Happy ♡♡♡ Night

 世間がクリスマスムード一色になろうと、信じるものが違う恋人も、信じるもののない獄にも関係はない。十四のクリスマスライブに行って、打ち上げをして別れ、恋人たちの聖夜を一人で迎えていたーはずだった。
 薄暗がりのベッドルームに響く、ぺちょ、ぷちゅ、という粘ついた音と、ん、ぅ、という悩ましげな声。同時に体の一部がじんわりと熱い。エアコンはとっくに切れているはずだから、急に体温が上がるわけがないのだ。それも一部だけ。熱くなってもおかしくはない場所ではあるが、今、そんな。
「ん、は、ぁ……♡」
 夢うつつの状態でいると、再びぷちゅ……♡ちゅぱ、ちゅぅぅ……♡とおかしな音と喘ぎ声がした。どちらも聞き覚えのある淫らなもので、この場にいない恋人が出すのによく似ている。熱くて熱くてしかたない場所を、一生懸命に愛撫する恋人が頭をよぎり、それでまた熱が増した。
 大きく開いた口が勃起したちんぽを咥えると、ないようである体格差が視覚的な牙を剥く。いつだか意気揚々とフェラしてやる、とジッパーを下ろした恋人は、ぶるん、と飛び出したちんぽに頬をはたかれた上、くちびるに亀頭が綺麗に着地していた。何をされたかわかるけれど、わかりたくない、と言わんばかりの羞恥と驚愕でみるみるうちに真っ赤になった顔に、くちづけられたままの亀頭がぐぐ、と膨れて、ぎろ、と睨まれたのに、また膨れてしまったのは忘れられそうにない。結局、赤い顔で睨みつけられたまま、ちゅぱちゅぱとしゃぶられ、意地になった恋人にしこたま搾りとられた。
 どこで何を見聞きしたのか、くちまんこに無駄打ち射精しちまえ……っ♡などとはしたないことを言ったくせに喉奥をごりごりえぐられておもらししながら胎でイッていたのも忘れがたい。睨みつけるポーズすら出来ないくらいちんぽに耽溺してぽんやりとした顔を、くちまんこ種付でケツまんこイキしたなぁ?、となじれば、びくびくふるえながらまたイッていた。
 頭のてっぺんから爪先まで、獄の好みに淫らに拓かれた恋人は兎にも角にもちんぽを煽る。お前が仕込んだんだろう、と怒られるが、こんなにも素直に受け入れられるなどと思っておらず、頭を抱えていた。いや、ばか、すけべ、へんたい、むっつり、えっち、と、キレをなくしたつたない悪口雑言を投げつけられても心は痛まない。ちんぽばかりがぎゅんぎゅんと痛んで、年甲斐もなく張り詰めてしまう。
 しかし恋人に全く非がない、とは言い切れないのだ。負けん気の強さで噛み付いて、もともとの口の悪さで煽って、それに獄がちんぽをイラつかせるのを楽しんでいる。子供に手を出せない、とおあずけを食った期間の反動か、我慢できずに食いついたときときたら。遠慮も容赦もなく犯されるとわかっていながら、ぞくぞくするほどいやらしい、淫靡な期待を隠さぬ顔をする。
 話が盛大にそれた。ともかく、寝ぼけまなこに飛び込んだのは"そういう"光景だった。ぐぐ……と反りかえりながら膨らむちんぽに、ちゅ、ちゅ、とくちびるを寄せ、ときおりさきっぽをぱくんと食べる。尖った犬歯が当たらないように奥へと咥え込み、あつい舌でぺろぺろと舐め回す。わざと甘噛みしてびくんとふるえたちんぽを、やわらかい腔壁で撫でられる。
 小さな口ーはたから見れば大きく開くそれは、小作りな恋人の身体の中でのことでしかないーの小さな舌で、一生懸命にちんぽに奉仕する。常の険の削がれた顔は幼く可愛らしいばかりで、使い込んだ性器と並ぶと犯罪、の二文字が頭をよぎった。クソ、もう射精したい。小さな口中、精子でデコレーションして、薄桃色のくちびるが卑猥な白でテカるように拭って、口を犯されてひくついているだろう敏感な肉穴に二発目を注ぎ込みたい。
 口でされるのは嫌いではない。商売道具で武器でもある場所で、と思うと出来ればやめてほしいが、甘やかしてなんでもしてやりたい、という恋人の気持ちがわかるのと、健気に奉仕する小さな口を蹂躙するほのぐらいよろこびが勝って止められない。
 いよいよ射精して、小さな口を、喉奥を、はしたない性器にしてやろうとした時ーちゅぽん、とちんぽを吐き出された。びきびきと血管が浮いて、がちがちに硬くなったそこは、きんたまもろとも天を仰いでぐん、と張りつめている。唾でぬらぬらと光るぶりんと膨れた亀頭は、熱い欲望の視線を浴びてさらに硬く、大きくなっていく。
 はぁ……♡と漏れた吐息はとっくに甘くとけきり、だらしなく開かれた赤い口腔はぬとぬとと濡れて輝いた。行儀良く並んだ真珠色の歯列とするどい犬歯だけが、淫らな肉管を口腔たらしめる。
「だしちゃ、だぁ、め……っ♡」
 射精されたくて、種付されたくてたまらないはずだろうに、ちゅ、ちゅ、とさきっぽにくちづける。腹に力を込めなければ、危ういほどにたかぶっているというのに。いたずらな恋人はごそごそと何かをまさぐっていた。そういえば、まだちゃんと姿を見ていない。
 重たいまぶたを押し上げて、欲情した恋人へと視線を投げる。深夜の聖夜、獄のかつての恋人達への悋気から淫らな遊びを仕掛ける最後の恋人は、きっとまた悩ましげな格好をしているはずだ。何があっても驚かない自信と、聡い恋人が自分のせいで愚かになる愛おしさが混ざり合う。
 爆発寸前のちんぽがぎゅんぎゅんとうめくのを必死でなだめ、ぼんやりとした暗闇に目をこらす。お目当てのものを見つけたのか、嬉しそうにしている恋人は案の定赤い服をまとっていた。服というよりは、ふちに白いファーのついたフードつきマント。フードをかぶっている姿はサンタというよりは赤ずきんのようだが、どちらとしても下が全裸ではないはずだ。探し物をしていた腕がマントから出るたび、ちらちらと真っ白な肌が浮かび上がって股間に悪い。かたわらに転がった白いきんちゃくは、良い子へのプレゼントにはなりえないものしか入っていないだろう。目が合った恋人がにんまりとしたくちびるに咥えていたのは、どう見たってコンドームだったのだから。

「今年も一年、い〜っぱい頑張った良い子のひとやくんにご褒美やるよ♡」
 はたしてそれは本当に俺へのご褒美か?と問いたいのをぐっとこらえる。恋人を手中におさめておきたい、と思っている獄が何を求めて何を欲しがるか、わからないわけがないのに。不満はないが疑問はある状態で、好きにさせてやることにした。先に好きにさせてくれたのは、健気でかわいい恋人の方で、そのおかげで常にないアドバンテージがとれるのがわかっているからだ。
