蜜柑の子守歌
季節は、冬になろうとしているのに、サワサワとした小春日和。
蜜柑は、散歩をしていた。
気分が気持ちよくて、鼻歌を口ずさみながら中庭に出た。
ふと、前方のベンチを見ると人影がある事に気付き、近づくと棗だった。
腕を組んだまま座り、小さな寝息をたてて寝ている。
蜜柑は、そっと隣に座ると端正な横顔を眺めた。
(こうして見ると…普段の棗とは大違いや……)
サラサラと流れる黒髪
細くて長い睫毛
しかし
眉間に皺が寄ったままなのは疲れているからなんだろうか…?
蜜柑は、周りをキョロキョロ見渡すと
(…起きませんようにっっ!! ////////)
そんな事を願いながら、そ――――っと棗の頭を膝の上に乗せた。
起きないのを確認し、ホッとしながら、小さな声で口ずさんだ。
夢にもしもウチが出てたら
仲良くしてるといいなぁ〜……
…たぶん、無理やと分かっているけど
棗はいつも
強がっているから
いつも 疲れちゃうんや
寝顔見てると……
そんな気がする…
もっと…
ゆっくりいこう…?
もっと…
周りを信頼しよう?
棗が心を開くの
みんな待ってんよ?
寝てる間だけでも
色んなコト忘れて…
抱える問題を忘れて…
そんな願いを込めて
あなたの為に唄うよ
END
あとがき
なんですか?
この話は…ι
ただ膝枕をする蜜柑が書きたくなっただけです…
それだけです。
この後、棗起きたらどーなるかは考えているようで、考えてませんι
ってか、想像つかない。
強いていえば
・蜜柑も寝てしまい、棗は起きてびっくりする
でしょうか?
お目汚し作品ですいませんm(__)m
'04/11/15