Mind Crisis

Treasure

まえがき

・これは第八話を元とした、アスカガ前提のキラが哀れな馬鹿話です。
・皐月の少々痛い毒吐きが満載です。
・ユウナが好きな方はご覧ならない方が賢明です。
・アスランが変態ですので、白ザラが好きな方は好まれない内容です。
・一部下ネタが入りますので、苦手な方はご遠慮下さい。
・「↑のことを踏まえた上で読んだけど気に入らなかった」と言われても、一切の責任は負えませんι

それではどうぞ〜
皐月


ちなみに管理人は携帯片手に爆笑しつつ、ベッドを叩きました!!









体の線をなぞる雫。浴室内に響くシャワーの音。
アスランはアスハ邸に戻った途端、浴室に籠もっていた。

思い出すのは愛しの彼女の困った顔。自分から彼女を引き離し、嫌みにニヤけたあの男。

頭から熱い湯を被り、流し去ろうとする……が、イライラは募るばかり。寒気すら感じる程だ。
端正な顔に影が落ち、握られた拳がわなわなと震え始めて……

―Σドゴッ!!

豪音と共に壁に拳が減り込んだ。

「…っざけんなっパープルもみ田あげ男!!俺のカガリに触んじゃねぇっ!!感染るんだよっ!!!」




〜アスハ邸のメイド達〜

「あらあら?アレックス様、いつもに増して荒れてらっしゃるわね〜」
「そうねぇ〜…あら?とうとうヤクザ蹴りまで始めたみたいよ」
「まあ〜、肌色一色のヤクザ蹴りなんてワンダフルな光景ねぇ〜♪」
「……あら?静かになったわね…」



静かに扉が閉められ、これまた静かに歩いてくる足音。メイド達が見たのは、穏やかな微笑みを湛えたアスランその人だった(勿論服は着用済み/笑)。その顔はまるで『芸能人は歯が命』と言わんばかりの笑顔だった(古っ!ι)

「すみません、少し出掛けて来ますね」

「え、えぇι……あ、あの…」

「何か?」

「な、なんでもありません〜ιι」

向けられる笑顔の中に何かどす黒いものを感じ、メイド達は黙って見送ることに決めたのだった…(笑)


しばらく車を走らせていると、見慣れた人物達との再会があった。
キラとラクス、そして子供達……

「あー!アスランだぁー!」

「違うよー!アレックスだよー!」

「アスラン!」

「アレックス!」

「あのねー!お家がねー!」

「わたしのお人形ー!」

「ちょ、ちょっと待……ι」


一斉に迫ってくる子供達に思わずたじろぐ。

「あらあら…。ほら、アスランが困ってますわよ」

ラクスが微笑みながら落ち着かせようとするが

「ねぇ!カガリはー!?」

「カガリ!カガリ!」

「今日は一緒じゃないのー!?」

「いつも一緒ー!!」

子供達の無邪気な発言で、アスランの雰囲気が一変した。にっこりと笑っているが、取り巻く空気が黒く淀んでいる。
キラはその空気に寒気を感じ、慌てて宥めた。

「ア、アスラン!何があったか知らないけど、子供達の言うことだからねっ!ι」

「はははは、何を言ってるんだキラ?v」

アスランは満面の笑みを湛えて、怯える子供達の頭を撫で始めた。

「そっか〜、俺=カガリかぁ〜。よく分かってるな〜♪うん、実に将来が有望な子供達だ☆」

皆一様にビクビクしてる中、にこやかなのはアスランだけ……否、微笑みを絶やさない者がもう一人いた。
突然アスランはキラの襟首を掴み、その微笑む人に笑い返した。


「すみませんラクス、しばしコレ(キラ)をお借りしてもよろしいですか?v」

「あらあら。えぇ、構いませんわvV」

「ちょっ、アスラン!?」

慌てふためくキラなどお構いなしに、アスランは話を勝手に進めている。

「ありがとうございます。では後程返却しに参りますのでv」

「ちょっと!!アスランってば!!」

「はい、了解しましたわvV」

「ラ、ラクス!?」

アスランは嫌がるキラを強制的に助手席に放り込み、自身は運転席に座った。

「ラクス!!助け…っ!!」

ぶおぉぉぉん!!と凄い音を鳴らしながら、車が起動を始める。

「キラ〜御武運を〜vV」

無常にも微笑みながらハンカチを振るラクスに、これまた微笑みを絶やさないアスラン。

叫んでもどうしようも無いと分かっていつつも、キラは叫ばずにはいられなかった。

「僕の承諾はぁぁぁぁ!!??」





「カガリにプレゼントをしたいんだ」

アスランから打ち明けられた行動理由。キラは半眼で溜息を吐く。

「じゃあ自分で勝手に選びなよ……Σじゃなくてっ!!ιどんなのがカガリは喜んでくれるだろうねっ!!ι」

思わず本音を漏らした途端吹き上がるオーラに慌てて、とりあえず話を合わせることにした。

「それならネックレスとかどう?ほら、アスラン貰ったことあるよね?」

「いいやダメだ!!服に隠れてしまう!!やはり指輪がお決まりだろう」

「えっ?でも立場上指輪は困るかも……」

ギロッと横目で眼を飛ばされ、キラは思わず固まった。

「それでは俺の気が済まん。俺とカガリの愛の軌跡をもみ男に見せ付けてやらねば…」

「も…もみお?……え、えーっと………あっ!そういや今オーブに面白い人がいるよね!もみあげがフサフサしててさ!ちょっと触ってみたいかなぁ〜なんて…」


―Σパッキィーンッ!!

