母なるものよ乳なるものよ+EX
生まれたての動物みたいに歩く恋人に手をかして風呂場に行くと、待っていろ、と追い出されかけた。
手伝ってやると言ったら、いま、さわられたら……♡もたない……♡と断る目が期待にとろけていて、一人にしたら盛大に煽られるのが目に浮かぶ。
快楽でふにゃふにゃの恋人は普段より御しやすい。閉めようとする扉の隙間から強引に入ると、軽く触れ合った拍子にどこか刺激されたのかへたりこむ。
お互い、ぐしょぐしょになった服は脱ぎ捨てていた。小さくまるまった一糸纏わぬ身体は全身を赤く染めて、びくびくとふるえている。
「ばか……っ♡」
かわいくないことを言うくちびるは隠れているが、じと、と睨めつける目は口先だけだとうたって先をねだっていた。
バスチェアに座り、その上に腰のくだけた恋人を乗せ、足を大きく開かせる。ソファーでしごいてやったときの体勢に近いが、脱力して羞恥もとろけた身体は、手でおさえるように言わなくとも勝手にはしたなく開いてしまう。目の前の鏡に自らのあられもない姿が映っているのも気にならないらしい。鏡の中と上から覗き込む、両方の視点からの眺めは新鮮で、このまま気づかずにいてほしいと思う。
最低限は自分でやる、と風呂の前にトイレに篭城されたのだが、くぱ、と縦に割れた肉縁は呼吸に合わせてゆるやかに開閉した。後ろからだとちらちらとしか見えない場所が鏡に映り、指をはわせるとぴく、と反応する。
しかしこれではまだ挿入れられない。性器よりも快感を得るようになっても、そこは自然と濡れない繊細な場所で、招くようにうごめいても、乱暴にしたら簡単に傷んでしまう。
持ち込んだローションを手にぶちまけて、ひくひくと誘う穴にすりこむと、まだ第一関節くらいしか挿入っていないのにきゅうぅ……と絡みついた。どんどんぬめりを注ぎ足して、奥へと誘い、ねだる、淫らな肉壁を、ちんぽが挿入る性器へと仕上げていく。
「イく♡ヤダ♡やぁ♡やだぁ……ッ♡ひとゃのちんこでいきたぃのに……♡なか♡ゅびとんとんするの……っ♡♡」
こちらを背もたれにしてくったりとしたままの恋人が、一際きゅうん、と締めつける場所を繰り返しいじめると、びくびくとのけ反ってイッた。指で届く限界まで拓き、子種の前にさんざん注ぎこんだローションはぷちゅ、ぷち、と泡立っている。一度は萎えたちんこもきもちいい、と訴えるように勃ちあがり、ぷぷ、と透明な汁をこぼした。二つの視点とやわらかい尻に刺激されて、さんざん吐き出したちんぽも復活している。
挿入れよう、としたその時、もぞりと恋人が動いた。う、ん、と喘ぎながら、重そうに膝裏を抱え、両手の指でくぱ、と後腔の縁を広げる姿が鏡に映る。ぐちゅ、じゅぽぉ……と肉色に熟れた蜜壺が、ローションをこぼしながらひくひくと物欲しげにうねった。
「ひとや……♡」
いつから鏡を見ているのに気づいていたのか、気づいても恥じらうどころか煽るのに利用して。手の内を明かさぬまま、蠱惑的に微笑む金色が弧を描く。ぴくぴくとふるえる太ももと指先が健気なのに、ちんぽをねだる肉縁はぷちゅ……ぷぷ……とはしたなくねばついて、いじわるをしたくなる。
「ママ……じゃないな。今はなんだ?」
「ふ、はぁ……♡こいびと……っ♡せっそう、ひとやのこいびと……♡♡♡」
「恋人、にどうされたい?」
