Sweet X'mas

GAKUEN ALICE

12/24 クリスマス・イブ
学園主催のクリスマスパーティ
ホールではご馳走が並べられ、正装した男子生徒と花のようなドレスを着た女生徒が軽やかにダンスをしていた。





今回、蜜柑は何人もの男子生徒にダンスを申し込まれていた。
はじめは普通に、ナルとかと踊っていたのだか、その可愛く愛らしい姿を見たのか次々と申し込まれた。
もちろん、親友の蛍はその容姿故に、何人もの男子生徒が申し込まれるが


「……食べる方が好きなのよ」


と群がる生徒を無視し、ご馳走を食べていた。


さて、蜜柑は順番に踊ってはいたのだがだんだんに疲れてきた。
が断りきれない彼女は、次の相手が礼をしお辞儀を返そうとした時、何者かにグイッと手を引っ張られた。


「………棗?」

「来い」

「へっ?」

「おい!!待てよっ!!」

「あ゙ぁ゙?」


チャレンジャーなダンスの相手は、声をかけるも棗の燃えるような鋭い瞳に萎縮してしまい、固まってしまった。


「……フン」


相手を無視し、腕を引っ張ると、ズルズルとホールから蜜柑を連れ出した。
中庭の中央には、大きなクリスマスツリーがあり、その下に来るとようやく腕を放した。


「ちょお…棗、何なん?」


掴まれていた腕が熱くて、離れた時には、ホッとしたりもしたが、少し淋しくなった。
蜜柑は、なぜか喉がカラカラになる位緊張していた。

棗の紅い瞳に鼓動が速くなる。


「………お前、何人と踊る気だよ」

「はっ?」

「……………なんか…ムカつく…」


その真剣な眼差しに恥ずかしくなり、誤魔化すように口を開いた。


「……もしかしてヤキモチ?棗って…ウチのコト好きなん?アハハハハ〜」


その一瞬、棗の瞳が見開いたかと思うと


「……そうだ」

「へっ?」

「好きだぜ」


……………

……………?

……………!?

……………!!

……………




しばらくの間、停止した思考がようやく動きだした時には、蜜柑は真っ赤になるしかなかった。


「……なっ…なっ…何言っ……」


口をパクパクさせるコトしか出来ない蜜柑に、棗はそっと頬に手を添えると


「お前が好きだって言ってんだよ」

「―――っ!?」


そう言うと顔を近付けてきた。



「「………………」」



口唇が離れると


「………クリスマスプレゼントだ」


そう呟き、さっさと行ってしまった。
一人残された蜜柑は真っ赤になったまま



「………プレゼント…って…」



口唇に触れると

濡れていて…

熱くて…

でも

何よりも甘いキスのプレゼント…。





END





あとがき

クリスマス第2弾のテーマは甘々〜vV
やはり、クリスマスといえばダンスパーティでしょvV
可愛いドレスとか、だーい好きですvV
ちなみにアタシは原色系ドレスは似合わないと散々言われました…(TдT)
真っ赤なドレス着てみたかったのに…おかげでピンク系が多いです。
キャラじゃないのに…

さて、蜜柑達のドレスは後夜祭のを思い浮かべて下さい。
クリスマスに天使をモチーフにしたドレスですよ!?
めちゃ、可愛いんじゃぁぁぁぁ!!
でも、クリスマスパーティとかありそうですよね?原作とかで…是非ドレス着て下さい!!


では、ここまでお読み下さった方には感謝です♪
ありがとうございましたm(__)m



'04/11/14 作成
'04/12/24 Up


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