 ちゅ、とあらためて咥えられたコンドームは、そのまま天を向いたちんぽへとかぶせられる。手で刺激しないよう優しく包んで支えられ、ちゅ、ちゅ、とくちづけながら硬く張り出した亀頭を包まれるのは大変良い。無垢な薄桃色のくちびるが色と欲への期待を隠しもせず、赤黒く膨れた亀頭を愛撫するのだ。犯されたくて、ちんぽに媚びる。強烈なセックスアピールにぶりん、とまた硬くなった。
「ひとやくんのえっち……♡」
 ちゅぽぉ……♡とよだれをこぼしながら煽られる。ぴっちりとゴムに包まれた先っぽもぬらめき、血管の浮いた肉茎をつぅ、と濡らした。
「っ……そっちこそ、生ちんぽはいいのか……っ?」
小さいくせにやらしい、口まんこも喉まんこも、びゅびゅ〜〜〜……っ♡とたっぷり種付してイカせてやるのに、と言えば、ぴくん、と身体が小さく跳ねる。想像したのだろう。頬を叩き、くちびるを穢し、口から喉からぜんぶ卑猥な白で蹂躙され、快感を得てしまった日のことを。
「いまの、せっそぉはぁ……♡いいこだけどすけべ♡なひとやくん……♡に、ごほうび♡あげるさんたさん、だから……♡♡」
 ちゅ、ちゅ、とコンドーム越しにくちづけながら、きゅむきゅむと指で根っこまで下ろされる。咥えながら包みきろうとしていたが、ん、ぅん、と真っ赤な顔でちんぽをしゃぶって奮闘しているのに我慢ができなかった。ぐ、ぐん、と天井知らずに育つ亀頭に、敏感な口腔をごりごりとえぐられて恋人も限界だったのだろう。もとより小さな口だ。根っこまでずっぽりとちんぽを咥えたら、下と同じに拓かれた性感帯を気持ちよくされるしかない。本当は深く、喉奥まで挿入されて、無遠慮に種付されたかったはずだ。健気にもサンタさん、として振る舞う姿がかわいくて恨めしい。
「ご褒美、なら……っ、はやく……」
「……だぁめ……♡♡」
 うっとりとした目で、ひとやくん、すぅぐおちんぽぴゅっぴゅ♡しちゃうから……がまんしよ♡と、きんたまを揉みながら、ちゅぅ……♡と、くちづけられる。早漏みたいに言うんじゃない、という抗議は、ずくん、と痛むきんたまとちんぽで封印されてしまう。
 先っぽから根っこまで薄ピンクのコンドームに覆われてぱつんぱつんに張りつめた赤黒いちんぽは、かわいらしい装飾で隠しきれず、いっそうグロテスクになった。ちゅ、ちゅぅ、ぺろ、ぺちゃ、と執拗に繰り返される愛撫で、すでに汁だまりには数滴先走りがたまっている。ふくれた亀頭も、茎に浮いた血管も、ぎゅんぎゅんと精子を作るきんたまも、ぶち撒ける瞬間を待ちわびて、ぐ、ぐ、と天を突く。パステルカラーの薄膜など、簡単に破けてしまいそうだった。
 夢うつつで横臥したままちんぽを弄ばれてから、動かし損ねた手を伸ばすも届かない。射精しないように絶妙に根っこを押さえられ、勃起を維持するために絶えず刺激され、限界が近い。どこでもいい、射精したい。汁だまりもぷるん、と重みを増してきた。小さな赤い、熱い、口にゴム越しに射精して、ずっしりとした汁だまりで口腔を打ち据えてやったらどうなるか。ぱちん、とはじけたコンドームが口中にちんぽ汁をばら撒いたら、はしたない恋人はどうなってしまうのか。
「まぁたおっきくしたぁ……♡」
「このエロ坊主……っ」
 嬉しそうに股間に顔を寄せる恋人が、ごそごそと怪しげなきんちゃくから何かを取り出した。ぶりゅん、と縦に長いクリア素材。中に入った亀裂はところどころイボだのギザギザだのがある。やらしい、熟れきった、ほかほかの肉穴なら目の前にあるというのに。恋人はよりにもよって模造品のまんこでちんぽを搾りとろうとしている。
「いいこのひとやくん♡の、がまんができないおちんぽ……♡♡おもちゃまんこでしゅぎょぉ、しよぉな……♡」
 自分だって我慢のできないすけべな尻穴をさんざんちんぽでほじられてイキまくっているくせにー
 よっぽど言ってやりたかったが、限界ちんぽは今にもはじけそうで、"しゅぎょぉ"前に無様に射精しようものならもっととんでもないことをされそうだ。ぐるぐるとうだる頭を抱えて耐えていると、恋人が嬉々としてローションとよだれをおもちゃまんこのナカに流してぐちぐちと混ぜていた。赤い舌がおもちゃまんこをじゅぷじゅぷと耕し、つぅ、と糸を引きながら離れると、今度は指でじゅぽじゅぽと開いていく。ひとやくんのおちんぽ……♡おっきいもんなぁ♡と、つぶやきながら熱い視線で見つめられると、誰のためにデカくしたと思っているのか聞きたくなる。おもちゃまんこのためではない。かわいくてやらしい恋人の、ほとんど性器と化したケツのためだ。だというのに、かわいそうなちんぽは恋人の手ずからぬとぬとにされたおもちゃまんこにずぶん、と挿しこまれてしまった。
「ぐ、ぅ……っ」
 ぬちゅぅ……とぬめり、やわらかく、あたたかい。こんなモノで、と思うのに、限界までたかまったちんぽには十分すぎる。恋人の手が一定のリズムで揺れるたび、からみつくヒダとびっしりと敷き詰められたつぶつぶ、ぎゅうぎゅうと搾りとろうとする締めつけが、ぱんぱんの肉茎の射精を誘って、ぬちゅぬちゅぷちゅぷちゅと亀頭をしゃぶり、裏筋をくすぐった。腹に力を入れた端から抜け落ちて、盛りのついた獣のように射精すことしか考えられない。これが恋人のナカならば迷うことなく射精すものを。
「ひとやくん♡えらぁい♡ぴゅっぴゅがまん♡えらぁい♡かちかちちんぽ……♡もぉっとしこしこ♡してやるよ……っ♡♡」
 動きが止まったと思ったら、甘くとろけた声で更なる責めを予告される。汁だまりは貫通式のおもちゃまんこから飛び出しそうで、白いものが混じっているのがわかるくらい濁っている。これ以上扱かれたらひとたまりもない。もう射精す。ゴム越しに、オナホなんぞに種付してしまう。このクソガキあとで絶対泣かすーそう決めてダメ元で腹に力をこめると、ちゅぅ、とオナホ越しのちんぽにくちづけた恋人がとろとろの笑顔を浮かべた。
「がんばりやのひとやくん……♡きもちよぉく、おちんぽぴゅっぴゅ♡しよぉなぁ……♡♡♡」
 抵抗も怒りも見透かした金の瞳が嘲笑うようにきらめいて、ぐ、と強く握られる。重ねた肌と夜の分だけお互いを知っているから、もう搾りとられるしかない。そんなことわかっていても、やすやすと身を委ねるのは我慢ならなかった。損な性分で、つまらないプライドだ。だらだらと汗が流れ、眉間にシワが寄って、噛み殺した呻めきが喉奥で鳴る。恋人が容赦ない責めをはじめる寸前、ぽそりと甘い声がした。
