生涯の想い
胸焦がす恋のようだった…あの情熱は
今も色褪せることなく…胸の奥で
今も燻っている
初めて会った時から感じるモノがあった。
「あの人」と同じアリスを持ち「あの女」と似ている面差しを持つ太陽のような「少女」
もしかしたら…と何度も何度も思い、希望をもった。
「あの女」の消息が掴めないかと…しかし、確信に変わっただけで、なに一つ掴めなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ぼんやり空を眺めていると、突然花びらが降ってきた。
「鳴海セーンセvV」
「あーv蜜柑ちゃんvV」
ニコニコと太陽のように笑う少女。鳴海は、起き上がると隣に蜜柑が座った。
「なにしとるん?」
「ん〜〜…ひなたぼっこ…ってトコかな?」
「へぇ〜今日気持ちいいもんなぁ〜」
「ところでどうしたの?この花…」
鳴海は降ってきた小さな花を持って聞くと、蜜柑は
「なんか、鳴海センセに似合うと思て…持って来たんよ…」
「えっ…そうかなぁ〜うふふ♪アリガトvV」
「えへへ♪」
バフッと芝生に寝転ぶと、蜜柑は服の裾を引っ張った。
「鳴海センセも横になろっ♪」
「…ハイハイ♪」
二人して、寝転ぶと流れていく雲を見ていた。
「あっ、あの雲…星みたいな形しとる!!」
「アハハ、ホントだvV」
「…あれは……ベアに似とるなぁ〜」
「蜜柑ちゃん、探すの上手いなぁ〜」
「へへっ…そかな〜」
こんな風にあの女も、探すのが上手かったっけ…
彼女との時間が少し蘇る。
懐かしくて…
幸せな気持ち…
まだ何も知らなかった頃の…
楽しい気持ち。
蒼く突き付けるような空を見ていると
…ぐ―――…
なんとも云えないお腹の音
「…あっ……」
隣を見ると、真っ赤になっている可愛い少女。鳴海は、クスっと笑うと
「お腹空いちゃったの?蜜柑ちゃん」
「ち、違うねん!!あ、あの雲…ホワロンに似てて…それで…旨そうやなって思て……えっと…」
必死で誤魔化そうとする蜜柑が可愛くて
「僕、お腹空いちゃったなぁ〜蜜柑ちゃん、セントラルタウン行こうか?一緒にホワロン食べよvV」
「セントラルタウン…うん!!行く!!!ホワロン食べたい!!鳴海センセ、大好きvV」
「僕も蜜柑ちゃん大好きだよ♪」
にっこり笑うと、抱きついてきた少女の手を取り、くるくると回した。
「「アハハハハハハ♪」」
と笑い合いながら、手をつなぎセントラルタウンに向かった。
今も「あの女」の行方は掴めない。
彼女は学園から目を付けられていた。
そして、この少女も目を付けられている。
ならば、今はこの少女を守ろう。
いつまでも、信じる心を失くさないように…
守っていこう。
あの女の…大事な子であれば…
この気持ちはなんと呼べばいいのだろう…
END
あとがき
友人に学園アリスを奨めたら「鳴海&蜜柑」を好きになった☆と云われ、書いてみました「ナルみかん」
しかし、ナルみかんと言うよりは『あの女←鳴海+蜜柑』みたいな?わけわからん話だし…。
蜜柑、ついでって感じですね。
鳴海も蜜柑に癒されてるってのを書きたかったんですが…全然ダメでした…
今度は「あの女←鳴海」っていうのを書きたくなりました(笑)
しかし、小説の書き方、まだまだ勉強しなくては…
ありがとうございましたm(__)m
'04/11/2