻へ、完全に覚醒へと促すような一撃が放たれ、びくん! とのけ反る。
「ひ、んっ! な、んだよ……!」
「ひとんちでサボる、不良僧侶へのお仕置きだよ」
「獄?」
「ここが誰の家だと思ってんだ」
上から降ってきた聞き慣れた声とその内容から、どうやら恋人の膝の上に載っているらしい、と目星をつける。
この古式ゆかしい尻叩き状態を抜け出せないかとも這い回ると、くすぐったい、と尻をまた叩かれた。
「ぃ、た!」
「灼空さんに言われたんだよ、最近俺の家でサボってる空却を叱ってくれって」
「そんで尻叩きって……痛!」
べちん!
問答無用で叩かれ、ひりひりと痛む尻が熱を持ちはじめている。このまま叩かれ続けたら尻の割れ目が増えかねない。
「拙僧にも、事情があんだっ……いってぇ!」
「どうせ暑くてダルいとかそんなもんだろ。ちゃんとやることやったらいっくらでも休ませてやるから、サボるんじゃない」
ばちん!
「ひっ、ぅんっ♡」
獄、と呼び止めようとした瞬間、叩かれた尻がびん……っ♡ と響いて、腹をずくん……♡ とふるわされた。
ほとんどセックスの時と同じ、奥深くまで暴かれ、太茎で貫かれ、突かれ、穿たれ、揺さぶられる感覚に、叱られているにも関わらず体がいやらしく高められていく。
ばちん!!
「ぁんっ♡ ひ、ぉや……♡♡ ま、て……♡」
馬鹿みたいに上擦った声だけじゃない、股間もすっかりふくれているのに、密着している獄が気づいていないわけがない。
それなのに無言でばちん! ばちん! と手のひらをいっぱいに広げて尻を叩くのをやめてくれない。
「ぃひゃぃ……っ♡ ひぉゃ……♡ しり、ぃひゃぃ……♡」
「どうだかなあ……気持ちいいの間違いじゃねえか?」
「ぃひゃあっ♡」
容赦なく振り下ろされる手のひらが、だんだん空却の胎を的確に悦ばせる場所と力加減を覚えはじめ、尻の痛みと共に突き抜けるような快感が襲いかかる。
尻たぶだけでなく、尻の穴のその奥にまでびりびりと響いた衝撃が、浅瀬のふくらみから太茎の先っぽでしか届かない一番奥のやわな肉壁にまで届く。
じんじんと広がり残る余韻は、またすぐに叩き落とされる手のひらでより大きく深くなり、ついにふくれきった股間の箍を外してしまった。
「あっ♡ いひゃ、ぁっ♡ ひぁぁ〜……♡♡♡」
ぴゅぅっ♡ ぷしっ♡ しゃぁぁ……♡
自然と股間を押しつけていた獄の太腿に、尻叩きで絶頂した証拠を全てぶち撒け、脱力する。
下着の中がぐちゅ、とぬめり、パンツもぐっしょりと濡れて気持ちが悪いけれど動けない。
「お仕置きでイくやつがあるか」
「……そもそも、おしおきっつうのがやらしぃんだよ」
「自分のいやらしさを棚上げするな」
す、と腕を振り上げる気配がして、びくん、と身構えると、ふ、と鼻で笑われた。
「んだよ……」
「なんで尻、ちょうどいいとこに突き出してんだ?」
「ひ、ぃんっ♡」
言い訳をする間もなく、ばちん! と尻を叩かれる。ぶしゃ♡ と股間で飛沫が上がり、恥ずかしいシミが一回り大きくなった。
恐らく、空却はもうサボらない。でもそれは獄のお仕置きで懲りたからではない。
腹の中でざわめくモノを大人しくする方法がわかったからだ。
ざわざわと腹から湧き上がる感覚が何かわかっていなかった空却に、答えを教えてくれたのは獄だった。
けれども空却の身体にままならぬざわつきを植えつけたのもまた、獄自身であった。
散々に恋人の尻を打ち据えてイカせるというアブノーマルなプレイをしでかした後、ぐっしょりとあられもない汁にまみれた互いの服を洗濯しながら、獄は恐れていた。
冷静になった恋人に怒られる——嫌われることを、である。
恋人——空却は獄のことが好きで、惚れ抜き、何があろうとされようと絶対に嫌いにならないと自ら言っている。
もちろんそれは獄が金目当てで人を殺すなどしても許すということではなく、獄が空却を思ってしたことならば許すというもので、主に今回のような『そんなつもりじゃなかったけどついムラついてやった』ような場合に適応される。