「かぁわい……♡」
 三十路男がかわいいものか、なんて言っても恋人が聞くわけがない。何せ同年代のイケメンも可愛い同級生も、ちょうどいいくらいの年上も年下も、全部眼中になく十六も上の獄を追いかけて追いかけて捕まえた子供だ。何を言われてもいまさらで、かわいい、と感嘆をもらす恋人の方が獄にはよっぽどかわいく見えるのに。
「……おもちゃのあと、お前のナカにだしていいんだろ……?」
 本当は今すぐ、恋人の、空却のナカに射精したい。どうせ言っても聞かないのだ。覚悟しておけよ、と言外に含ませてささやけば、淫らな予感におもちゃを握る手がふるえた。いくらでも止められた責めをそのままにしたのを、恋人だってわかっている。
「いっぱい、だしてくれんだろ……♡」
 望むなら、今すぐにでも。口でも、胎でも、いくらでも。とびきりかわいくて、獰猛な恋人がふにゃふにゃになってしまうまで抱き潰したい。どうにか身を起こし、フードを外すと、自分と同じように汗のつたい落ちる額が出てきた。つるりとまるいひたいは、焼けそうに熱い。返事の代わりにそこにちゅ、ちゅ、とくちづけてやると、止まっていた手が動きだした。

 ちゅこちゅこと激しく上下する手は、根こそぎ搾精しようとしている。にんまりと上がった口角は、このあとなんてあるのか?と言いたげで、実にかわいらしい。
「さきっぽぐりぐり♡すきだろ♡いつもせっそぉのナカ……♡い〜っぱいぐりぐり♡して……♡ちんぽじるびゅぅぅぅ〜〜〜♡って……っ♡」
「は……っすき、だよ……!ちんぽちゅぱちゅぱして……っ、ザーメンぴゅっぴゅされた〜い♡ってしてる、すけべまんこ……っ」
 余裕なくイカせようとして亀頭をぐりゅぐりゅと責め立てられる。ついに汁だまりは穴から飛び出して、ぶちゅぶちゅと音を立てていた。ときおりきんたまをぱちゅぱちゅと揉まれて、ぐ、と背をそってしまう。
「ひゃ、はぁ……♡かわぃ♡ひとや……♡ちんぽしこしこされて……っ♡♡ちんぽじるぴゅっぴゅ♡しそうなひとゃ……♡♡……おもちゃまんこ♡はらませるくらい……♡い〜っぱい♡だしちまえ……っ♡♡♡」
 甘くとろけた蜂蜜色の目がぎらついて、きゅうぅっ♡とちんぽを締めつける。ナカで搾りとられるのによく似た、根っこから先っぽまで、余さず貪るような、吸精。
「くそ……っだすぞ……!」
「ん……っ♡がんばぇ♡がんばぇ♡おなほにじょぉずにぴゅっぴゅ♡したら……♡♡」
 皆まで語られない言葉の先に、マントの奥で疼く卑猥な肉穴が見えるようだった。桃色の肌の下の粘膜は、ずっと熱く熟れて紅色に変わる。手をじゅぽじゅぽと上下させながら、もじもじと身をよじった。いやらしく仕込んだ身体には拷問のような時間のはずなのによく頑張っていると思う。今だけでない、最初から、ずっと。それももう終わりだが。
「は、う……っ」
「ぁ……♡おちんぽ、ぴゅっぴゅ♡きたぁ……っ♡」
 びゅ、びゅぅぅぅ……びゅ〜……、と栓が抜けたように吹き出し、どくどくと溢れ、扱いて残滓も採られる。汁だまりにびちゅびちゅと叩きつけられ、溜まる姿は、恋人のナカでもこうなっているのか、と想像して、ぴくん、と射精したばかりのちんぽが硬くなる。同じことを考えたであろう恋人がきゅぅぅ……と握るオナホ越しに伝わる体温が熱い。
「ちんぽじる……♡い〜っぱい……♡♡」
 飛び出した汁だまりをぷにぷにとつつきながらうっとりとした恋人は、よく見たら腹のあたりが濡れていた。マントに隠れてチラチラとしか見えないが、恋人の身体のことは恋人よりよくわかっている。
 コンドームごとオナホをはずし、射精直後にも関わらずぶる、と勃起したちんぽに釘付けになっている金色の目は、欲で曇って隙だらけだ。本当なら玩具ではなく自分の淫らな肉穴にぶち撒けられるはずだったものだから、当然といえば当然だが。
「それにしたって、限度があんだよ」

 無防備な恋人の両腕を掴み、そのままこちらへと引き寄せる。ふにゃふにゃの身体は、べちゃりとした腹回りと合わせて笑えてしまうほど正直だ。
「……見てるだけでイッたろ」
「……っ♡」
 力が抜けても離さなかったオナホをぷちゅ、と強く握って、びくびくと身体を跳ねさせる。腰がへこへこと揺れ、腹のあたりにじゅわ、と湿り気が広がった。
 俯いた顔は見えないけれど、耳や額がひどく赤い。さっきまで恥ずかしいセリフでさんざん人を煽ったとは思えない姿が、わざとであったらこんなに悩ましく感じないのに。
「ちんこぴゅっぴゅ♡きもちぃかったか?」
「〜っ♡ゃ♡あっ……♡」
 しっとりとした部分を膝でごり、と刺激してやると、ゆるく勃起したちんこは文字通りぴゅっぴゅ♡とかわいらしく吐精をした。そこだけべっちょりとしたマントを足で無理矢理めくると、ぴゅるぴゅるとおもらしを続けるちんこと繋がるように透明な糸を引いている。他にもはしたないシミが点在していて、しげしげと眺めていると、ちんこがぷるん、と勃ち上がった。
「ロクに触ってもいないのにい〜っぱいぴゅっぴゅ♡して、あげくにちんこおっきくして……はずかしいサンタさんだなぁ?」
「う、っさい……!」
「まぁたぴゅっぴゅ♡したなぁ……?エッチなおもらしばぁっかするサンタさん?」
 かわいそうに、おもらし癖はそうはぬけない。とはいえ、見られただけ、言葉で嬲られただけでちんこをぴゅっぴゅ♡とさせてしまうのにも問題がある。色と形は無垢で整った、性とも欲とも無縁そうなちんこなのに、いやらしい意地悪で簡単に淫らなおもらしをしてしまう。
「ひとやが、そうしたんだろ……っ」
「そうだな、俺のせいでエッチなことされるときもちい〜♡ってうれションするやらしい身体になっちゃったなぁ?」
「〜……ヘンタイっ!」
 両手は抑えこまれ、マントの下は触ってもいないのにおもらしをするちんこも、ぷっくりとふくれた乳首も丸出し。スウェットの下を少し剥かれただけの自分とどちらが変態かといえば、間違いなく恋人に軍配が上がる。
「……寝てる人間のちんぽに勝手にフェラしたあげくオナホで搾りとってなぁに言ってんだ?」
「ひとやだって、ノリノリだったじゃねえかっ」
「じゃ、うれションしてんの認めろよ」
「し、てねえ!」
 抑えたままの腕をふりほどいて、オナホを持ったまま殴られかけた。閉じてもないコンドームが刺さりっぱなしなのに何をするか。大惨事になるだろうが。
