孤独好きの寂しがり
昔から、一人でいることが多かった。
それは所謂ボッチということではなく、ただ単に好きなことをしている時、一人でなければならなかっただけのことで、決して仲間はずれにされていたとかではない。むしろ友達は多かったと思う。
それに、私は人といることが嫌いではない。買い物をする時や食事をする時、一人でいても寂しいだけで何も楽しくない。
だからといって、四六時中誰かといるのも息が詰まるというものだ。
たとえば通学時や通勤時、電車やバスでたまたま鉢合わせた人と目的地までずっと話しながら歩くというのが、私にはとてつもなく苦痛だった。
風景を眺めれば笑われ、好きなことをしていればおかしな奴だと言われた。そういう点では、一人というのはとても楽しい――とても、気楽なものだ。
そこでふと私は思う。気楽とは孤独であるということなのかもしれない。
自分一人分の責任しか負わなくていいし、自分一人分しか配慮しなくていい。なんて楽ちんだろう。
でもそれは、同時に寂しくもあって。
自分のことを考えてくれる人がいないなんて思うと、私はポロポロと崩れてしまいそうだった。
どうしたらいいんだろう?
私は――どうやって生きたらいいんだろう。
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