HAPPY X'mas
粉雪が舞い降りそうなクリスマス・イヴ
「ホワイト・クリスマスになるか……」
短い黒髪の彼女は、どんよりとした空を見上げ呟いた。
街行く人々をカフェから眺め、飲みかけの紅茶を一気に飲み干すと席を立ち、行き交う人込みに自分も紛れ込んだ。
やる事は沢山ある。
クリスマスだとか彼女にとっては、ただのお祭り騒ぎにしか思えなかった。
なのに、街中はクリスマス一色でナタルは嫌気がさしていた。
(…なんだって、こんなに浮かれているのだ?)
そう感じながら、最寄りの書店へと入り探している本を探す。
しばらく本を眺めていると、見知った顔の男性が視界に入る。
しかし、気にもせずに手に取った本を見ていると彼は近づいてきた。
手にリボン付きの小さな箱を持って……
「……これ…」
彼はその小さな箱をナタルに差し出すが、彼女は不思議そうな顔をしてまた本へと目を落とす。
彼は、本を取り上げてナタルの手をとるとそっと箱を渡し
「メリークリスマス&ハッピーバースディ ナタル」
と呟いた。
ナタルは驚き、彼と箱を見比べるとフッと笑い
「……そういえば…今日は私の誕生日だったな……ありがとう。ノイマン」
彼もまた笑い
「……いえ、貴方が生まれた日ですから…」
と顔を赤くした。
ナタルも顔を赤らめ、取り上げられた本を棚に戻すと
「…せっかくだから、食事にでも行こう。誕生日だからな」
「なら、俺が払いますよ」
「いや、私がご馳走しよう。クリスマスでもあるからな」
「では……お互いの分を払いあいましょう」
このままでは、繰り返すばかりだと悟ったノイマンは妥協案を出し、ナタルもそれに乗った。
外に出ると、二人の頭上にふわりっ…と粉雪が舞い降りてきた。
END
あとがき@
クリスマス&お正月企画ということで、書いてみました。クリスマス話。
でも、クリスマスじゃないですね…ι
ナタル誕生日話ですね(汗)
企画を見た時、ナタルの誕生日がイヴなのを思い出し書きました。ノイナタで(一応)
でも、結局ノイナタでもないような……
このような話を読んで下さってありがとうございました(>_<)
'03/12/20
あとがきA
やっと見つけました〜(>_<)
'03に日参していたサイト様でクリスマス&お正月企画がありまして、ちゃっかり投降した作品です♪
PCに残してなくて、サイト立ち上げた時悔しかったんですが、本日見つけました♪
印刷してたらしく、それを!!
ということで載せましたvV
拙いですが、読んで下さってありがとうございましたm(__)m
サイトUP:'05/4/14
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