 そもそも快感から逃れられない身体で何をされても怖くない。ふりかぶった身体を抱きとめて、ちゅ、ちゅ、とくちづけを降らせる。むずがるのを宥めながら、握ったオナホを奪い取り、赤い耳にお前のナカにいれてくれないのか?と囁けば、びくびくんっと大きく跳ねた。
「……まぁた」
「うるせぇっ!」
 もはや何をしてもぴゅっぴゅ♡してしまう。そのくせ認めずに牙を剥く恋人がかわいくて仕方ない。こんなこと、他の人間なら絶対に許されない。自分だから、恋人のあられもない痴態を見ることも、触れることも、それがかわいくてたまらないと意地悪するのも許される。
 特別だと明け渡されるプライドのありかに触れるたび、そわそわとしてしまう。心のいと高きところにある、やわな場所を踏むのを恐れぬものはいないのに。それでもそこに刻まれたいと望まれて、招かれて、身体だけでなく心に痕を求められる。
 ゾワゾワするほど恐ろしくて、ぞくぞくするほど気持ちがいい。綺麗で、気高い子供が引きずり下ろされたいと自分にすがるのがこんなにも。
「素直になりな」
 そうしたらもっともっと気持ちがいい。自分でもわかっているのに、甘えて獄にやらせようとする。どれほど淫らになろうと、欲に塗れようと、空却の価値は変わらない。獄以外知るよしもない恋人としての姿は二人だけのものだ。
 ダメ押しにちゅ、ちゅ、とくちづける。懇願するようでも、脅迫するようでもある触れるだけのそれに、泣き出しそうにされた。
「……ひとやに、さわられるの、うれしい、から……」
「から?」
「ちんこぴゅっぴゅ……♡やめらんねえ……っ♡♡」
 はしたないセリフを言いながら、ぴゅるぴゅる♡とかわいらしく淫液を吹き出して、恋人が笑う。とろんととけた金色も、羞恥と興奮で濃い桃色の肌も、ぷる、と勃起した乳首も愛らしく、ちんこだけがだらしなくぷぷ……♡とおもらしをしていた。

 かわいい恋人のかわいい陥落ぶりに盛り上がらないわけもなく、逃げられないように串刺しにしてやろう、としたときだ。抱いたまま、ころん、とベッドに転がすのを拒絶された。少なからず恨めしげな顔をしたせいだろう。
「……いいこのひとやくんのおちんぽ……♡せっそぉの、おまんこで……しこしこ♡したい……♡」
 ご機嫌をとるように、おもちゃまんこより、絶対イイから……♡ともじもじししながら膝立ちになって足を開かれた。淫らに濡れた場所が、くちゅ、ちゅぱ、と準備万端な音で誘う。
「……じゃ、やらしぃサンタさんにおまかせするよ」
 ぱ、と手を放し、されるがままになる証明として両手を上げる。オナホもどこぞへと転がっていったが、獄のためだけのほかほかぷりぷりのおまんこが、目の前でかわいくおねだりをしているから興味はなかった。再び痛いほど勃起したちんぽを見つめる目は熱く、重たい。
「ん……っ♡」
 よたよたと歩み寄る恋人は、赤子のように危なっかしく、マントを引っ張りながらよちよち進むのが幼さを助長する。目標がぶくりと膨れたちんぽなのが幸いなのかわからないまま、目の前に来た恋人が、ん、と呻きながら何かをひり出した。
 ぷち、ぶちゅ……と粘度のある破裂音がして、ベッドに落ちたのは赤いビジューで飾られた栓蓋のアナルプラグだった。薄闇でもぬめりを帯びて輝き、ほのかに湯気が見える。金属でできたドロップ型のそれは小さく、けれども重そうな音で落下した。
「……っひとやくん♡せんよぅ、の……すけべおまんこ……♡♡だから……ぁ♡♡い〜っぱい♡ぴゅっぴゅ♡して……♡♡♡」
 栓が抜け落ちると、当然ぷぷ、とぷ、とローションが溢れ出し、びしょぬれの下腹部がさらにはしたなく、いやらしく濡れそぼる。すっかり馬鹿になったちんこはぷるぷるとかわいらしく揺れながらおもらしを続け、飢えたおまんこへの種付が待ちきれないと訴えた。
 下品で恥ずかしいおねだりをする顔は、どうしようもなくだらしないのに、純粋な欲だけに染まった顔はむしろ無垢ですらある。何もかも削ぎ落とされた果ての幼さが、淫欲と繋がってしまったようだ。
 はぁ、とこぼれた熱い吐息はどちらのものか。もはや止めることはできない。うっとりとした金色が微笑みながら、まばゆい肢体が降りてきた。その拍子にマントもするりと外れ、薄闇に熟れた薄桃色の肌が浮かび上がる。性に溺れる夜の開幕を告げるには純朴な、ちゅ、というくちづけのような音がして、ちんぽが飲み込まれた。

 最初はよかった。
 寝そべる身体に手をついて、いきり勃ったちんぽにうるんだ肉縁でちゅ、ちゅぽ、と触れて、そのままぐ、と飲み込まれて。そしてさんざん拓いて形を刻み、きゅうきゅうとうねり、締めつけるナカに包まれるーと思ったのだ。
「ふ、ぁ……っ♡ゃ、ゃぁ……♡む、り……ぃ……♡♡も、ゃ、やぁ……っ♡♡♡」
 なんとまあ、ぷるぷるとふるえながら、大儀そうにさきっぽー亀頭をおさめたと思ったら、それだけできゅぅん……っ♡とイッてしまったのだ。
 お互いに浅瀬も浅瀬、さきっぽもさきっぽ。こちらは射精には至っていないが、かわいいかわいい恋人が、とびきり淫らに誘ったあげくにこれである。
 婀娜っぽい、こなれた雰囲気すら出して、搾りとってやる、と言わんばかりの仕草までしたくせに、ほんのさきっぽでぐり♡とされただけでひんひんなきながらイキまくって。
 なにがや、で、むり、だ。そんなのこっちのセリフだ。久しぶりの騎乗位と思ったら、もっと弱くなっていやしないか。前はいちおう最後まで飲み込んでからダウンしていた気がする。
 どだい、どんなに派手な外見を活かして煽情的にふるまっても、獄が手取り足取り腰取り導くまではヤンチャをしても健やかすぎるほど健やかな、それこそ少年漫画のような日々を送ってきたおぼこい子供だったのだ。
 負けん気が強く、ノリのいい恋人が、簡単には白旗を上げずに挑むなんてわかっているし、一矢報いようとして"獄が好き"そうなことを狙ってやるのもわかっている。いやらしい誘惑すら獄の手のひらの上。閨では伸びしろの多い恋人が想定外に惑わす事故さえなければほぼほぼ大人気ない大人の独壇場だ。
「しっかりしな……いいこのひとやくんのちんぽ、しこしこぴゅっぴゅ♡してくれんだろ……っ?」
「す、る……っ♡するけろ……っ♡♡おっきく、すんなぁ……っ♡♡」
「あ、のなぁ……!こっちはずぅ〜っと、お前のすけべまんこでちゅぱちゅぱおしゃぶりされてんだぞ……っ!?」
「っ♡ごめ、んっ♡ぁ♡ゃぁ……んっ♡」
