君の虜

GAKUEN ALICE

暗闇の中から唯一差し込んできた光

手を伸ばせば…

近づけば…

手に触れれば…

離れられないと分かっていたのに…

求めてしまった……





大きなベッドの上で棗は起き上がり横を見た。
隣で服を掴んだまま静かに眠る少女
汚れないこの少女を
汚してしまった自分
さらりと前髪に触れると
身動きをするも
起きる気配はない。



暗闇の中をいつも歩いていた。

悪夢のような日々

【人殺し】

【黒ネコ】

【闇工作員】

色々な経験を余儀なくされた。

一生、光の中には戻れないと思っていた。

だが、近づいてしまっていた。

すぐに離れられると出来ると信じていた。

しかし
それが出来ないくらい。

光の中に引き込まれてしまう。


引き込まれてしまえば、自分も白くなれると思ってしまった。
しかし、それは勘違い。


黒はいつまでたっても黒

決して白になんて戻れない。


この目さえ見えなければ

光の中にいる君を見つけなかったのに…

この体が君を知らなければ

こんな思いもしなかったのに…




そっと、蜜柑の頬を撫で口付けをする。


離れられるなら離れたかった。

しかし、捕まってしまった。

汚れなき君に。

気付いた時にはもう遅い。

憧れて焦がれて

俺は君に捕われてしまった。


狂喜めいた思いをひとつ

【俺を殺せるのはお前だけだ―――蜜柑】



俺は君の虜



END



あとがき

またしても訳わからん話です…ι
暗い話だなぁ〜短いし。
今回は、蜜柑がしゃべってませんね。
おかげで棗独白といっても過言ではない!!
ってか、一日に何作UPする気ですか?
アホですね。

しかし、こんな話載せていいんかい?
ってか、誰もこんなん読んで感想くれんて…(嘲笑)

では、大切なお時間を無駄小説に割いて下さってありがとうございますm(__)m



'04/11/15


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