POLARIS

GAKUEN ALICE

いつだって輝くお前がいるなら……



   ◇◇◇◇◇◇◇◇◇



眠れなくて、窓の月を見上げていた。上空は風が強いのか、雲が次々と流されていき星がチラチラとのぞいてた。

思えば、ココに来てからはすべて闇の中を歩いている気分だった。

何もなかった。流架以外信じるモノがなかった。
どんなに、見渡しても、叫んでも確かなモノなんて存在しなかった。――けれど、今は違う。

キングサイズのベッドに寝ている蜜柑を眺めながら、そう信じている。

悲しい時や苦しい時に蜜柑がそばにいてくれる。

暗い海にいるような俺を明日へと照らしてくれるようなあの北極星のように……


お前がいるから、俺は俺でいられる。
『黒猫』『人殺し』と罵られようがお前がいてくれるなら…

直接にはまだ、言えないけど――


「………お前がいるなら…生きていける……愛してる…」


呟いて、蜜柑の髪の毛にキスをする。


「……んっ……ウチも……なつめの…と……すき………スー…」


寝呆けてるのか、しかし起きてないところを見ると寝言なのか…嬉しいコトをいってくれる。


お前がいるなら…俺の心に光を満たしてくれるお前がいるなら…
たとえ、終わりがないとしても歩いていけるよ…


窓の空を見上げると、雲の隙間から美しい星が輝いているのが見えた。



END


あとがき

もう、だんだん棗じゃなくて恥ずかしくなってきました。すいません…
こちらも同盟サマに送っています。

2004/9/4


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