あまりになんでも良しとしすぎる空却に、不安になってセーフワードをもうけても、それすらいらないと頑として口にされずにきた。けれどさすがに今回は……。
精子と潮と、小水。
すさまじい有様のパンツを下着ごと下ろすのにすら感じる空却が、ふぅぅ……♡ と重たく甘ったるい息を吐くのに意地悪心が首をもたげる。脱がしてやるつもりだったのを太腿あたりで止め、拭いもされない淫汁まみれの股間をさらしたまま、身動きを取れなくしてやった。
結果として空却の粗相まみれの若茎が直接触れることになった獄の太腿周辺に、いっそうはしたない汁のシミが広がる。布越しとは違う感触なのが良かったのか、あるいは獄が好きだからか、ゆるく勃ち上がっていた若茎は、先に放った分と今まさに放とうとしている絶頂の証を、獄の太腿に刻もうとしていた。
「俺の足にマーキングしようとするな」
「まーきんぐ……? せ、そぉ、ちんこ、きもちぃ♡ ってぇ……♡」
うっとりとした声音は自分が何をしているのかわかっていない。ふっ♡ ふぅぅ……♡ と息を荒げながら、ぬこっ♡ ぬこっ♡ とかわいらしく腰を振る姿は、お仕置きで真っ赤になった尻がゆさっ♡ ゆさっ♡ と揺れる様と相まって、倒錯的な淫猥さが獄の頭をうだらせる。
「……ちんこ擦りつけてザーメン塗りたくるのは、自分のものって宣言すんのと同じなんだよ」
「ぁ♡ ひとやが、せ、そぉにしてるやつかぁ……♡」
言うや否や、ぬち♡ ぬちゅ♡ と露骨に腰の振りが激しくなった。濡れて湿ったパンツに新しい淫汁が擦られると、じゅわぁ……♡ と熱い汁が広がる感覚ですぐわかる。
「ほぁっ♡ ほあぁぁぁぁ……♡ ちんこまーきんぐ♡ きもちぃ♡ ひとゃのあし……♡♡ はらませぅ……っ♡♡♡」
ぬちゅんっ♡ ぬちゅちゅっ♡ ぬちゅぅぅ〜♡
抱かれたことしかない空却の腰振りは、だんだんと力強くなっていったものの、孕ませようというよりも孕もうとする気概に溢れていた。
むっちりとした尻たぶのあわいから、ひくんっ……♡ とわななく後腔が覗くたび、腰を打ちつけるのではなく、ぷりん♡ と尻を突き出して見えるたび、足を孕まされる悦び以上に、一生懸命に普段されている種付を再現しようとする空却の健気さに逸物がいきり勃つ。
「あっ♡ ぁんっ♡ ぁあっ♡ ぃくっ♡ ぃくぅっ♡ ひとゃのあし……っ♡♡ ぉまんこに、しゅる……っ♡♡」
言葉だけは頼もしいけれど、とっくの昔におまんこにされた側が出すとろけきった声での種付宣言は、ぴゅっ♡ ぴゅるるる……っ♡ という潮や小水よりも淑やかな射精もあって、たまらなくそそった。
本当に空却は獄しか知らないのだ、とこんな形で教えられることもあるのだと感動すらして、もっと上手に出来るようにしてやりたくなる。
「俺の足まんこ、気持ち良かったなあ?」
「ぅ、ん♡ きもちぃ♡」
いくらかやわらかくなった若茎をにちゅにちゅ♡ と動かして足に精子を塗り広げるのは、獄が空却の中に射精した後、同じように塗り広げているからだ。ん♡ ん♡ と達した直後の敏感な若茎では辛かろうに、いじらしくおまんこマーキングを真似る姿に獄の逸物も思わず雫をこぼす。
「んっ♡ ん、ぅ……っ♡ ひ、ゃ……♡ ぁ♡ ごめ……っ♡ でりゅ……っ♡♡ ぉしぉ、でりゅぅぅぅ……っ♡♡♡」
微笑ましい種付ごっこの終止符は、ぷしゃあぁぁぁぁっ! という威勢のいい潮吹きで打たれた。これまでほどこしてきたマーキングを洗い流す勢いに、ふ、と笑いがもれてしまう。
「人の足、おまんこどころか便所にしやがって……♡」
「ら、てぇ……っ♡ ひとゃのぉまんこ……♡ きもちぃ、からぁ……♡♡♡」
はぁー……♡ はぁー……♡ と乱れた呼吸だけはいっぱしで、けれどもやはり仕草の全部が種付するよりもされたいと訴えていた。
びくびくん♡ と跳ねる身体をおもむろに床へと下ろし、尻だけを高く上げさせる。赤く腫れた尻の痛々しさは、同時にこれほど痛めつけられても達する空却のいやらしさを突きつけた。