何かがひしゃげて割れる音が響いた。

「ア、アスラーン?」

キラが恐る恐る隣を見やると……瞳の色が変わった元・親友の姿があった。ハンドルを握る手からはミシミシと軋む音がする。

「ふふふふふ……」

「ア、アスラン!!??」

アスランはおもむろに車内のスイッチを弄り始めた。そうこうしてる内に車の形状が変化し、凄まじい豪音が響き出す。

「アスラン!!落ち着いてぇ!!!ι」

キラの叫びを無視し、アスランは笑いながらアクセルを思い切り踏み込んだ。

「ウザいんだよ、あのモサモサはぁっ!!後ろ毛と共に即刻消し去ってくれるわっ!!存在自体がセクハラなんだよっ!!!こんの天然危険物がぁぁぁぁぁ!!!!」

「オッ…オープンカーでぶっ飛ばすなぁぁぁぁぁ!!!!ιι」



一斉に迫ってくる子供達に思わずたじろぐ。

「あらあら…。ほら、アスランが困ってますわよ」

ラクスが微笑みながら落ち着かせようとするが

「ねぇ!カガリはー!?」

「カガリ!カガリ!」

「今日は一緒じゃないのー!?」

「いつも一緒ー!!」

子供達の無邪気な発言で、アスランの雰囲気が一変した。にっこりと笑っているが、取り巻く空気が黒く淀んでいる。
キラはその空気に寒気を感じ、慌てて宥めた。

「ア、アスラン!何があったか知らないけど、子供達の言うことだからねっ!ι」

「はははは、何を言ってるんだキラ?v」

アスランは満面の笑みを湛えて、怯える子供達の頭を撫で始めた。

「そっか〜、俺=カガリかぁ〜。よく分かってるな〜♪うん、実に将来が有望な子供達だ☆」

皆一様にビクビクしてる中、にこやかなのはアスランだけ……否、微笑みを絶やさない者がもう一人いた。
突然アスランはキラの襟首を掴み、その微笑む人に笑い返した。


「すみませんラクス、しばしコレ(キラ)をお借りしてもよろしいですか?v」




―数時間後―

マルキオ邸の前で待っていたラクスに横付けするように車が止まった。
キラは大きな瞳に涙を目一杯溜め、フラフラしながら車から降り、ラクスにしがみつく。

「まあ〜おかえりなさい、キラvV」

「ラクスぅ〜〜恐かったよぉ〜〜(TOT)」

「あらあら。ほら、泣きませんことよ?よしよしvV」

まさしく飼い主と犬のような光景だ。アスランはキラの頭を撫でるラクスに恭しく礼をした。

「ラクス、返却致しますv」

「はい。ご苦労様です、アスランvV」

「ねぇ!僕には!?」

「(無視)それでは俺はこの辺で失礼しますねv」

「そうですわね。ではカガリさんによろしくお伝え下さいなv」


「だから僕にはぁぁぁぁぁ!!??」


帰路に着きながら、後部座席に置いてある小さな包みを見やる。

彼女は喜んでくれるだろうか……いや、それ以前に自分の決意を伝えなきゃならない。
例え今が辛くても……未来には幸せだと思えるように。
その時に俺の隣には…君にいて欲しい。
それまで……どうか…君を縛ることを許して……




「…………とりあえず…帰ったら…消毒だな★(俺の手で)」



しかしカガリとは夜もすれ違い、それすら叶いませんでしたとさ♪(笑)




END




あとがき

毒吐きまくりな変態ネタでしたιでも書いてて楽しかったです♪

八話の指輪は、実はネタバレで把握はしてました。が、あまりにもベタなベタ内容だったので、全く信じてませんでしたι
だって嫌な噂しか聞かないですからιこれからの展開も考えると、正直かなり憂鬱です。いい噂なんて信じられません(-_-)
なので、いい意味で期待を裏切っていって欲しいなというのが、図々しいながらも一ファンの願いです。


車はかなり遊びました。でも本編でもサイバ◯フーォ◯ミュラネタだったから、まあいっか〜と開き直りました♪
新◯君至上主義な私としては、やはり深紅のエクスペ……げほっげほっι

それでは、こんな堕文を読んで下さった寛大な方、ありがとうございましたm(__)m



管理人から一言vV

キラが…哀れだ(TдT)

でもアスハ邸のメイドさん達、和やかですねvV
楽しかったです♪
壊れアスラン♪



頂き日:'04/12/11
UP日:'04/12/12


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