「……っ♡せっそうの……やらしいケツ……♡ひとやのちんこで♡たねつけされたい……♡♡♡ナカに、ナマで、びゅぅ〜〜〜♡って……♡」
だからはやく……♡と広げられた後腔から、ぷぷ、と泡立ったローションがつたい落ちた。
膝を抱えた腕に重ねるように持ち上げられ、どちゅんっ、と真下からちんこを打ちつけられて、ひゅ、と息をのむ。衝撃と快感で広げていた指は離してしまったが、かわりに杭のように太く硬い肉棒がずっぷりとハマり、いやらしい穴を開いた。鏡の中の自分もうっとりと目を細めてちんこを食いしめている。
身体を重ねるのは久しぶりで、その間に尻をいじったりなんかしていない。だから張り出した亀頭にぐりぐりと刺激されながら、熱く硬い肉茎の形を教え直すように割り開かれるだけで、きゅうきゅうと締めつけてしまう。
「ひとやのちんこ……♡」
ぺち、ときんたまが当たって、ちんこが根本まで挿入ったと告げられる。小刻みに動いてはみちみちとナカをこねて拓いていくちんこがきもちよくて、うれしくてしょうがない。
挿入れたときはまだ少し余裕のあった恋人も、快感をこらえるように眉を寄せている。鏡越しの欲望丸出しのギラついた顔につられて興奮してしまう。
「あんま締めんな……っ」
「やぁだよ……♡」
ぴったりと、欠けたピースを埋め合うように繋がって、あたたかくてきもちよくて離したくない。ナカに自分のではない熱い塊を感じてきゅんきゅんと胎がうずいてしまう。
このまま、燃えるように熱くて石みたいに硬いのに、敏感で繊細な場所を抱きしめるように包んでいたい。もっとナカに、忘れられないくらい、その形に自然に拓くくらい、犯されたい。
「このまま……♡だせよ……♡♡♡」
きゅぅぅぅ……と搾るように締めつけると、びく、とちんこがふるえた。膨れたさきっぽが射精したい、と尿道口をくぽくぽさせるのを、肉壁がぴったりと吸いついてちゅぽちゅぽと甘やかす。
「……せっそうのナカ……♡ひとやの、ちんこのかたち♡にして……♡そんでぇ、ひとやのこだね……♡いっ、ぱい……♡だして……♡ひとやのもん……って……して……♡」
腰を引いて逃げようとするちんこにすがりついて、ナカをちゅう〜っと締めつける。ぢゅ、ぢゅぽ、ちゅう、とねばついた水音が結合部から響いて恥ずかしい。そのたびにびくびくと脈打つちんこの形が鮮明になって、ずっと甘イキしているちんこがまただらしなくぷし、と潮を吹いた。
「あ♡ひ、んやぁ……♡」
一瞬のゆるみに、すかさずちんこが抜かれる。亀頭だけが肉縁にひっかかるようにナカにいるが、いつ抜けてもおかしくはない。ぬろ……と抜ける感覚すらきもちよくて、寂しさに肉壁がうずく。
「せっそうのナカ、だしたくねぇ……?」
残った亀頭を肉縁でしゃぶるように愛撫して、むす、とした恋人を見上げる。
できることならあのままびゅぅ〜〜〜っと出されたかったから、喜び勇んで締めつけすぎたか。甘やかすような態度がプライドを傷つけたか。
切なくて繋がったところをまたきゅぅ……と締めてしまう。
「……っあとでイヤとか言うんじゃねえぞ!」
「へっ……ぁ♡ふあっ♡きたぁ……っ♡♡」
ぶちゅん!と再び一気に貫かれた。
限界まで高められて感じすぎるやわな場所に、いきり勃ったちんこがごちゅごちゅと乱暴に侵入する。
「あっ♡おちんちん♡せっそうのえっちなところ♡ぜぇんぶごりごり〜って♡ふぁ……っ♡そこ♡だめぇ……っ♡♡いっちゃう……っ♡♡」
