君がいるだけで
傍にいたくて…
傍にいて欲しくて…
いつも…いつも…
お前の姿を
探すようになっていた。
◇◇◇◇◇
普段ならあまり口を聞かない蜜柑の親友、蛍にまで聞いて…だが、彼女は「…自分の力で探すのが一番よ」と言って手伝おうともしなかった。
考えてみれば、当たり前なのだが…
(くそっ!!心配してねぇのかよ…)
棗は、今も歩きながら蜜柑の姿を探している。
いつからだろう…
こんな少しの間だけでも
姿が見えなくて…
不安になるのは…
俺は…
いつから…
こんなに…
過保護になったんだろう…
でも、それでも
傍にいたくて…
傍にいて欲しくて…
隣で笑って欲しいのは…
ガサガサと林の中を入っていくと、いつも自分がサボる時必ず来る木の下に探していた人物を見つけた。
「…こんなトコにいやがった…」
こんな気持ち…
ホッとする気持ち…
お前がいなくては
成り立たない。
初めての感情
隣にすとんと座ると、髪の毛を弄ぶ。サラサラの髪がするりと手から滑り落ちた。
「……な…つめぇ…」
名前が呼ばれ、起きたのかと眺めるがまた寝息が聞こえてきた。
ムニャムニャと寝言をいう蜜柑に思わずニヤけてしまい、軽くキスをして呟いた。
「…好きだぜ…蜜柑…」
傍にいたくて…
傍にいて欲しくて…
隣で笑って欲しいのは…紛れもなく
お前が好きだから…
お前がいなくちゃ…
何もならない。
そう云うと蜜柑に寄り添っていた。
「………んっ あれ?…ウチ…眠って…しもうた…」
ぼんやりとした世界から目を覚ますように蜜柑は、目を擦った。
そして、傍らのぬくもりを感じ、横をみると端正な顔立ちの寝顔。
「な…つめ……寝とる…」
寝顔を見つめながら、蜜柑はクスリと笑うと
「……棗…大好き…」
あなたの姿を見ると
ホッする。
たまに見せる優しさが好き
ぶっきらぼうなトコも好き
身体中で
いつでも
棗が好きっていってる
だから…
傍にいさせてね…
呟いて、そっと頬に口付けた。
「……んっ…?」
触れられた感触からか棗が目を覚まし、蜜柑が視界に映る。
二人は、笑い合うと引き寄せられるように
甘い口付けを交わした。
君が傍にいてくれたら…
それだけで幸せ。
END
あとがき
航サマ、6000番おめでとうございます☆
リクは【甘々な棗蜜柑】でしたよね……
い、いかがでしたでしょうか?
甘々っていうか…棗蜜柑でもないような…
むしろ、棗→蜜柑に見えなくもないですね…(汗)
すいません、こんな駄文で短いし…。
ちなみにこの話は、スイッチが入ってる時に書いたので1時間で出来ちゃいました(笑)
こんなのでよかったらお納め下さいm(__)m
では、ありがとうございました(≧ω≦)
2004/10/26
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