 謝っても解決はしない、どころかちゅぱちゅぱちゅぽちゅぽ♡と熟れたおまんこにしゃぶりつかれた亀頭がぶりん♡と膨れ、あわや射精寸前のありさまである。本来ならば奥の奥までたどり着いて、ひときわやわな肉壁をごりごり♡ちゅっちゅ♡といじめるときの膨れ方だ。それなのに未だ浅瀬をごちゅごちゅ♡といじめるばかりで、大きくするな、と言われてもである。いいかげん待ちきれない、と腰を掴むと、びく、とふるえて、ゆっくりと動き出した。
「ふ、ぁ……♡ぅ、やぁ……っ♡♡」
 ず、ぬ、と気の遠くなりそうな速度で奥へ奥へと招かれる。その間もかわいい喘ぎ声は絶え間なく、ナカはきゅん♡きゅう♡と締まり、ぷりぷりの肉壁にちゅぽちゅぽ♡としごかれた。こんなのオナホの"しゅぎょぉ"よりずっとキツい。
「も、ぃくぅ……♡♡いくっ♡いくっ♡ぃ、く……ぅっ♡♡♡」
 ようやく半分飲み込んだ、と思ったときには、甘い絶頂を繰り返していた恋人が、ついにぷしゃぁ……♡と淫水を吹き上げながら達してしまった。あたたかくぬめるナカに甘やかされながらも耐えたちんぽは、すっかり硬くなってしまったらしい。ひぐ、と鼻を鳴らして泣きながら、なんとか飲み込もう、とじたばたする恋人が、こんにゃかちかちちんぽ……♡むりぃ……♡と喘いで、ぷし、とまたおもらしをしていた。
「おい、おもらし坊主。そろそろ動いていいか?」
「だ、めぇ……っ♡」
「だめってなぁ……全然しこしこしねえで自分ばぁっかいく♡いく♡っておもらしして……」
「ら、て……ぇっ♡ひとやのちんぽ……♡せっそぉのなか、ぴったりで……っ♡♡ぜんぶ、きもちぃ、からぁ……♡♡しこしこ……♡したりゃ、せっそぅ……♡♡も、ぅ……♡」
「……へぇ」
 お互い辛いから動いてやろうと思っていた。が、気が変わった。ぜんぶきもちぃ……♡という恋人が、ぷしゃ♡ぷし♡とおもらしをしながら、ゃ♡やぁ♡と喘いでイキまくり、すけべなおまんこでちんぽを搾り取ろうとへこへこ腰をふるー見たくならないわけもない。
 想像しうる限りの淫らな恋人の痴態に、ごく、と唾を飲み込んで、少しばかり助けを期待をしている金色ににっこりと微笑みかけた。

「や、だぁ……っ♡」
「ほら、待っててやっから」
 頑張れ、と腰を撫でると、や♡や♡ととろとろにとけた顔を横にふって、ぴゅる♡とおもらしをする。何度となく繰り返されたおもらしで、そこら中がぐしょぐしょになってしまったのを、ちら、と見れば、恥じらって目をそらす。
「ちんぽきもちぃか?」
「きもち、い、けど……っ♡」
「ならもっと奥までいれるともぉ〜っときもちい♡からなぁ……」
「ぅう……っ♡」
 がんばれ、がんばれ、とオナホでしごかれたときとは逆に声援を送る。同じように搾り取られているのは自分のちんぽなのに、切迫感がまるで違う。
 なよやかにゆらめく腰を掴み、一息に貫いて、オナホでしたように肉壁でしごいて、ちゅうちゅうと吸いつく奥をぐりぐりえぐって、たっぷりとため込んだ精子を容赦なくぶちまけたい、と今も頭をかすめる願望。それを無理矢理抑え込んでなお、かわいい恋人が羞恥と快感に耐えながら、やわやわなおまんこでちんぽコキをする姿が見たい。そのせいで余計にちんぽが凶悪に硬く膨れてしまっているが。
「もうすぐ、ぜんぶはいるだろ?」
「ん♡はいりゅ……っ♡も、すぐ、いちばんえっちなところ……♡♡ちんぽにごりごり♡ってされりゅ……♡」
「こら、お前がおまんこでちんぽしこしこすんだろ」
「う、ん……っ♡せっそぅ、のえっちなおまんこで……♡♡ひとやのおちんぽ♡いっぱい♡いっぱい♡しこしこすりゅ……♡そんで、い〜っぱい♡おまんこに……♡たねつけ♡してもらぅ……♡♡」
 口だけは立派だが、さっきからずっとちんぽにきもちよくされっぱなしである。じわじわと飲み込んで、ことあるごとにひんひんとなきながらおもらしをする。しかもどうにか根っこまで飲み込んでも、今度は敏感に研ぎ澄まされたおまんこでちんぽに奉仕しなければならないのだ。
 ずぬ……♡ちゅぅ♡じゅぷん……っ♡と、一区切りごとに甘イキしながらどうにかおまんこにちんぽをおさめきった恋人は、ひ♡はぁ……♡と重い息をこぼしながら、とろんとした目で胎を見ていた。
 ずっぽり……♡とちんぽの居座った胎は少し膨らんで見え、その下でぷるんっ♡とゆれるちんこは相変わらずはしたなく濡れていたが、なによりも素直に反応してしまうのが愛らしい。
 それまで獄にすがりついていた両手が胎へ伸びた。鼓動と熱を確かめるような穏やかな触れ方がくすぐったい。淫靡な空気は変わっていないのに、その手のひらの奥でうごめくのが、恋人を快楽で責め苛む凶悪に膨れた性器だなんて思えないのだ。
 慈しみ深い仕草と相反するぽんやりとした顔がいとけなくて、罪悪感と背徳感が背を走る。そんなもので興奮するのは変態だと思うのに、ことこの恋人が絡むと見たこともない表情をもっともっとと求めてしまう。ただの子供だと思っていた相手が、自分に焦がれて花開いたときの衝撃とよろこびが、獄をずっと狂わせている。
 初心な心も身体を全て拓いて、奥底まで触れ合って、ぴったりとハマると気持ちいいと思うように仕込んだ恋人だ。隙間なく重なった淫らな粘膜と、果てを望む欲がとろけて、爆ぜる。
「せっそう……がんばって、ぇ……♡ひとやの、おちんぽ……♡♡いっぱいしこしこ♡して、いっぱいきもちよく、するから……♡♡」

 ばちゅん!と意外なほど大きく振られた腰は、同時にぷしっ♡しゃぁぁ……♡とはしたない水音も連れていた。
「あぅぅ……っ♡♡」
 快感でくず折れっぱなしの身体を叱咤して、持ち上げ、打ちつけ、けれどもそのたびに寝そべった獄へとすがる隙間が狭まっていく。しこしこ、などという迅速さからはほど遠いばちゅ♡ぱちゅん♡という鈍重なものだったが、時として歳の差など感じさせない達観を見せる恋人が、身も世もなくすがりついて甘くなき喘ぐのは、ほのぐらい満足感があった。
「まだ、でね、の……?」
 きゅぅぅ……♡とおまんこを締めつけながら、眉を寄せ、困ったように射精しないのか、と問われる。イキッぱなしの恋人からすれば、正直もうイッてほしいのだろう。胎での絶頂に終わりはない。余韻で数日間、悩ましげにされることもしばしばあるし、なんなら辛いと言うからやんわり抱きしめたら、それだけでゃだぁ……っ♡と喘いで達された。……こいつなんで坊主やってられんだ?
