estatura

GUNDAM SEED

種学園、図書室。お昼休み時間にミリアリアは、借りたい本を探しに来ていた。


「…えーっと、確か……あった……。うっ…届くかしら…」


周りを見渡すと脚立さえ置いてない。欲しい本は一番高い棚に収められていた。脚立を諦めたミリアリアは、背伸びをしてようやく背表紙の下に指が届いた。


「…う〜〜んっ……よっ…はっ…っとと…届かないなぁ〜い!!」


ぶつぶつ独り言を呟いていると


「なーに、一人でしゃべってんの?」


真後ろにディアッカが立っていた。


「Σうっっわっ!!ディアッカ!?なんでいるの?」


思わずびっくりして声を出した瞬間、爪先立ちのミリアリアは態勢を崩した。ディアッカは、慌ててミリアリアの支える。


「キャッ……!?っキャ―!!もがっ!」

「しーっ!!一応図書室だから…」


ディアッカは、ミリアリアの口を手で塞ぎ耳元で囁いたが途端に


「Σ…あっ…わ、悪ぃ…」

「えっ?な、何、肩組んでるのよっ!?」


二人は、ぱぱっと離れた。


「「…………………」」

「…ゴホッ……えーっとどの本を取るわけ?」


ディアッカは咳払いをしてミリアリアに聞いた。


「えっ?あっ…あの棚の…『落窪物語』」

「あぁ、これね」


そういうとディアッカは、ひょいと手を伸ばし簡単に棚から本を取り出した。


「あ、ありがと……」


ポンと本を手渡されミリアリアは礼を述べた。


《…私がどんなに背伸びしても届かなかったのに……あれ?》


書棚と本を眺め、そしてディアッカを眺めてふと気がついたかのように話しかける。


「…アンタさぁ〜」


(大好きな女に)じろじれ見られてディアッカは、少し焦る。


「な、何?」

「背ぇ、伸びた?」

「……さぁ〜分かんないけど…伸びた?」

「…うん……なんか高くなった気がする」


ミリアリアは、手を伸ばしディアッカの頭上に手をかざす。


「……ふーーん、これじゃ届かないね。」

「…なにが?」

「……耳かして…」


ミリアリアは、ディアッカの耳を引っ張り背伸びをした。
そして…




―――チュッvV




柔らかい口唇がディアッカの頬に触れた。


「んなっ!?〜〜」

「さ、さっき…よろけた時のと本取ってくれたお礼よっ!!じゃっ…」


ミリアリアは、顔を赤らめて行こうとしたがディアッカは腕を掴んで


「…もちょっと…」


と言って、今度はディアッカが屈んで、ミリアリアの口唇にキスを落とした。


「…俺が屈んでも、できるな♪」

「〜〜〜バカッ!!////」


―だん!!!!


ミリアリアは、そういうとディアッカの足を思い切り踏んでその場から、去っていった。


「………痛ぇ…」


足を痛そうに押さえていたディアッカだったが、顔には満面の笑みが零れていた。



そして、パタパタと本を抱えて走るミリアリアの口の端は上がっていたらしい。






END



あとがき

ディアミリでございます。
書くのは二度目ですな。…し、しかし、イチャついてるね、二人とも。
図書室ちゅーvVですよ!?
ディア調子ノリノリで、最後決まんねぇ(笑)
まぁ所詮ディアッカだからな(ヒデー)
種学園モノ久々だわぁ〜☆
アタシが書くと学園モノでもエロ学園なんだよねぇ〜
ちなみにタイトルの『estatura』はスペイン語で『身長』でございます。
では、ありがとうございましたm(__)m。


-58-

GUNDAM SEED / TOP