誰のモノ?

GAKUEN ALICE

アリス学園へ入学してから2年。
当時通っていた初等部の校舎から、中等部へと生活の場を変えた蜜柑たちだったが
相変わらず棗にはセクハラを受け、蛍からは(本心からではないにしろ)邪険に扱われたりしていた。
変わった事といえば、蜜柑のトレードマークのツインテールがなくなり、髪の毛が下ろされるようになっていた。それにより、不貞の輩が蜜柑に目をつけ始める事にもなっていた。

キーンコーンカーンコーン…


授業終了の鐘がなり、先生が教室から出ていくと皆、席から立ち上がり友人と話す人も少なくなかった。
そんな教室内に、高等部の制服に身を包んだ見知らぬ先輩が入って来たかと思うと、茶色の髪を下ろした蜜柑の元へと真っすぐ足を運んだ。


「あ、あのっ…佐倉蜜柑さんっ!!」


上から声を掛けられ、蜜柑はぽかんとしながら顔をあげた。
むろん、その声は蛍・流架・棗…その他にも聞こえていたためある意味注目を集めていた。


「?なんか、ウチに用ですか?」


あまり警戒心を持たない蜜柑は、上目遣いで見上げニコリと笑うとその先輩は真っ赤になりながら


「あ、あのっ…よかったら、僕とアリスストーン交換してくれないかなっ…」

「へ?」

「も、もちろん、蜜柑ちゃんがアリスストーン作れたらの話なんだけど…」


その内容を聞いていたクラスメート達は、恐る恐る蛍たちの方へを目を向ける。
彼女たちは得体の知れないというか…なんとも言えない表情をしていて誰もが


あの人、殺られるっ!!


などと危惧していた。蜜柑はというと、モトモト、恋愛沙汰には鈍いのと転校して来てから2年経ったというにも関わらずアリスストーンの交換の意味すらまだ知らずにいた。


「あの…ウチ…悪いんやけど交換する人おるんです」

「「「「「えっ!?」」」」」


さすがにその発言には、その先輩だけではなくクラスのみんなまで声を上げた。


「2年前に流架ぴょんと交換するって約束したんよ」

だから、すいません。と謝る蜜柑だったが、流架は真っ赤になりながらみんなからの視線を受けていた。


その視線は…

(よかったね☆流架ぴょん)

(なーんだ、二人の仲はそんなに親密だったのか…)

(ど、どういう事なのよっ!?)


などと微笑ましい視線などが多い中、やたらと痛い視線も感じていた。
痛い…というべきか、否。黒い、黒い視線だった。


ちらりと視線の方を見れば、黒髪の男女がなんとも言えない表情というか



………恐かった (流架談)


しかし、当の蜜柑はそんな空気など知らず、流架の方を見て


「なっ♪流架ぴょん、約束したよね」

「……う、うん…」


ニコリと笑う蜜柑に流架はなんとも言えない返事を返すが、直後黒いオーラを放つ人物が……


「…蜜柑、本当に流架くんにあげるの?」


あまりに嘘くさい演技…で蛍が聞くと、蜜柑は慌てたように


「っっ!!もちろん、蛍にもあげる予定やっ!!あ――後、棗にもあげる約束したよな」

「「「「「………はっ?」」」」」

「………え…」

「……………」


みんなは蜜柑の発言に唖然とし、流架もぽかんとし、棗は無言だった。


「み、蜜柑ちゃん…?」

「なんや、委員長?」

「えっと……アリスストーンを交換する意味って知ってる…?」

「…なんか意味あるん?」


恐る恐る尋ねる委員長に蜜柑は、キョトンとしながら聞き返すと誰もが脱力の嵐(?)にあった。


(……さすが蜜柑ちゃん…知らなかったんだ…)

(アハハ〜、相変わらずバカだな〜)

(そ、それなのに棗くんや流架くんと交換の約束済みですって!?)


皆が色々思いながらいると、蜜柑は委員長を掴みながら


「意味って…いったいなんなん?委員長」

「え…えっと……ι(なんて言えばいいんだろう〜)」


ちらりと黒髪の少女を見れば、得体の知れない微笑みを浮かべ、クラスを仕切る男子二人をみれば……困った顔と無表情が視界に入る。


(……ど、どうすればっ…)


真実を教えるべきなのか否か…委員長は、混乱に陥ってしまった。
遠巻きで見ている級友らに助けを求めるも…


((((委員長、ガンバレ〜))))


だった。どうしようかと再び、クラスボス的方々を見れば…火花を散らしていた。


「……流架ぴょん?いつの間に約束したのかしら?」

「えっ…あの……な、棗こそいつの間にっ!?」

「……そうね、そちらも聞きたいわね」

「…………俺は約束した覚えはねぇ」

「あら、じゃあ、蜜柑のアリスストーンはいらないわね?」

「……アイツがくれるっていうなら貰ってやってもいいけどな…」

「…………結局、欲しいんじゃない」

「と、とにかく1番最初に約束したのはっ…俺っ…」

「ならば奪うまでよ?流架ぴょん」



そんなバトルが繰り広げられていた。委員長は、ため息を吐きながら


「蜜柑ちゃん?とりあえずは誰にあげるか決めなきゃダメだと思うよ?」

「へ?」

「僕、頭痛くなって来たから行くね……」


と委員長はふらふらと頭を抱え、自分の席に座り込んだ。





さてさて、蜜柑のアリスストーンは誰の手に?





END





あとがき

逃げに走ったおわり方…

なんっじゃ!?この話はっ!?

自分で書いててどうしたいのかさっぱり分からなくなりました。
おかげで、意味不明な…というか結論出ない終わり方に…

まだまだ未熟ですね、文才(ハナからないくせに!!)

まぁ、要は書きたかった内容は

  蜜柑総受けで
アリスストーン争奪戦

を書きたかったのであります!!
ってか、誰か書きなおして…(TдT)


では、こんなのを読んで下さってありがとうございましたm(__)m
感想頂けたら、幸いです。


'05/10/12


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