教えて下さい。
「っしゃあ――!!ふふっ、これで私の勝ちね。佐倉さん♪」
「く〜〜…負けてしもうた〜!!」
初等部寮の蜜柑の部屋に、蛍、野乃子、アンナ、そしてスミレが集まり仲良く?トランプをしていた。
本来、一番広い蛍の部屋に集まるのが一番なのだが
「部屋、散らかされるのイヤなのよね」
と言うことで、言い出しっぺの蜜柑の部屋に集まっていたのでした。
ただトランプをするのもつまらないと言うことで、最下位の人が4位の人のお願いをきく。というルールがしかれた。
単純に1位ではないのは、分かりやすいからであった(笑)
ちなみに順位は次の通り
1位:蛍
2位:野乃子
3位:アンナ
4位:スミレ(パーマ)
最下位:蜜柑
「さーて、何をお願いしようかしら♪」
ウキウキとトランプを蜜柑に渡し、スミレはにんまりと笑いながら言った。
蜜柑は、バラバラになっているトランプを集めながら
「く〜あそこで右の方を取ってれば、ウチの勝ちやったのにぃ〜」
「ほーっほっほっ!!やはり、日頃の行いがものをいうのよ、佐倉さん」
「ムキー、パーマの分際でぇ〜」
「ちょっと!!パーマって呼ばないでちょうだい!!そうだ、決めたわ☆佐倉さんへのお願い」
悔しがる蜜柑にスミレは目を輝かせながら、お願い内容を言いだした。
翌日、蜜柑はげんなりしていた。
『わかった?明日まできちんと聞いてきてよね!!』
昨晩のお願いを思い出し、浮かない顔をして、北の森にてある人物を探していた。
「はぁ〜なんでこんな面倒な事…パーマなら自分で聞けるやろっての」
実際、罰ゲームを兼ねている為仕方がない事だが
いまいち、気乗りがしないのはなぜなんだろう。
そんな事を思いながら、しばらく歩いていくと探していた人物を見付け、蜜柑は近寄っていった。
さくさくと歩いてそばに寄ると、気付いたのか
「……何か用かよ、ブス」
「Σなっ!?ウチ、ブスやないっ!!」
「…鏡見やがれ、ブス」
顔に被せていた雑誌を横にずらし、その人物―棗は紅い瞳で蜜柑を見た。
その紅い瞳で見られるのがなんだか、最近苦手なんだが仕方ない。とばかりに蜜柑は一気に言い放った。
「な、棗っ!!あんなっ…、棗って、好きな人とか気になる人っているん?」
「…………あ?」
「せ、せやから、好きな人とか気になる人やっ…て…」
なんとなく、気恥ずかしくなり顔が赤くなっていく気がしながらも同じ事を繰り返すと、さっきまで横になっていた棗が上半身を起こして、不思議そうな顔をして見つめていた。
「………棗?」
「…………それ、聞いてどうすんだ?」
「へ?あの……」
『頼まれた』と言おうとした時、ふいに思い出し口籠もってしまった。
『言っておくけど、理由を聞かれても「頼まれたから」なんて言わないでよ!!』
という事を思い出し、蜜柑は必死に答えた。
「えと…えっとな……気、気になるからやっ!!うんっ!!」
そんな蜜柑を見て、棗は手招きをした。
その仕草に蜜柑は、教えてもらえるんだと思い近寄ると
「―――――」
ぼそり…と告げられ、立ち上がるとさっさと歩いていってしまった。
蜜柑は、耳まで真っ赤にし
「えっ…?えっ?え―――っ!?」
と叫んでいた。
パーマに殺されるかもっ…
なんて思いながらも、なぜか顔が笑ってしまうのは
なんでだろう?
あまり、気乗りしなかった理由が今、分かった気がする。
答えは自分の中ですでに出ていたのだった。
END
あとがき
こんばんは、お久しぶりの【棗蜜柑】っぽいものでございます。
先程、ネタが浮かびましたので忘れない内にっ!!
と思い、ポチポチ携帯で打ち捲りました。
おかげで、作成時間は30分でした。
しかし、書いてる(打ってる)内に想像したモノとは違う展開になってしまい、こんな分からない話になってしまいました(苦笑)
なんか、冒頭のパーマたちの話ってなんなんだろ?
とか思ってたりします(ぇ)
ちなみにタイトルは適当です(苦笑)
それでは、駄文ですが久々の棗蜜柑、楽しんで頂けたらと思います。
こんは話ですが、感想頂けましたら幸いです。
読んで下さってありがとうございました。
2006/2/19