桜への誓い

GAKUEN ALICE

アリス学園に入学してから3ヵ月経とうとしていた。


外を見れば、一面のピンク色の桜の木が目に入り、外に出てみた。

ヒラリと手のひらに花びらが舞うと故郷のことを思い出す。






…お父さん……



…お母さん……




大事な両親







……蜜柑…





そして、大切な親友






元気でいるかしら…






この桜の木と同じ名を持つ元気で明るい少女

初めてともいえる友達だった。

それなのにこんな形で離されてしまうなんて…



ただ、あの場所を失くしたくなくて



あんな形で別れてしまった…





また桜を眺め、遠くに住む彼女に話し掛ける。



ねぇ、

蜜柑…

そっちでも桜咲いてる?

アンタも見てる?

どんな気持ちで見てるかしら…


いつもなら、お花見のコンテストで優勝をかっさらっていたわよね。


あそこのお団子大好きなのに。

食べれないのが悔しいわ



でも…



なにより悔しいのは



いつも側で笑ってくれたアンタの顔が見れないのが悔しい…




いつも、アンタの笑顔を思い出す度に
悔しかったりするけど
優しい気持ちになれる。



だから、泣いてたりしないで…



いつも、笑ってて。



待ってて、大人になったら。



この学園から出られたら


アンタに


村のみんなに会いに行くから。




信じてとは言わない。



でも、待ってて欲しい。



必ず、会いに戻るから…






手のひらの桜にそっとキスを落とし、目の前の桜の木に誓いを立てる。


誰も知らない、私だけの秘密の誓い。




END


あとがき

えーっと、えーっと……今回は、蛍独白でした…。

短い上に時期外れ。
なぜか、急に思い付きの殴り書きで本人、訳わかりません。
でもせっかくだから、UPしてみました。
最近、ダメなアタシです(もう!?)


2004/10/13


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