絶頂寸前まできておあずけを食った同士、容赦なく弱いところを貪りあって、ぶちゅぶちゅじゅぽじゅぽといやらしい咀嚼音が響き渡った。
切なくてきゅうきゅうとちぢこまっていたナカが、一突きごとにイって、射精でイクのを忘れたちんこがぴゅるぴゅると不透明な汁を吹く。
「イケよ……っ俺のもんなんだろ……っ!」
「〜〜……っ♡」
言葉だけなら傲慢なのに、小さな子供みたいな独占欲しか感じない。そんなかわいいことを言われたら、はいと答えるしかできない。
奥の奥、獄のちんこで届く一番奥まで犯されて、びゅうぅ〜……と子種をぶち撒けられる。もっともっとと射精直後の敏感な亀頭に吸いつくと、びゅ、びゅぅ、と尿道に残った残滓が吐き出された。
「ぁ……♡は♡いっぱぃでてる……♡」
「俺のちんぽの形にされて、俺のちんぽ汁出されたかったんだろ……?」
「ん……♡じょぉずだったぜ……♡ひとやくん♡の、ほんばんたねつけ……♡」
「……ママはやめたんじゃねえのか」
「だって♡ひとや、カワイイこというから……♡ぁ♡」
カワイイ、にナカのちんこがぴく、と反応する。やわくなっていたモノが再び硬くそり返った。
「ひとやぁ……っ♡」
見えない顔を見たくて正面を向くと、不愉快そうな顔がだらしなくとろけた顔をじと、と見つめている。
まだ『カワイイ』なんて言う気かと如実に語る目はぜんぜんかわいくなんかない。
「……クソエロガキ」
あんまり大人を舐めるな、とイキ癖のついたナカをぶちゅん!と穿たれた。
こちゅこちゅぶちゅぶちゅとずっと同じところをくじられて、ひんひんとなくことしかできなくなった恋人は『ママ』と呼ぶにはいとけない。
「ふ、うぅ……♡も、ちんこゃだぁ……っ♡」
「『ママ』だってやだっつったくせに結局やってるじゃねえか」
「や、だぁ♡ママやだッ……♡」
「グロい赤ちゃんちんぽ、イイんだろ?」
やだやだと駄々をこねながら、ちんぽにしゃぶりつくナカは、たしかに気持ちに反して快感を貪り続けているのだろう。
ぽんやりととろけた目は過ぎた快楽に困惑すらしていて、ぞくぞくするほどいやらしい。
「ゃぁ……♡こいびと、ちんぽが……いい……♡♡♡」
そうしてかわいいひとやの、やらしいちんぽがいい、なんて、ふわふわしたままおねだりする。
「かわいいのはお前だ、ろ!」
「や、ぁんっ♡せっそう♡かわいくないぃ……っ
♡♡♡」
「……赤ちゃんちんぽでイッちまう『ママ』はかわいいより、やらしいか」
「やらしい、のも、ひとや……♡だろ……♡♡」
「甚だ不本意だけどなぁ……!お前が俺をかわいいだのやらしいだの思うみたいに、俺だってお前がかわいくてやらしくてしょうがないんだよ……っ」
熱と欲でまともに頭が働いちゃいないくせに、頑なに譲らないのはなんなのか。そんなところすらかわいくて、やらしくて、なのに恋人ときたら。
「ふ、あああぁぁぁ……っ♡♡だ、めぇ……♡♡かわい、とかぁ……っ♡やらしぃとかぁ……っ♡♡いうなぁってばぁ……んっ♡♡」
ずぷずぷとちんぽで奥の奥、一突きごとにぴゅっ♡ぴゅっ♡とおもらししてしまうやわな場所をいじめて、かわいい、やらしい、と赤い耳に流し込む。
言うな、やめろ、は本心ではなくキャパオーバーの悪あがきで天邪鬼だから、タガを外してやればいい。