「な、ぁ……♡も、でん、だろ……っ♡」
 ぱちゅぱちゅんっ♡と派手な音を立てるが、音だけで浅い。それに最後は一緒に極めたい。避けるようにしている奥にひそむやわな場所、そこをぶっくり♡と膨れたさきっぽでねっちり♡とかわいがってやりたいのだ。
「ぜぇんぶ、咥え込みな」
「で、も……ぉっ♡♡」
「種付けんのは一番奥、って決まってんだろ」
 えっちなおまんこの奥の奥。ちんぽ汁をぴゅっぴゅ♡されたらイッてイッて止まらなくなる一番やらしいところ。恋人自身も知らず、触れられぬ淫部。どんなにかわいくしこしこしようと、そこ以外、子種をぶちまける気なんてない。
「ぅ、うぅ〜……っ♡」
 唸りながら腰を落とす恋人は、やはりどうにかやわな場所を避けようとしている。ぺしょりと張りついて、出来るだけ顔も見せまいとする姿は、逆に嗜虐心をそそられてそわそわしてしまう。おあつらえむきにぷくり♡とふくれた乳首が当たって、全く運がいい。
「う、ゃ♡うぅ……♡」
 朱を帯びた桃色の肉粒が、おまんこをこねまわされるたび、ぷくん♡ぷく♡と首をもたげていたのを知っている。それ以上にちんこやらおまんこやらが激しく主張していて、かかりきりになっていただけだ。
 だいたい、乳首はいやらしくしつけすぎた。日常生活で最も支障があるのはここで、本人は服の擦れでも身悶えるし、周囲は情痕の一切ない肌に明らかに夜を意識させる部位が突然飛び込んできて煩悶する。
 それだけにかわいがったときの反応はすさまじい。乳首だけで達する身体に、ちんぽを咥えさせながら愛撫などしたら、ただでさえとろとろのおまんこが、際限なくちんぽを甘やかして止まらなくなる。それこそ今なんて、もうどろどろになってしまうはずだ。
「ひっ♡やっ♡ぁっ♡あっ♡やぁっん♡」
 予想通りーくんにゃりとした身体の隙間に両手をねじ込んで、ぷく♡と尖りきった乳首をくにくに〜♡とほぐせば、おまんこはきゅんきゅん♡とからみつき、ちんこはぷぷぷ♡とベッドを濡らす。き、と睨めつけようとしてできていない目は、きもちい♡もっと♡という本音がだだ漏れになっていた。
「かぁわぃ……」
 最初と逆転してばかりの夜だ。欲目ではなくかわいい恋人は、まだ少しやわらかかった乳首をこりこり♡に勃起させられて、ちんこもおまんこもきゅんきゅん♡とさせるしかない。
「ちくび、やめろ、ってぇ……っ♡」
「なんでだ?乳首なでなでして、きもちぃ〜♡ってするたびにおまんことろっとろにしてんじゃねえか」
「〜……ばか……っ♡♡」
 とろとろおまんこはちょっと刺激すればすぐにきつきつおまんこにもなって、たまらない。おまんこしこしこ♡したい、と言われていなければ、とっくにすけべ坊主のやらしいまんこの中を勃起ちんぽでこね回し、おもらししながらイキまくらせて、熟れた発情おまんこになったところでたっぷり種付をしてやっていた。
 きゅっ♡きゅ♡と乳首の根っこを捕まえて、引っ張ると、またしょろ♡と弱々しくちんこが絶頂し、おまんこがきゅん♡きゅん♡と締まる。快感で茹で上がった恋人の目尻には涙がにじみ、いよいよもって限界を訴えていた。
 頭のてっぺんから爪先まで淫らに拓かれた身体を、余すことなく快楽に浸した結果が今の恋人だ。感じる全てがきもちいい、見えているゴールまでのほんの少しの距離すら甘く苛まれる。しかもようやくたどり着いた先で待っているのは、それまで以上の快感なのだ。加えて常ならばふにゃふにゃになった恋人をリードしていた獄は傍観者をやめてくれない。
 だからあと少し、大きく張り出した亀頭を飲み込めないおまんこを、乳首をかわいがって火をつける。薄紅色の肉粒をこりゅ♡こしゅ♡と撫でるだけで、嫌でもとろけ、うずくおまんこは、間近に迫ったちんぽを我慢できない。
 さんざん硬く膨れた先っぽでごりゅごりゅ♡とくじられた秘奥の肉壁は、教え込まれた快感と与えてくれるちんぽの形を忘れられないでいる。指では届かず、玩具では物足りない、熱とうずきを宥めてくれるちんぽへの期待で、ひく……♡ひくん……っ♡と淫らにわなないてしまう。
「ぁぅ……ぅ……♡」
 ほとんど吐息で埋もれた呻めきは砂糖菓子のように甘くとろけ、意味のない母音しか紡げない。がんばれ、がんばれ、とささやいて、乳首をくに♡きゅぅ♡とこねまわすと、おまんこがちゅぱぁ……♡とちんぽを飲み込もうと動き出した。
「……おまんこの一番えっちなとこ、そこでちんぽをじょ〜ずにおしゃぶりできたら、あとぜぇんぶやってやる」
 乳首の先っぽだってこしょこしょして、ぷりゅぷりゅのおまんこだってちんぽでいっぱいなでなでして、おもらしするから触ってなかったちんこだってしこしこして、この夜が終わってもベッドから出られないくらい、いやらしいことをいっぱいしてやるー
 パンク寸前の身体と心に甘い爆弾を叩き落として、額とまぶたにくちづけをする。ちゅ、ちゅ、と触れてはすぐ離れるのが惜しくて、くちびるをつかまえて、はしたない音を立てて絡みあう。浴びせられた卑猥な言葉と、貪られる口腔に、剥き出しになった心は期待を隠せない。
 飢えたおまんこがちゅぅぅ……♡とまた深くちんぽを咥えこみ、ついにぶちゅんっ♡♡と、おまんこの一番奥とちんぽの先っぽが出会った。くちびるがちゅう、ちゅぽ、ちゅぅぅ……♡と交わるのに負けじと、気持ちよくなるのを怖がっていたおまんこもちゅぱちゅぱ♡と亀頭をおしゃぶりする。
 ん♡ぅん……っ♡と鼻を鳴らし、ほとんど落ちたまぶたの隙間からとろんとした金色が覗いた。焦点もあいまいな瞳のまま、もっともっと、と貪欲に吸いつくくちびるとおまんこは、きゅんきゅん♡きゅうきゅう♡と締めつけて逃げることを許さない。
