カタリーナ 本田菊
01
指名キャラ名(ジャンル名):お任せ(ヘタリア)
今日も皆様元気そうで何よりですね。(ヘタリア/ランダム指名)
(楽しく愉快な会議も、生真面目な国家の一声により無事に閉幕……と、なる訳もなく。とりあえず、無理やりまとめて一時中断と相成った。真面目にやれと怒る者もいれば、やっとひとまず終わったと息を吐く者もいる。ついでにまだ寝てる者も。いつも通りで安心した、なんて思いからついつい笑みを零しつつ、カタリーナも資料を片手に席を立った。すれ違う国々、スタッフたちにごきげんよう、といつも通りに挨拶をして、長い長い廊下を歩く。……会議室からなにやら大きな音が聞こえてもあらあら、なんて笑顔で振り向くだけ……これもいつも通りだった。)……んー。(変化が皆無、という訳ではないけれど、大きな問題もないのは悪いことではないと信じたい。けれどまあ、退屈なのは否定できない。どうしよう、なんて考えたところで愉快な会議が再開するのは時間の問題。小国ひとつに何か出来るわけもない、しかたないか、なんて割り切って、のんびりゆったりとした調子であゆみ続けていたけれど、)あ、そうだ。あとで兄さま達にお菓子でも振舞って、好評ならみなさまに――きゃっ!?(思いつきをついつい口にしたところでどんっ!とひとつ、大きな衝撃。とはいえ、カタリーナは転倒するような事もなく、手にしていた資料が数枚廊下にちらばっただけに過ぎないのだけれど。明確に、誰かに……もとい、参加している国の誰かにぶつかったのだと気が付けばハッとして)あ、あぁ……申し訳ございません。私の不注意で……だ、大事ありませんか?どこか痛いところは……お、お怪我などはないです、よね?あったら仰ってくださいねすぐに治療を……(わたわた、わたわたと慌てる素振りを見せながら、もしも相手が転んでしまったのならば手を差し伸べるつもり。…小柄なカタリーナに出来ることはとてつもなく少ないだろうけれど、それでもだ。)こ、このお詫びは必ず……な、なにを、何をしましょう……わ、私に出来ることがあればなんでもしますから、な、なんでも仰ってくださいね……。あ、そ、その……土地とか権利をお譲りするとかは、あの、難しいですがその……私個人でできることが、あるなら。(狼狽しつつもそう告げて、おずおず相手の目を見やる。……さてはて、どうなる事やら、怒られたらどうしよう、なんて少し不安を抱きながら。)
ええ、本当に…元気すぎて爺は着いていくのに精一杯です。
(次々に繰り広げられる意見や討論。この文だけ見れば真面目に開かれていると思われる会議も現場に居ればなんとまあ地獄。と、いうのは言い過ぎだろうか。個性の強い国達の言葉は纏まることなく踊り暴走しているものだから思わずため息が零れてしまう。時折求められる意見には、周りの国家の主張に同意する形で告げれば、またかと声を上げられる始末である。踊りに踊る会議は収束することなく一時中断という形となった。―さて、会議再開予定までまだ時間が残されている。このまま席でまったりと座って過ごす事も苦にはならないのだけれど、まだ若い国が何かやらかそうと身を乗り出している所を確認したのならばひとまず避難してしまおうかとそそくさと席を立ち会議室を後にしようか。そのしばらくして会議室から騒がしく大きな音が聞こえてきて冷や汗を掻いたのはここだけの話。無事に面倒事から回避できたことに安堵の表情を浮かべるのか、)…とはいえ、出てきたところで特に何かをすることも無いんですが…。(ふむ、顎に手を当て、けれどまぁ一人でいる分気分は楽なものだとゆったりとした足取りで共有の休憩スペースへと向かおうと足を進めた、一歩二歩、その時―どんっとひとつの大きな衝撃。突然の予期せぬ出来事に驚き、何とか踏みとどまろうとした足は縺れ情けなくも尻もちをついてしまうことになるのだけれど。)っ、いたた…。いえ、こちらこそ…何も考えずに歩いていたばかりに失礼致しました。私は大丈夫です。貴女こそお怪我はありませんでしたか?(衝撃で驚いてしまった腰をそっと摩りつつ顔を上げたのなら見えた相手の顔にぱちりと瞬きを一つ。どうか彼女が安心するようにと優しく笑みを浮かべたのならば彼女が差し出してくれたその小さな手に、ほんの少し恥ずかしそうに情けなさそうにしながらも手を借りるつもりで。なんとか立ち上がれたなら自分とぶつかってしまったせいで散らばったであろう資料を拾い上げながら、)すみません、助かりました。…、男なのに情けないところを見せてしまいましたね。お詫びなんてそんな…そうですね…ただ、お願いが一つだけ。…先ほど尻もちをついてしまったことを秘密にしといていただけたらそれで。(全て拾い上げられただろうか。数枚の資料を彼女に手渡すことが出来たのなら照れ臭そうにお願いをひとつしてみよう。そのお願いを聞くかどうかは彼女次第ではあるけれど。自分よりも小さな女の子の目を真っ直ぐに見たのなら、)…カタリーナさん、ですよね?フェリシアーノ君やルートヴィッヒさんから話を聞いたことがあるんです。土地とか、権利とか、そんな難しい話は無しで…是非一度ゆっくり話がしてみたいと思っていました。(以前、ヨーロッパ諸国の中で仲良くさせてもらっている2国から彼女の話題があがったことがある。穏やかなマイペースな彼女。国としても人としても気になっていたのは事実で。きっとこの濃ゆい国達の中に居る数少ない穏やかな国なのではなんて考えてしまったのは記憶に新しい。)国へ出向くことは中々難しいと思います。もう少しで会議も始まってしまいますし、いずれ、機会があればこういう共有の休憩処でゆっくりお話しすることができたら。(嬉しいのですが、なんて珍しくも積極的に声を掛けることができたかもしれない。ただ、社交辞令ではなく本当にそう思ったのだということを彼女が感じ取ってくれたかどうかは本田には知れない事。だから、いずれ、そんな願いが叶えばいいなと思いを籠めて。「すみません、それでは。」ぺこりと一礼したのなら、この場から去ろうか。会議再開まであと少し、もう少し。どこか嬉し気な表情を浮かべる本田が向かう先は会議室に居る先ほど名を出した2国の元、「カタリーナさんと少し挨拶ができました」なんて報告会が行われるはず。)
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