「なぁにが"ダメ"なんだ?赤ちゃんちんぽでさんざん中出しされてイッて……っ!今もずぅ〜っと、やらしい恋人ママまんこでちんぽよしよしして甘やかしてんだろ……っ」
「まんこ、ない、からぁ……っ♡よしよし♡してにゃ、いっ……♡♡」
「屁理屈こねんな……ちんぽでずぽずぽされてイキまくってるやらしいケツ穴はまんこっつうんだよ……!」
「ゃ、だぁ……っ♡♡」
「イヤ、ならまんこって言うたびにちんぽちゅぱちゅぱすんのやめな」
まんこではない、と言いながら、ずっぽりとちんぽを咥え込んで、根本からさきっぽへ、射精を促すようにきゅうきゅうちゅぽちゅぽと、やわくきつく搾りあげる。水のような淫液をもらしながら、ぷるぷるとゆれるちんこより、よほど性器らしく快感を享受していた。
かわいいやらしい恋人は、獄にならなんでも許してしまう。絶対に退けぬ一線以外、最後まで仕方ない、今回だけ、嫌々という風情を崩さないものの、受け止めてしまうのだ。
勝手気ままで突き放すような言動の割に存外に広い懐は、情の分だけ深くなる。どんな愚かなあやまちをも許す恋人が自分を真から諫めるとき、それは本当に止まらねばならないときしかない。
「……ま、んこ……♡でぃぃ、からぁ……っ♡♡も、ゃぁ……♡まんこ……♡♡せっそぅの、えっちな、おまんこ……♡♡ずっと♡おちんぽずぼずぼ……♡しゃれ、て……っ♡いってる……ぅ♡」
まんこ、と認めた瞬間、きゅんきゅん♡と甘く達し続けるナカがきゅぅぅ……ん♡と強く締まった。精を余さず注ぎこまれた肉壺はぬちゅぬちゅ♡と粘り、その滑りを借りたちんぽにごりゅごりゅ♡とえぐられてしまう。
「ちんぽ汁まみれのすけべまんこ……っ、また、いっぱい……っ種付してやるから、なっ!」
「あっ♡ゃう……っ♡ちんぽ……♡♡まんこ♡いっぱぃ……♡」
互いに限界が近い。ごちゅごちゅ♡とまんこを激しくほじると、奥からぶぷ♡とちんぽ汁があふれて落ちた。ゆるく勃起してぷるんぷるんとふるえるちんこときんたまは、自らのおもらし淫水で濡れて光っている。
じゅぱん!とやわな奥の奥を突くと、びくん、とのけ反って、まんこが絶頂、そして搾精の準備へと入った。きゅうん……っ♡と亀頭をがっちり押さえ、肉壁が尿道口へちゅぽぉ♡としゃぶりつく。ちんぽの形に拓かれたまんこは、ぴったりと張りつき、敏感なさきっぽも、くびれも、筋も、全部包みこんでしまった。
「ぁ、はぁ……♡ままのえっちなおまんこで……♡♡あかちゃんちんぽ……♡♡びゅびゅ〜〜〜♡ってしちまえ……っ♡♡」
最後の抵抗、と言うべきか、淫奔な色に染まった金色はとろんととけて、口角が楽しげに上がる。負けん気の強い恋人はどうにかして一矢報いたいらしい。
ん♡と鼻を鳴らし、ちんぽをちゅぅぅ♡きゅぅ♡きゅん♡と締めつける。危うく射精しかけるほど、甘やかし、搾りとろうとするまんこは、もうずっとイキっぱなしだ。
「……ヤダって言っても、きんたまの中身、ぜんぶ射精してやるよ……っ」
「ふぁ……っ♡や、ぁんっ♡」
ぶちゅ……♡ぷぷ……♡ちゅ♡と秘奥と鈴口のはしたないリップ音が響きわたり、吐精のために大きく膨れたさきっぽ
にごりごり♡と熱く熟れた肉壁を転がされ、やわな肉壁がきゅぅぅぅ〜〜〜っ♡♡としゃぶりつく。
子種をねだるとびきりいやらしいおまんこに、きんたまがぐぐぅ、とせり上がった。今にも吹き上がりそうな精液を抑え、硬く張り出した亀頭をずんっ♡と奥の奥へと突き立てる。
