winter solstice

GAKUEN ALICE

冬至
一年で一番昼間が短く、寒くなる日。



「今日のおかずは、かぼちゃなんやなぁ〜」


夕食時、蜜柑はテーブルについて呟くと隣に座っていた蛍は


「今日は冬至だからね…」

「とうじ?」

「……めんどくさいから自分で調べて…まぁ、かぼちゃが出たってコトはゆず湯かしらね、今夜は」

「ゆずゆ?」

「風邪を引かないようにかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入るのよ、今日は」

「…へぇ〜〜」


蜜柑は、蛍に関心しながらかぼちゃを食べると甘くておいしかったので、笑った。





夜9時になると、蜜柑は棗の部屋を訪れるのが日課となっていた。


―コンコン

ガチャリとドアが開くと中から出てきた棗は蜜柑の姿を見て、瞳を見開いた。


「……何持ってんだよ」

「ゆずや!!ハイ、少し持って」

「おいっ…」


腕いっぱいに持っていた柚子を棗に渡すと、蜜柑は中に入った。
コロロっとテーブルに柚子を転がすと、棗は呆れたように


「んで、なんだよこの柚子は」

「今日、とうじやろ?」

「あぁ、だから?」

「だからって…お風呂に入れて入ると風邪引かんのやて」

「それで?」

「棗もいるやろ?」


目の前の蜜柑は、やたらと勝ち誇った顔をしていた。
棗からすれば、だから何なのだ?と疑問だが、何か思いついたのか、ニヤリと笑うと


「まぁ、お前はバカだから入らなくても平気なんだろ?」

「なっんやて〜〜!?ウチやって冬は風邪引くわい!!」

「じゃ、入らねえとな」

「もちろん、入るに決まってるやろ!!」


ぷぅっと頬を膨らませる仕草は、とても中学生には見えないが、それがまた蜜柑の可愛さであった。


「ふぅ〜〜ん…じゃ、準備してやるよ」

「へっ?」


棗は、呆気に取られてる蜜柑を無視しバスルームに向かうと湯槽に柚子を放り投げ湯を貯めだした。


「…棗?もぅ入るん?せやったらウチ部屋に戻るな」


蜜柑はその姿を見て、部屋から出ていこうとしたが、棗は腕を掴むと


「どこ行くんだよ、てめぇ」

「へっ?だって棗、風呂入るんやろ?ウチ邪魔やん…」

「てめぇも一緒に入るだよっ!!」


棗は、そう言うと蜜柑を抱きかかえバスルームに向かった。


「ちょお…棗っ!?」

「ジタバタすんな!!」



暴れる蜜柑をバスルームに連れてくると、ドボボと湯気をあげ、湯がいっぱいになっていく。
柚子の香が充満していく。






「なーつーめー」

「なんだよ」

柚子がいっぱい入ったバスタブに、二人は仲良く入っていた。

「こっち見たらあかんよ!!」

「今更なに言ってんだよ。ってか、柚子ありすぎて見えねぇよ!!」

いっぱい、蜜柑により大量に入れられた柚子は、隙間が見える位だが、棗は物足りなくなり、後ろから蜜柑を抱きしめた。

ちゅっ

と軽く耳にキスをすると、たちまち蜜柑の耳が真っ赤に染まり、棗は楽しくて仕方なかった。

「なーつーめー、やめてってば…今日は…」

「分かってる、出来ねぇんだろ。だからこれで我慢してんじゃねぇか…」

べったりと蜜柑に抱きつていて言う台詞ではないと思い、蜜柑はため息をついた。

(……なんで、こんなコトになったんや?)

そんなコトを思いながら、二人仲良く冬至のゆず湯に入り、身も心も熱々なのでした。




END






あとがき

アハハ〜何これ?
冬至ネタって!?
しかも、普通につまんないし!!

ハイ、最初、裏ネタでいこうと思ったのですが、なぜか裏が書けなくなってます。
ごめんなさーい(>_<)
裏目的の方が多いみたいなのに!!
腑甲斐ない管理人です…スイマセン

さて、一緒に風呂に入っているのになぜ棗は手を出さないのか?
それはドレでしょう!?

1:蜜柑が断固拒否
2:蜜柑が生理中

さぁ、どっちだ!?



まぁ、どっちにしても場所が風呂場だから棗なら普通にやりそうだよね(爆)
答えはどちらもです(答える意味なし)


いや、でも本気で裏ネタだったんだけどねぇ〜ι
書けなくなったのかなぁ〜頑張ります。


では、こんなつまらない話を読んで、…ありがとうございました(TдT)



'04/12/21


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