▼2022/09/23:キン→夢主←グリの妄想小話
グリとキンって(ぐりとぐ◯みたいだ……)、原作じゃ絶対交わらないコンビですよね。キンブリさんムショだし、グリードさんはもうグリリンになってるし。となると、本当に夢物語だなぁ。これぞ、二次創作の醍醐味。
すんごい簡単にですが、ちょっと書いてみました。こんな感じかな?
「……ということで嬢ちゃん、おまえは俺んとこに来い。酒もつまみも飽きるほどあるぜ。ま、仲良くやろうや」
グリードと名乗る男が、私の肩を掴む。
どこに連れていかれるんだろう。そっちは怪しい看板がある。地下に続く階段を見れば、暗くて足元がよく見えない。
ついて行ったらきっと、戻れないだろう。
誰か、助けて……!
「その手を離していただきたい」
冷静な、冷たい棘を含んだ声が響く。見れば、どこから駆けつけてきたのか、キンブリーさんがいた。
「あーん? なんだてめぇは」
「その手を離せと言っているのです」
優雅に、しかし乱暴な手つきで、キンブリーさんは男の手を掴んだ。
その隙に、私は壁際に駆け寄る。
「ったく、天下のグリード様になにしやがる! ちったあ、そのキレーなツラを拝ませてもらわねぇと気が済まねえなあ?」
「……望むところですよ」
ふたりの間に見えない火花が散る。グリードが片手を伸ばし、キンブリーさんは両掌を合わせた。
薄暗い夜の街中で行われようとしている、不穏な戦闘。
私は、冷や汗を流して見守ることしかできなかった。