「ひっ……ぁんっ♡ゃ♡やぁ……っ♡な、も、はゃくぅ……♡♡」
ぶちゅちゅんっ♡とやわな肉壁を貫いたちんぽは、ぶぷ♡ちゅぷ♡ぢゅぼ♡と垂れ流した白濁まじりの先走りを拭うように秘奥をぐりゅ♡ぐりゅ♡とかわいがった。
敏感どころかずぅっとイキっぱなしのおまんこは、ようやく終わりの見えた絶頂にはしたなくすがりつく。
「焦んなくても、射精してやる……っ!」
恋人の痴態に腫れ上がったちんぽは上下の口から中出しをせがまれ、もうおまんこへの種付を我慢できない。
熟れた最奥をくじりながらびゅびゅっ♡びゅぅぅぅ〜〜……っ♡♡と放たれた精液は、そのまま快楽のてっぺんから降りられなくなったおまんこに直撃した。
「ぁうっ……♡あっ♡あぁっ♡ぁんっ……♡♡♡ま、まのぉ……っ♡えっちなおまんこ……っ♡ひとゃくんのぉ……♡おちんぽ……♡♡で、イッちゃっぅ……っ♡♡」
いく♡いく♡となきながら、発情まんこがきゅぅん♡♡とちんぽに甘え媚び、きんたまを空っぽにしようと根本からさきっぽまで、ぎゅぅぅぅ〜〜〜♡と締めつける。
ぎゅいぎゅいと搾り上げられた子種は、ちゅぽ♡ちゅ♡ちゅぅぅぅ……♡♡とやわやわとした肉壁に吸われ、抑えることもできないまま根こそぎ啜りとられた。
「……っかわいい赤ちゃんちんぽ♡にびゅ〜♡って種付されてイキたかったんだろ……っ?」
「ぜんぜん、かわいくないけど……な♡でも、ひとゃのおちんぽ……♡♡すき……♡」
いく♡いってる♡すき……♡♡と快楽漬けの頭でぽんやりとしたままつぶやくくちびるは、よく回る舌も痺れきってよだれを端からこぼしている。
「うまそうにちんぽみるくちゅうちゅうして……どっちが赤ちゃんなんだか……」
「ん……♡ひとゃも、ままやるかぁ……?」
「やらんわたわけ」
「……せっそぅの……♡えっちなあかちゃんまんこ……♡♡ままのおちんぽみるく♡い〜っぱい♡ごっくん……っ♡させて……♡いんらんおとなまんこ♡にする……?」
まだちんぽは熱くぬめるおまんこの中、今日と言わず、さんざん中に出されてきて、とっくに大人のおまんこになっているくせに。
それにもう今日は打ち止めだ。恋人にしたって、胎での絶頂は終わらないかも知れないが、ちんこはもう力なくぷるん、と萎えている。
「今日はもう終わりだ。良い子のおまんこになりな」
好みに育てすぎた身体は油断すると煽って誘って襲いかかるから、くったりとしたのを狙ってじゅぽ、とちんぽを抜いた。ローションと精液にまみれの萎えたちんぽがぬらぬらとテカリ、グロテスクですらある。
少し乱暴に引き抜いたせいか、うぁ♡と甘く呻いた恋人の肉縁からは、ちんぽについていたのと同じ淫汁がとろとろとぷとぷとしたたり落ちた。
充血して赤く腫れたそこがひくひくとうごめきながら、容赦ない欲望を腹いっぱいに注ぎこまれたのだと訴える姿は、ぞくぞくするほど情欲をかきたてる。
ぽっかりと開いた肉壺からどぷ、とぷ、と絶え間なくあふれ出る白濁を自分が射精したのだと思うと頭が痛い反面、ゃ♡でちゃぅ……♡と切なげに肉縁をひくつかれて、胃まで痛くなってきた。
良い子のおまんこはこんなにやらしくない。抜かれたちんぽを惜しんでひくひくするのは、悪い子のおまんこだ。