それで完勃ちする俺もよっぽどか、という自嘲を頭の中だけでして、窮屈な前をくつろげる。ぶるん……っ! とまろび出た逸物は、狙ったとおりに真っ赤な尻へと乗り上げ、割れ目におさまるように鎮座した。
触れた尻から伝わる、ぶる……っ♡ という期待に満ちたふるえに、逸物もびき……♡ と硬くなる。
「上手におまんこ出来たご褒美に、もっと上手になれるようにお手本をやってやる」
ぐ、と尻を掴んで、ゆっくりと割れ目に逸物を擦りつけると、早すぎる粗相の音が響く。
しょろろ……♡ と床を濡らす淫汁が、今から小さな海を作る様を想像して、唾を飲み込んだ。
思い返しても尽きぬ後悔に頭を抱えながら、今はベッドで眠る恋人の寝顔を覗きに行く。
困ったことにその顔は、最初にリビングに転げていた時と同じで、あれほどの無体を働いた男がくちづけ出来るほど近くにいるのに、すやすやと眠りこけていたのだった。
空却は人の気配に敏感で、特に悪意や害意にはよく気がついたから、少しでも感じるものがあれば眠っていてもすぐに目を覚ます。子供の頃からずっと。
そんなつもりではなかったのに獄と散々いやらしいことをして、ぐったりとした空却はされるがままの後始末に身を委ねて寝てしまった。
気絶めいた眠りは浅く、寝ぼけ眼をぱちぱちと動かせば、見慣れたベッドの上にいると気づく。
ぐちゃぐちゃだった体はすっきりとしているし、腹のざわつきも……。
消えた、と思ったそれはしかし、頭を巡らせた瞬間、ずくん、とぶり返した。
じくじくと痛む尻の腫れと共に蘇る淫らな行為の記憶に、鎮められたばかりの体は簡単に火がつき直してしまう。
恥ずかしいほどはしたない、欲に弱い体を必死で律しようとするものの、着替えさせてくれたスウェットの下でぴん、と勃起する尖りを感じて息が荒くなった。
やっぱり、最後、抱いてもらえば——
ご褒美に種付のお手本をやってやると言われ、打ち据えられて真っ赤な尻に、燃えるように熱い逸物が構えられた。
抱かれるつもりのなかった体は何一つ準備できていない。このままの挿入は空却はもちろん、獄だって大惨事になるから止めなくてはならない。
際限なくイキまくっているうだった頭でも、それくらいの判断力は残る空却が、待て、待って、と獄に噛みつくも、ずりゅん、と逸物が尻の谷間を上から下へ、なぞるようにすべった。
「ひ……っ♡♡♡」
腫れた尻の表面と尻たぶのあわい。敏感に変えられた場所をまとめて愛撫されて、空却は簡単に達してしまう。
ぷしゃぁぁっ♡ と与えられる刺激に喜び勇んで飛びついたとわかる水音は、また一回り大きく淫らな領海を広げた。
「まだなあんもしてねえってのに……♡ 全身おまんこだと忙しいなあ?」
「は♡ ぁん……っ♡♡」
全身おまんこ……♡ そんな、そこまで淫らじゃない、そう言ってやりたかったのに、尻たぶをそっと開かれ、汗で蒸れている、と見なくてもわかるあわいを、ぬう……っ♡ と逸物——ちんぽが挿入れられた。
空却の尻たぶにたまった汗と、獄のちんぽからだくだくとこぼれる先走り。その両方で尻たぶのあわいはぬとぬととぬめり、縦に割れた窄まりは注がれ慣れた種汁の予感にきゅん……っ♡ とひくついた。
「縦割れまんこ♡ ちんぽしゃぶろうとしてかあわい……♡ でも今日は我慢な♡」
「ほあ……♡ どこ……っ♡ きょぉ、どこ、ぉまんこ……♡ すんの……っ♡」
ぬちょ、ぬとぉ……♡
尻の谷間を行き来するたび粘ついた水音が増し、すべりも良くなっていく。
縦割れまんこと呼ばれた後腔の肉縁をぬちゅっ♡ ぬちょっ♡ と勢いよく擦られたものの、生ハメ種付への期待はおあずけを食らい、たかぶったままの体がいやいやをするように、ちんぽにくちづけ、締めつけた。
「は……♡ おねだり上手なまんこしやがって……っ♡ でも、今日は尻だよ……♡ さっき散々叩いて♡ イキまくった尻……っ♡ 腫れて真っ赤なとこ……♡ ぜぇんぶザーメンぶっかけてやるから、な……っ♡♡」
