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GAKUEN ALICE

>>>>蜜柑にキスをする
フェロモン飴の産物-みかんにキス-


うなだれながらも棗は、考えていた。
蜜柑がこの追試に合格しなければ、毎日遅くまでの特別補習が待っているという。
寮生活ならではの、密着授業が待っているとなると夜の逢瀬も少なくならざおえなくなる。


「……しゃーねぇ、我慢すっか」

「ほぇ?」


呟くや否や、絡み付いていた腕を外し蜜柑の頭を持つと抵抗する間も与えず、口唇を塞いだ。


「ふぅっ…ぅぅん…」


口の隙間から蜜柑の声が漏れ、次第に茶金の瞳はみるみると大きく見開いていった。

どんっ!!と音と共に目の前の蜜柑は、顔を真っ赤にして口をぱくぱくさせていた。


「あっ…アンタっ…!!あれほどウチが言うてたのにっ…」

「……いっとくが先に手ぇ出して来たのはてめーだ!!ボケッ!!」

「う、ウチがそんなことするわけないやろーっ!!」


真実(ホントウ)の事を告げているのになんていう言い草だろう、と棗は思い


「うるせー、さっさと勉強しやがれ。犯すぞ」

「おかっ…そ、そやな勉強しなあかんから、ウチ部屋戻るわっ…!!」


ガチャガチャと持ってきた勉強道具を慌てて片付けると、蜜柑はぴゅうっ!!と逃げるように棗の部屋を出て行こうとした。


「おい、蜜柑」


手にドアをかけていた蜜柑は、その重圧的な掛け声に恐る恐る振り向いた。


「ナ、ナンデデショウカ…?」

「合格出来なかったらどうなるか分かってるだろうな?」

「っし、死ぬ気で頑張りますーっ!!」



涙目になりながら、蜜柑は部屋を飛び出していった。



棗は、ベッドに横たわりながら口唇を触り呟いた。


「……ヤッとけばよかったか?」





END

あとがき

《フェロモン飴の産物》
《みかんにキス》

はい。ごらん下さってありがとうございました。
こちらは「キスをしてフェロモン飴を消した話」でした。
なんか、後半自分で書いていて分からなくなりました(笑)
本当は、キスした後棗は蜜柑に勉強教える予定だったのですが、濃厚なキスをしておいてそのまま普通に勉強は無理だと思いましたので、蜜柑は逃げたことにしました。
多分、蛍か委員長に勉強を教えてもらうと思います。
蛍が追試の試験対策してるかもしれませんしね。


このような駄文読んで下さってありがとうございました。

アイテム提供:椎名雪音様
ありがとうございます♪


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フェロモン飴の産物:08/12
みかんにキス:2006/08/28


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