どうしてこうなったのかわからない。ちょっと、いやだいぶ……かなり、マニアックなプレイでお互い暴走して、風呂でようやく普通……のセックスをして、それで、最後に、終わりだと思って、煽ったら
「〜〜〜ゃだぁ……っ♡」
「なにがや、なんだ?」
「も、やだ……っほんとにやだ……っきもちぃの、やだ……ぁっ♡」
普通に後始末をされると思っていた。膝から下ろされて、ぺたんと床にあぐらをかいたら、あたたかいシャワーを浴びせられて。もたれかかっていい、と後ろに座った恋人の胸に背を預けて。
気持ちよかったのだ。汗でべとべとの頭を優しく洗われて、顔も涙によだれ、鼻水まできれいに流されて、疲れきった体はされるがままになっていた。
問題はその後だ。いつもならタオルを使うのに、手に直接ボディソープをつけて泡立てて、そのまま体を洗いだした。
「ちょっとまて!」
「なんだ」
「なんだって、え、手だろ……」
「手だが」
「は?」
「続けるぞ」
そうしてまるで納得いかないまま、泡まみれの両手が体に襲いかかる。首、肩、腕、脇、としゃわしゃわと泡で撫でられ、皮膚の薄い隠れた部分をなぞられるとびくびくしてしまう。ときおり指先がいたずらに首筋や脇のくぼみをくすぐったものの、抵抗するには体力も気力も足らず、先ほどまでと違うゆるやかな心地よさがあった。うっかり眠気すら感じはじめたとき、両胸をぴんっ、と強く指で弾かれた。
「ぁうっ♡♡」
日々、吸われ揉まれいじられた胸ー乳首はほんのわずかな刺激で胎にきゅん♡と響く快楽を感じるようになって久しい。だから泡まみれのぬめる手でこりゅこりゅといじめられたら簡単にイッてしまう。根本からさきっぽへとしゅこしゅととしごかれ、ぷっくりとふくれ、いやらしく育った乳首だと見せつけられ、感じさせられる。
「ちくび、いい、からぁ……っ♡」
完全に勃起して硬くなったさきっぽのくぼみを爪先でほじられ、びくんびくん、と体がふるえ、足がぴん♡ぴん♡と勝手に浮き上がった。
「いいなら続けていいだろ?」
「そ、じゃない……っ♡いら、ないっ♡ちくび♡ゃっあん♡」
わかっているくせに屁理屈で意地悪をする恋人に、違うと言ってもやめてくれるわけもない。胸全体を掴んで手のひらで乳首を転がされ、指と指で挟まれてしごかれた上、てっぺんをほじくられ、ひっぱってぎゅうう、と伸ばされ……ふわふわと泡とぬめりでいやらしくテカる乳首も、ちゅ♡ちゅ♡と音が響くのも恥ずかしい。なにより乳首をいじめられるたびに、ちんこと尻がぷし、ぷしゅ、とはしたないおもらしをするのだ。
甘く絶頂すると足が跳ね、制御をなくした体がさんざん注がれた子種を吹き出してしまう。敏感なままのナカを不随意に愛撫されるような感覚は終わりがない。ちんこはとっくに萎えて、果てのない胎での絶頂にずうっとさらされている。だからやめてほしいのに、与えられた分だけ淫らになる体が貪欲に次を求めてしまう。
「もぅ、ゃらぁああぁっ♡」
乳首の根本を掴まれ、指の腹でイクまで撫でられて、何も挿入っていない腹がどくんどくん、と脈打って、ぶぶ、ぷ、ぷし、とひどい破裂音と共に尻から大量の子種があふれ出した。
「ぁ、やぁ、ちくび、ゃ……っ♡」
堰を切ったようにどぷ、どぷん、と奥から白濁が流れ出し、乳首はいじめられたまま、きもちいいことだけされ続けて、逃げられなくて、いやらしいことしか考えられない。