「ぁっ♡ しりっ♡ しりのそとっかわ、までっ♡ おまんこ♡♡ されりゅぅぅっ……♡♡♡」
「尻の内側、一番におまんこ♡ になったもんなあ……♡♡ 今日で尻も……♡ 服着ただけでイッちまうなあ……っ♡」
「そ、なぁ……♡♡」
とどめとばかりに、一際低い声で紐みたいな下着しか着れなくしてやる……♡ というとんでもなく破廉恥な宣告をされ、鷲掴まれた尻が痛みではない熱を帯びる。
こらえた息遣いとちんぽに身構えると、じりじりと尻たぶを寄せ上げられた。割れ目に挟んだ時のように尻たぶでちんぽを包んで、満遍なく子種を塗りつけようとしているのだ。
尻が、とっくにおまんこにされた中ではなく、外側が、おまんこにされる——♡
ぞくぞくと背筋をふるわすのは、本当に全身をおまんこにされる恐怖と期待。
服を着るだけで絶頂し、ちんこと縦割れおまんこしか隠せないような紐を纏うしかなくなる未来が目の前にある。
「ぁ♡ ふぁぁぁ……♡♡♡」
あまりにも淫らで、色狂いで恥知らずな想像に、じょっ♡ じょろろろろろ……っ♡♡ と興奮しきった野太い粗相をしてしまった。
絶対そんな風になりたくないのに、そこまで快感を極めたらどうなるのかという好奇心が湧き上がって止まらない。
「やらしい下着しか着れなくなって♡ 全身おまんこ♡ 見せつける想像だけで嬉ションかあ……♡♡」
「ゃら……♡ ぜ、たいやらぁ……♡♡」
「嫌なのに嬉ション止まんねえんだなあ……♡」
「ゃ……♡」
もはや口だけの嘘だと見透かされて、ぐ、と尻を掴む手が強くなる。尻たぶの上、ばちん! と鞭さながらに打ちつけられたちんぽの重さに、じょぉぉ……♡ と怯えと、それを凌駕する悦びと快感でいやらしい粗相が迸った。叩かれた腫れはもう痛みではなく、完全に快感のスパイスでしかない。
ぐりゅぐりゅっ♡ と左右の尻たぶに順繰りに押しつけられ、食い込む肉竿はびくんっ♡ びくんっ♡ と子種を噴き出そうと構えている。寄せ上げられた尻たぶの中は割れ目のように蒸れはじめ、む、と熱がこもるのを感じた。
「はあー……♡ むちむちであったけえの……♡♡」
「ひぉゃの、ちんぽが♡ あちぃからぁ……♡♡」
ぬっ♡ ぬぅっ♡ ぬちゅぅうううぅ……♡ と、ついに尻たぶをおまんこにする種付がはじまり、ほとんどセックスと同じ腰振りに合わせるように空却の腰も揺れる。
くたりとしたちんこはぷるんぷるん♡ と一緒にゆさぶられながらも、時折ぷしゃ♡ しょろろ♡ と甘イキ報告を欠かさない。
「ふ、ぅ……♡ 射精すぞ……っ♡ 叩かれてイく助平な尻肉♡ まんこになれっ……♡♡♡」
「ふぁ……っ♡ しり♡ ざーめんあびて♡ まんこになりゅぅっ……♡♡♡」
ぐにゅぅっ♡ と力一杯寄せ上げられた尻肉に、びゅるぅうぅぅううううぅぅぅぅっ♡ と鉄砲水のような種付がほどこされ、叩き続けられた時と同じ、深い絶頂が訪れる。
ぶしゃっ♡ じょろろろろ……♡♡ と本気イキでないと出ないはしたない音を響かせる粗相を恥じらう暇もなく、両方の尻たぶにぬちぬち♡ とこってりと重たく粘る子種が塗り込められた。それだけでまたじょぉぉ……♡ と嬉ションがしたたり落ちる。
「助平な尻肉♡ まんこにされちまったなあ……♡」
「ぁはぁ……♡」
全身まんこにぴったりの助平な下着は用意してやる……♡ という予告に、おそらくまた絶頂し、盛大な粗相をしながら意識を無くした。
思い出すほどに目眩がする。こんな恥ずかしくていやらしくて獄は本当にいいのか。
逡巡はしかし、綺麗さっぱり整えられた自分自身と、洗い立ての匂いがする清潔なベッドが答えだった。
嗅ぎ慣れた洗剤とかすかな獄の香りに、火がついた心と体は自然とおさまり、やがてもう一度眠りに落ちる。
少しして、様子見に来た恋人が不安になるほど安らかに。
2025/8/12〜14
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