ーーーライトセーバーーー
佐多「誰もいない客間に蛍光灯が落ちていたので、一人なのをいいことに
「ブゥン」「ブゥン」
と蛍光灯をライトセーバーに見立てて緩く振り回してたら、いつの間にか鏡子様が入口からこちらを見ていらっしゃった。
アタシの顔は真っ青だ。
すると鏡子様が
「どうしたの。心を乱すな。フォースの力を信じて」
とだけ言って立ち去ったのでもう……惚れそう……惚れた……」
ーーーマックーーー
中也と治と織田作と私でマクドナルドに行った。
織田作は数秒先の未来が見える。
なので、ジャンケンで負けない。
というわけで織田作は治に触れながらジャンケンをしてみた。
「じゃんけんほい!」
治:ぐー
中也:ぐー
織田作:ぐー
私:ちょき
「うわ1人負け……」
思わず呟くと爆笑された。普段あまり笑わない織田作も笑っていた。
いや、織田作が笑うのならば構わないのだが……他のふたりは許さん。特に中也は許さん。
「さて、負けたのならば罰ゲームが必要だね!」
あっ治が余計なことを言い出した。やめて。
「賛成です」
「賛成だ」
「反対!」
「賛成多数で可決だよ」
「……何をすれば良い?」
私が尋ねると、治はにたぁ、と口角を上げた。ろくなことを考えていない顔だ。
「レジのお姉さんに『スマイルください、テイクアウトで』ってナンパしてきてよ。勿論男装で」
「ことわ「拒否権があるとでも?」……」
最悪だ、死ねばいいのに。
「あ、鏡子。ついでにポテト追加で」
「俺はチキンナゲット」
「分かった」
まぁ、ちょっと変な人だなーとか思われるだけだろう。
***
「ポテトとナゲットと……あと、スマイルください……テイクアウトで」
私は笑顔を作ってそう言った。治が爆笑する声が聞こえる。あとで殴ろう。
「あ、えっと……あの、あと30分で上がりです……///」
レジの女性は薄く頬を染めてそう言った。
__ちょっとどうするの!
私は治たちを振り返った。
チベットスナギツネみたいな顔をしていた。
私たちの顔からスマイルは消えた。
ーーーにゃんーーー
名取「にゃーん」←あざとい
夏目「にゃん?」←かわいい
的場「にゃん…何を言わせるんですか」←怖い
鏡子「にゃ…っ…にゃん…〜っ!あんまし見ないで!」←天から光が降り注ぎ純白の羽が舞い空に虹が掛かり人々は涙を流し空を見上げ世界から戦争が無くなる
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