「良い子のおまんこになれそうか?」
そうじゃないとやめてやれない、と乳首をきゅうとつねられる。少し痛い、のに、それがヨクて、また、
「むり……っ♡♡ちくびもおまんこも……っ♡♡♡どんどんえっちになる……♡」
つねられてイッたおまんこが、ぶぷ……♡とはしたない音を立てて、もっともっと、とおねだりする。そんなに熱くないはずなのに、頭がうだってしかたない。それともこれは別の熱なのか。もう、わからない。
いいかげん頭が馬鹿になっている。風呂場はさして熱くもない。常に適温になるようにセットされているから、よほどの長湯をしなければのぼせることもないはずだ。それなのに頭がゆだって働かないのは、目の前で淫らに乱れる恋人のせいで、そうしてしまった自分のせいだ。
とっくに精根尽き果てて、後始末をして終わろうと思っていた。それは嘘ではない。頭から丸洗いをはじめたらうとうとと船をこぎだした恋人がかわいかったのも、そのままにしてやろうと思ったのも。タオルを使わなかったのはくったりとした恋人を動かさないと取れなかったからで"そんなつもり"はなかった。
ただ同時に、白い泡に包まれた白い肌の上にぽちりと咲いた淡いばら色の乳首が、小一時間前に吸っていたときの甘さを揺り戻した。
"母"というものを神聖視しすぎるのはよくないが、それでも赤ん坊を抱いて微笑む顔は血迷う信徒が出るのも止むなし、と思うていどには慈しみ深いものだったのだ。
ああいう顔を、目を、慈悲深さを、簡単に己の懐を開け渡すようなところが、好ましくて、憎らしい。
赤ん坊が泣いて求めたら乳が出なくとも咥えさせると言った桃色の尖りは、獄が手塩にかけて、こんなにもはしたなくていやらしい形になっているのに。
常に変わり続ける恋人は留めおけない。縛りたくもない。けれどもそばにいてほしい。自分よりも小さな身体が大人しく捕まって、されるがままに委ねられ、好きなだけ愛していいとされるのは閨くらいしかないのだ。
少し撫でただけでびくびくとのけ反って達してしまう淫らな肉粒をはじいたのはほとんど衝動で、淫らに悶える恋人の痴態は自分だけのものなのだと感じたかった。
どんどんえっちになる……♡と甘く甘く喘いだ恋人に、ちゅ、と触れるだけのくちづけをして、性器を避け、背、腹、尻、足、とどんどん身体を洗っていく。どこもかしこも感じやすくなっているせいで、普段から仕込んでいる腹を撫でたらあうぅう……♡とないて尻からおもらしをしてしまった。他も似たり寄ったりで、セックスを思い出させるような動きをすると、ぐずぐずになってしまう。
今は尻から太ももの裏を撫でているが、内側のやわなところがいいのか、ひんひんと喉を鳴らしている。ぐに、と割り開くようにすると、とぷぷ……、と子種がこぼれ落ちた。だいぶ出たのだろう。一度大量にあふれてからはずいぶん少なくなった。
膝裏に手をかけて足を開く体勢は、子供に用足しをさせるのによく似ている。快感でぽんやりとした恋人は険が削ぎ落とされていとけなく、いやらしいおもらしをしている姿も相まってひどく危うい。
「ひとゃぁ……♡」
常よりもずっと甘く、幼い、砂糖菓子だけで出来たような声音は、それでも独特の舌の回りは変わらない。こんな姿、誰にも見せたくない。声だって。全て獄だから許されている。
「ちんことまんこ……キレイにしてやるから」
