三日月

GUNDAM SEED

オーブに地球軍が攻めてきたが戦いの最中、急に撤退した。
キラとザフトのパイロットの会話を遠くから見守り続けてたムウとマリューは、外に出た。
細い三日月が、荒れ果てた戦場を照らす。
崩れた瓦礫に腰を下ろし


「………あの、キラくんの友達…私、会った事あるわ…たぶん……」


マリューがボソリと呟く。ムウは何も言わず次の言葉を待った。


「あの時…ヘリオポリスでザフトがGを奪取しようとした時、キラ君を見て一瞬止まったはの……あの時の兵士は彼なのかもしれない……」


マリューは項垂れながら、考えた。


(あの時、私がキラ君を呼び付けなかったら……キラ君を戦争に巻き込む事も、友人と戦わせる事も)


「…マリュー……」


名前を呼ばれ、顔を上げるとムウは黙ってマリューを包みこんだ。


「少佐っ…」

「……過ぎた事は、どうする事も出来ない。だが、あまり自分を責めるな」

「……っ…」


ふと、顔を上げると優しい眼差しで見つめられてる事に気付き、マリューは頬を染めた。だが、それは合図だ。胸が高鳴り、年甲斐もなくときめく。
待っていたのか二人は目を閉じ、口付けを交わす。はじめは軽く触れる程度だが、段々と深く頭が真っ白になるくらいに……。
口唇が離れるとムウは苦笑した。


「ごめん…こんな時に何やってんだろうな」


照れて誤魔化しているのか、それでも腰に回された手はそのままだ。


「……いいえ」


気が高ぶっているのかマリューは涙が溢れそうになる。ムウはそれを見て、また口付けを交わす。
キスで濡れた口唇を月光が射し、微かに光る。
抱きしめ合っていた時間は、長いのか短いのかムウとマリューは分からなくなっていた。
ただ何時の間にか周りを薄闇の蒼が染め、月が高くなっていた。

二人は、手を絡ませるとずっと解かずにいた。まるで、離したら闇にさらわれてしまうんじゃないか。と思いながら…
そして、ゆっくりと互いを見ると微笑みあい、手を繋いだまま月を眺めていた。

きっと、また地球軍が攻めてくる。ただ、それまではこのままで……この手を離したくない。




END




あとがき

何書いてんだ?アタシは……ひぃ〜こっぱずかしい〜〜(ノДヽ)
ちなみに、ヤッてないからね!!(何をだ!?)ちゅーしか!!(笑)
だって、さすがに不謹慎じゃん(爆)だから、この後宇宙に上がってからヤッたという事にして…これは。
だって、宇宙に上がってすぐの時はまだ『少佐』呼ばわりだし、しばらくしてからいきなり『ムウ』でしたから…その間にvV
まぁ、マリューさんの事だから恥ずかしがってたかもね☆
続編あり


初槁:2003/12/18


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