 舌ではちんぽのように奥まで犯してやれないが、かわりにかわいらしい舌をきゅぅぅ♡と根っこから絡めとって搾ってやる。小さな口腔は大きな舌で蹂躙され、喉奥をきゅ……♡といじめられるのにも反応して、おまんこをひくんっ♡と締めてしまう。
 上も下もずっぷり……♡と犯されて、ぷし♡とぷ♡とおもらしを続けるちんこは、触れられることはなかったが、ずっと素直に快楽を享受したせいか、身体そのものと同じようにくったりとしていた。健気にぷるぷる♡とゆるく勃起しているのを腹を寄せて撫でてやると、目を見開き、口腔もおまんこもぎゅんっ♡と締まる。ちんこがとぷとぷとぷ……♡と驚いたようにおもらしをするのがかわいくて、もう一度やろうとしたが、抗議するように濡れた金色に見つめられた。
 それなら、ときゅ♡と摘んだままにしていた乳首の先っぽのくぼみを、爪先でふに♡とくじる。両方をほぼ同時に、口と、おまんこも、ぶちゅっ♡と突き上げた。
「〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
 とたん、ぷしゃぁぁぁ……っ♡とちんこが激しく淫水を吹き、触れ合った粘膜全てがきゅぅぅぅんっ♡と絡みあって締めつける。ぷくん♡としていた乳首はぷりん♡とさらにふくれ、自ら爪先にほじられようと身を寄せた。
 過ぎた快楽で忘我へと至った目は、合わせるだけで酔いそうな色気を漂わせる。もっと、もっと……と求める姿は子供でも僧侶でもない。獄がそうして、空却がそうなりたい、と手に手をとってたどり着いた果て。この淫らな姿が恋で、愛なら、たしかに邪悪で、罪深い。それでも、終わらない業に囚われて、罰を受けても、欲しくて、欲しくて、離したくないものに出会ってしまったから。
 ちゅぽ♡ちゅぅっ♡ちゅぽぉ……っ♡と熟れきった秘奥に、ぶりんっ♡とふくれたちんぽの先っぽを余さずしゃぶられる。硬く尖りきった亀頭をほぐし、撫でまわし、とかすように、ちゅぱ♡ちゅぽ♡と粘ついた水音を立てるおまんこは燃えるように熱い。先っぽだけでない、ぐ、と太く伸びた肉茎もむっちり……♡と包まれ、ぷりぷり♡の肉壁が子種を搾りとろうときゅん♡きゅぅっ♡としごきあげる。
 ようやく招かれたやわなおまんこの奥の奥、ひときわやわやわな肉壁が甘えるままに、子種の口でぐりゅん♡と突き倒せば、びくびくんっ……♡♡とおまんこがふるえ、先っぽから根っこまで、ぎゅぅぅぅ〜っ♡と搾りあげられた。射精を促すいやらしい締めつけのくせに、きゅん♡きゅん♡とかわいらしく脈を打って、ちゅ♡ちゅぅ……♡とちんぽ汁をねだる吸いつきすらいとけない。
 かわいがられすぎた口腔も、しびれきった舌で一生懸命に追いすがり、きゅぅ♡きゅ♡と弱々しくこたえるように絡みつく。ふとした瞬間の幼さと健気さを、これ以上淫らな夜に見せつけないでほしい。日の下で同じ顔をされたとき、覿面に効いてしまうのだ。
 上も下もちゅ♡ちゅぅ♡ちゅうぅぅ……♡と深く交わりながら、これが最後、とほじほじ♡していた乳首から指を抜く。ぷりゅ♡とした乳首はすっかり濃い桃色に熟れて、ほじられたくぼみはひくひく……♡と余韻に揺れた。不満げな目で見られたが、ぴん♡と勃起した乳首に再び手を伸ばせば、嬉しそうに目をとろけさせる。きゅっ♡と根っこを摘み、先っぽへとしこしこ♡とちんぽにするようにしてやると、舌がぴぃん♡と張り、おまんこがさらにきつく吸いついた。
 触れあう全てが気持ちいい。陶然とした瞳の奥底で光る輝きと目が合って、何よりも惹かれて、追われて、手離せなくなった恋人を抱いていると思い知る。濡れた金色は端からぽろぽろとしずくをこぼし、甘えるように身を寄せて、きゅぅ……んっ♡とやわく締めつけた。
 上手におしゃぶりできたら、と言ったのは獄だ。もっともっとかわいらしく求められて、なんなら搾りとられたかったが、ちんぽに対してやわやわに仕込まれたおまんこでは大健闘だろう。本人も"頑張っている"らしいが、ディルドなら大丈夫なのに獄のじゃ全然ダメだとか言い出すから道は遠い。ちなみに目の前でやらせたら大丈夫どころかひんひんないてイキまくった上、生ちんぽでの種付までおねだりされた。今とほとんど状況が変わっていないのは気づかなかったこととする。ともかく、約束を果たさねばならない。この夜が終わっても淫らにうずいて止まらなくなるくらい、恋人を抱き尽くす。
 乳首をしごきながら先っぽのくぼみをほじり、おまんこをきゅんきゅん♡ととかして、ずぅっとぐりゅぐりゅ♡と拓いてかわいがった秘奥をさらに敏感に、淫らに仕立て上げる。恋人も種付の準備に入ったとわかったのか、体重をかけてぎゅう……っ♡と亀頭を包み込んだ。ちんぽで届く一番奥、ぷりゅぷりゅ♡の肉壁が子種口にちゅぽぉ……♡と吸いつき、ここに射精せ♡とおねだりをする。亀頭にごりゅん♡ごりゅ♡と撫でられる今ですら、甘イキを続けるやわやわな場所。そこを犯していい、と許されるよろこびが何よりも心を満たすのだ。
 もう一度、小さな舌を捕まえて、ちゅぱ♡ちゅぽ♡とかわいがる。とろとろのおまんこと一緒にとろとろの口まんこも犯して、はしたなく大口を開いたりできないようにしてやりたい。欲しいというなら全部やるから、かわりにその全部が欲しい。みっともない大人のワガママを、自分に甘い子供に押しつけて、下もどちゅどちゅ♡と責め立てた。
 口も、乳首も、おまんこも。ぜんぶ気持ちよくされた恋人に、獄も気持ちよくされて止まれない。きんたまから搾り出すように、みっちり♡むっちり♡としたおまんこに肉茎を上へ上へとしごかれて、重く粘ついたちんぽ汁が尿道を駆けのぼる。待ちに待った本物まんこへの生種付に、ぶりん♡と張り出し膨れた亀頭が、秘奥に甘やかされるままぶちまけた。
「んっ♡んっ♡んん〜〜〜〜〜〜〜……っ♡♡♡」