大人しくしな、とささやけば、手持ち無沙汰にしていた両手で自ら尻を開く。
「いいこの、おまんこにして……♡そしたら、また……♡」
皆まで言わずともわかる、次への淫らな期待に濡れる瞳とくちびるは艶かしく、開かれた肉縁からもとろ、とはしたない白濁がしたたった。
かまえたシャワーヘッドからごく弱い水圧で、少しぬるいくらいの湯がかけられる。上半身から下半身へ、泡を流すだけ、ではもちろんない。ぷるんと勃起した乳首に執拗にふりまき、もどかしい刺激を与えると、ゃ♡やぁ♡と言いながらも真っ赤に充血した乳首も、肉縁も、ひくひくといやらしくふるえている。
全身が熟れきった状態でゆるゆると愛撫されるのは、強烈な快感を与えられるよりずっと辛いはずだ。強靭な精神力と並外れた体力が、最後の意識と理性の糸を保っている。
「はゃく……っ♡まんこ、と♡ちんこぉ……♡」
少しだけ水圧を上げたシャワーで下半身を流しはじめた。肝心なところは避けながら、泡で覆われた背や腹、足や尻にさあ、と当てていく。上半身よりも少しだけ強い刺激にびくびくとしながらも、尻を広げる手は離さない。
健気な恋人の招く肉壺はまだまだねっとりとした白濁と透明な液体にまみれている。何もかも自分が注ぎ込んだもので、それ以外があったらどうにかなってしまう。
この淫らで、幼い、どうしようもなく劣情をそそる姿を見せつけてやりたいし、誰にも見せたくない。どちらにしろ泡と同じだ。流したら全て消える。残るのはこの一回り小さな身体と魂に刻んだものだけだ。
「あっ♡あっ♡ああぁあぁっん……っ♡♡♡」
さああ……とちんことまんこにシャワーを浴びせる。薄紅色のちんこは勃起はしないもののぴゅ、ぴる、とおもらしをして、おまんこもぷぷ、じゅぷ、と水気の強い音を立てた。
背を反らし、足をぴぃんと跳ねさせて喘ぐ恋人は、今日何度目の深い絶頂を迎えているのか。身悶えながらごぷ、と白濁の残滓を吹き出して、潤んだ目を閉じたのを起こしてまで聞く気にはなれなかった。
まったくひどいめにあった。
翌朝、起きるなり二人してほとんど同じことを言ったのに、ベッドの上で反省会をはじめた。理由はお互い別々の理由で体が痛むからで、特に艶っぽいことはなにもない。
まず赤ちゃんだのまんこだの何を言うか言わすかと揉め、何回やるんだと揉め、どちらも退かぬ有様だった。双方、荒淫の傷痕が深く、仲良く向かい合って寝転がったままというなんとも締まらない状態ではあったが。
ひとしきり悶着して、クソ、と悪態をついたのもほとんど同じで、二人してそれに小一時間争ったのがなんだかどうでもよくなってきてしまった。
大変に愚かなことに、体中とても人に言えないようなところまで痛んで、全身がだるく、重く、疲労感がまるでなくなっていないのに、昨晩にしたことは決して嫌ではなかったのだ。
愚かで、されども賢明でもあった二人は、お互いが相手だからこそ乱れ狂うとわかっている。本当に、本当に触れられたくない、譲れない一線を踏み越えない限り、最後には全部許せてしまうから。
それはそれとして今後のより良い夜のために双方ですり合わせが行われた。どちらも相手を甘やかしたい、かわいがりたい、という節があって、反省会より長引いたのはまごうことなき痴話喧嘩で、なお決着は着いていない。
2021/10/10
BACK
作文TOP/総合TOP