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夜姫アスカ様のサイト‡月姫の宴‡で連載夢主で静蘭甘夢で7000番キリリクで頂きました。
その日、怜憐は後宮にいた。秀麗に会いに来ていたのだ。
だが.....
今は夜の10時を回ったところ。当たり前の事だが、辺りはもう暗くなっている。........女が一人でうろついている時間ではない。
まあ理由は秀麗がなかなか放してくれなかったからなのだが....。
『ふぅ〜。大分暗いなぁ。父様は泊まり込みだし、静蘭は劉輝付きだし、秀麗は貴妃だし。.......家に一人って、寂しいなぁ。』
ブツブツ呟きながら歩いていると、ふと見知った気配が前から歩いて来るのを感じた。
「おや、怜憐殿ではありませんか。」
『こんばんは、藍将軍。』
そう、歩いてきたのは名門藍家の貴公子、藍楸瑛だった。
「こんな時間に女性が一人で出歩くものではありませんよ、怜憐殿。」
『はい。すみません。(苦笑)藍将軍は後宮で何を?......と聞くまでもありませんね』
藍将軍の女癖の悪さは当然怜憐も知っている。
怜憐がそう言うと彼は笑った。
「ははは。今日も逢瀬の約束があったのですが.......やめておく事にしましょう。」
そう言うやいなや藍将軍は怜憐の手をとり手の甲に口付けた。
......と同時に怜憐の後方から鋭く冷徹な殺気が....。
楸瑛と怜憐は バッ と振り向いた。
二人の視線の先に居たのは、素敵な笑顔の腹黒最強元公子......
「何をしておいでですか?お二方?」
.......そう、静蘭だった。
「.....何をしていたのかと聞いているのですが」
....誰も口を開こうとしないので、静蘭が優雅な微笑をうかべてまた同じ質問をした。...もちろん目は笑っていない...。
『...え〜っと..これはー....』
「....私は逢瀬の約束があるからこの辺りで失礼するよ。後はお二人でごゆっくり」
『狽ヲっ!!藍将軍!?』
.....楸瑛は無情にも怜憐を見捨てた。...間違いなくあの兄達の弟だ。
楸瑛は足速に去って行った。
『「......」』
二人の間を微妙な沈黙が支配する。
....と何を思ったか静蘭が少しずつ怜憐に向かって歩いて来た。
『煤I?』
怜憐は逆に少しずつ下がって行く。
だが.....、
トンッ
『っ!?』
怜憐は後ろの壁に追い詰められてしまった。
後ろには壁。前には静蘭。
『(.....にっ、逃げられないっ!!)』
静蘭は壁に手をつき怜憐を拘束した。
『せっ!静ら「怜憐、私は怒っているのだが?」(ビクッ!)....ごっ、ごめんなさい.....。許し...て?』
静蘭の威圧的な言葉に怜憐は少しびくつき、上目使いで謝った。
.....まさにそれは、子兎を狙う狼の図だった...。
そんな怜憐の姿が静蘭に火を付けた。
「...許さない」
『へっ!?....んうっ!!』
静蘭は怜憐に無理矢理口付けた。
それはだんだんと深いものになっていく。
『..んっ...はあっ....やっ....あぁっ』
怜憐は苦しくて静蘭の胸を叩くが、静蘭は口付けを止めない。
『....ふっ...う』
やっと終わった口付けの後、酸欠で気絶寸前の怜憐の耳元で、静蘭はささやいた。
「...今日はこれで許してやろう。次はないぞ」
そして耳を甘がみして、腰が砕けてしまった怜憐を姫抱きして室まで送り届けた。
――私も重傷か
と思いながら。
沙耶様すみません、遅くなりました。
感想下さると喜びます。
キリ番を踏んで頂きました!
夢主をいじめる静蘭が生き生きしていていいですよね!
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