 くちびるは深く交わるくちづけでふさがれたまま、乳首はしこしこ♡ほじほじ♡とかわいがられ、おまんこはびゅるるっ♡びゅぅぅぅうううぅぅううう〜〜〜っ♡♡と長く、重たい種付で絶頂している。焦らしに焦らされ、たかめるだけたかめられ、熟れきった発情おまんこは、一番やわやわな場所を凶悪なほど硬く膨れたちんぽに犯されて、降りてこられない。びゅくびゅく♡どくどく♡と尿道に残ったひとしずくすらおまんこに余さず射精され、十分すぎるくらい子種であふれたそこを、さらに塗り広げるように先っぽでぐりゅりゅ♡とくじられる。そのたびに種付されたときのようにぷしゃ……っ♡とおもらしをしてしまうのに、口も乳首も全然離してもらえないのだ。かわいそうに、快感で塗り潰された目はまぶたが下りきる寸前だ。
 まもなく限界を迎えた身体が動きを止め、朦朧とした意識も閉じていくだろう。お互いに打ち止めだ。何もかも出し尽くして獄だってこのまま倒れてしまいたいが、大惨事になるのと恋人にスマートなところを見せたい意地で耐えている。同時にある離し難さを、せめて恋人が眠るまで見届けることで埋めようとしたとき、かわいがられるままの舌がぴくん……っ♡と動いた。

 いく♡いく♡と言えないだけで、こんなにも快感はこもってしまうものなのか。喉奥でん♡んんっ♡となくだけでは発散しきれず、それどころかふるえる感覚ですらびく……♡と淫らに反応してしまう。
 自分の体なのに制御できない。ダメだと思う頭も絶え間なく与えられる快楽に塗り潰されて、好き、という言葉しか出てこない。獄の目がいつも乗っているバイクか車みたいにぎらぎら光っている。快感で濡れた目で見る輝きは、雨の日の窓から見るようで、突き刺すようなまばゆさだけしかわからない。それなのにどうしてこんなにも愛おしくて、恋しくて、離れがたいのか。
 ベッドから出られないくらい、が本当になってしまう。頭のてっぺんから爪先まで、熱くて、甘くて、きもちよくて、好きで、好きで、好きだから、この牢獄に囚われていたい。
 触れあう全てて好きだ好きだと叫んで、歌う。心はどこまでも自由なのに、体は限界で、もうすぐまぶたも下がりきる。繋がったままのくちびるが歯痒くて、絡まった舌先で愛を描いた。言葉では長すぎるから、たった一筆、一文字分にありったけの愛を込めて。



 祭と宴の後は正気の奴が損をする。
 しかし今回は浮かれた恋人をそれ以上の悪ノリで抱き潰したから獄が悪い。それにしたって毎度毎度、妙なところで素直で健気な恋人が、獄をよろこばせようと手を替え品を替え誘惑してくるのだ。
 かわいいかわいい恋人に、お前好みに美味しくなっているぞ、と淫らに誘われて抱かないなんてあるのだろうか。少なくとも十八を越えた空却と初めて肌を重ねてからは、さんざんーさんざん大人の責任と社会的立場を脅かした報いだ、とどんな小さな冗談でも全て乗って美味しく頂いてきた。
 熱中症、ってゆっくり言ってみ?と笑われたら、にやにやと弧を描くくちびるに食らいついて、まともに喋れなくなるまで口中をにちゅにちゅと犯してやった。つぅ、と糸を引きながら、これが欲しかったんだろう?と赤く染まった耳に流し込めば、恨めしげに睨まれたが、どちらにしろ結果は同じだ。
 さて本日。朝日の中、未だ穏やかな寝息を立てる恋人はとっくに清めてある。あられもない液体まみれのベッドだって片付けて……さすがに少し湿っているからソファに移動したが、こればかりは恋人が小作りでよかった。
 しかしながら未だ抜けきらない色気はむせ返るほど強く、険のない幼気な顔が纏うにはあまりにも淫靡で、寝ていてこれなら起きたらどうなってしまうのか。ベッドから出られないのではなく、出してやれないのだ。せめて色気がもう少し抜けてからでないと寺にも帰してやれない。このままでは道を示して導いてやるはずの僧侶が、率先して道を踏み外すように促すのとおんなじことになる。
 恋人で、空却で道を踏み外すのは自分だけでいいーと思っている。まして獄にしか見せない姿のほんの一端だとしても、万が一どこかで何かを見聞きされて情や色に狂われたらたまったものではない。初めて二人が出会ったあの日に全ては決まっていて、覆したいのならばそれより前に出会ってもらう他ないのだ。
 惚れられ、追われ、乞われ、この四年が短いと思ったことなど一度もない。全てが驚くほど新鮮な景色となって獄の世界を色付けた。その真ん中にいつもいる、鮮烈な赤と金。獄に焦がれて蕾となって、獄と育てて大輪の花となった恋人に少し見惚れるくらいならかまわない。高嶺の花は見られるほどに艶やかに咲き誇る。
 ただ、触れること、手折ることは許されない。獄のために捧げられ、獄のために咲いた花は、"獄のため"だから綺麗なのだ。それに、たとえ花自身が囚われるのをやめたい、と言っても、言われても、もう逃してやることはできない。どうしようもなく、愛してしまったのは獄もおんなじなのだ。
 ベッドという剥き出しの心と身体で繋がる二人だけの牢獄に、もう少しだけいてほしい。またすぐに別々の場所へと歩き出すのだ。自分にだけ見せる姿を独占する権利くらいあるだろう。それにこの眠れる花は、今年も一年頑張った"良い子"へのプレゼントでもある。
 本来、プレゼントが開かれるのは翌朝で、お誂え向きに窓からの光が恋人にかかった。もぞもぞとしながら目元がぴく、と動く。起きたら何をするか、とりあえず飽きるほどしたくちづけをもう一度。最後に小さな舌の描いたハートマークをお返しして、どんな反応をするのか見てみたい。

2021/11/28


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