カサンドラ マルコ
01
指名キャラ名(ジャンル名):お任せ(ONE PIECE)
全く…少しはこの穏やかな時間をのんびり過ごそうなんて思わないのかしら。ねぇ?(ONE PIECE/ランダム指定)
(天候は晴天。気候は穏やか。新世界においては貴重な時間ともいえるだろうか。そんな穏やかな時間を甲板にて風にあたりながらのんびりと過ごしている女が一人。船縁に体を預け、鍛錬だったり釣りだったり、思い思いに過ごす家族たちを眺めながら片手に持っている酒瓶を煽る。酒を覚えたのは果たしていつの頃だっただろうか、少なくともこの船に乗る前は昼間から暢気に酒を飲むなんてことはしなかったはず。そんな遠い記憶に思いを馳せていれば先ほどまで穏やかだった甲板が騒がしくなっていることに気づく。なんだと眉を顰めて視線を向ければどうやらふざけあっていた家族がいつの間にか本気の喧嘩へと発展したようだ。周囲は止めるどころかやれやれ!そこだ!と煽ったり、傍らではどちらが勝つか賭け事まで始まっているではないか。どうしようもない弟たちだ、と苦笑を浮かべつつ、徐々にヒートアップしていく様を見やり、いい加減止めねばナースたちに皺寄せが行ってしまうと考え船縁に預けていた体をゆっくりと起こした。手にしていた酒瓶を飲み干して、ぽいっと海へと投げ入れてはカツン、とヒールを鳴らし高らかに飛び上がり―)はい、そこまで。賭けは姉上の勝ちってことで賞金は没収。(スタン、と降り立つ際に足のみ変化させカギ爪で甲板へと騒ぐ二人を縫い留め、にこりと笑みを浮かべてそう言い放った。当然沸き起こるブーイングであるが、「何か文句でも?」と笑みを深めてそう紡げばば途端消え去るブーイング。それに満足したように微笑んで押さえつけていた二人を開放し足を元に戻した。女の登場ですっかり怒気が覚めたのか大人しくなった弟に視線をやり「次体動かしたくなったら私が鍛錬してあげる。」そう告げて軽く頭を小突き、胴元から掛け金の回収をしその輪の中心から離れる。)全く暇なのはわかるけど、後処理する人のこと考えて欲しいもんね。(なんて言いながらも回収した袋がそれなりの重みであることににんまりと笑みを浮かべているのは言うまでもなく、次の島でいいものでも食べようと考えていれば一人の人物と目が合った。)…なぁに?没収はやりすぎと思ってるの?いいじゃない、私が入ったことで賭け自体無効になったようなもんなんだから。(じゃらっと音を立てる袋を少しだけ掲げ不満そうな表情を浮かべてそう告げた。そうして後ろで手を組み、その人物へと一歩近づいては不満そうな表情一転くすりと笑みを浮かべて見せる。)それともこのお金かけて私と勝負する?私に勝てたら全額上げても構わないけど、私は当然手を抜かないわよ?(少し挑発的な笑みを浮かべてそう告げて見せる。女の実力を知らぬものはこの船にはいない。それを分かっていてそう口にするのだから実にたちが悪い。くつくつと笑いながらどうする?と瞳で語りながら相手の相貌を覗き込んだ。まぁやるやらないにしても、次の島で一杯奢ってやってもいいかななんて思っているのは秘密である。)
まぁ、それがアイツ等の良いところでもあるんじゃねェのかよい。
(ああ、なんて穏やかなのだろう。怪我人さえ出なければ船医の仕事も落ち着いているものだから薬品や備品の確認さえ終えたなら後はナースにお願いして、今は書類仕事に集中できるといったものだ。こんな穏やかな中ひっそりと部屋で書類仕事をこなすのも随分と慣れたものである。一人でいるものだから大きな欠伸も誰にも見られることはない、と無遠慮に披露してみたり。ふと、自分に書類仕事を教えてくれた女性を思い浮かべた。もう何年も前の話。最初は何で女が居るのだと、嫌悪を抱くこともあったけれど共に月日を過ごして彼女の強さを人柄を知ってからというもの”姉“として認めるようになった、そんな時教えてくれたのがこの書類仕事だった。最初は頼られているのだと嬉しく思えたりもしたが今では、やられたなァ…上手く押し付けられたものだとクツクツと楽しげに喉を鳴らしては、)まァ、これでオヤジのサポートも出来るんだから今では感謝しかないけどよい。(ひっそりと仕事を教えてくれた彼女に感謝の言葉を述べつつ息を一つ吐いた、その時。やいのやいのと騒がしくなった甲板に今度は呆れたように深い深いため息を空気へ放ち、頭を抱えたくなった事は許していただきたい。やれやれ、と重い腰を持ち上げ甲板へと向かうべく部屋を出た。―扉を開ければ盛大な声が更に聞こえてきて眉を顰め止めようと甲板へ向かい注意しようと口を開いた、否開こうとして止めた。綺麗に降り立ったその女性は見事に喧嘩をしていたであろう二人を見事に縫い留めていたのだから、もう己が出ていくことでもないなと思ったからだ。すっかり怒気が冷め大人しくなった弟たちに苦笑いを残して、)全く、ウチの姉上は怖いねェ。(多少のざわつきはあるものの、すっかり静かになり各々が鍛錬を始めたりと散り散りになった甲板を見ては肩を竦める。すると、回収された袋を持つにんまり顔のかの女性と目が合いひらりと軽く手を挙げたのなら、)お疲れさん。いいや、アイツ等にはそれぐらいしないともっと大事になってたさ。…ただ、それを持ってやたら嬉しそうな顔してるモンだから何か考えてんだろうなとは思ったが。(ふ、と彼女の顔を見ながら笑みを浮かべたのならば、自分の考えを伝えてみよう。すると、不満げな顔は一転、楽し気な挑発的な笑みへと変わりゾクリ、と肌を立たせるのか。はあ、吐いた息にガシガシと髪を片手で掻いて顔を逸らしては、)本当…姉上は意地悪だよい。アンタの実力は…よく知ってるんだ。(「やめとく。」と笑いながら告げた、瞳は真っ直ぐに彼女を見ていた。ひらひらと手を振ったのなら、「それじゃ、書類仕事済ませてくるから後は任せたよい。」と踵を返そうか。―次の島まであと数日あたりか。また暇を持て余した弟達が暴れない事を祈りながら部屋へと戻るはずで。)
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