飛永雛 福永招平





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指名キャラ名(ジャンル名):音駒の部員でランダム(ハイキュー!!)
設定/関係性:関係性については前々回にお話した通りとなります。監督であるお爺ちゃん、猫又さんとはお爺ちゃんと孫娘のように仲が良くなっているのか、監督さんからは下の名前で呼ばれています。設定は合宿二日目。試合形式の練習を始める直前、各校での軽いミーティングとなります。

音駒さん、今日も宜しくお願いします!


(全体のアップを終えて試合形式の練習が始まる前、合宿参加校は体育館の出入り口前や舞台前、壁際に集まって軽いミーティングを行っていた。昨日の反省点に加えて今日の注意点、目標等。監督やコーチから話すことは其れなりにあるのだけれど――音駒高校では何故か、指導者である彼等ではなく、主将や副主将でも無く、梟谷のチビッ子マネが大きな彼等を前にして、ドキドキしながら本日の注意事項を述べていた。こんなことになったのは数分前、音駒の監督であるお爺さんから今日は雛がミーティングを進めてみなさい。というお達しがあったからだ。)注意という注意は、特に無いんですけど…昨日もお話した通り、室内であっても此の暑さは身体に何かしらの影響を与えます。熱中症は、いつ起こっても可笑しくありません。こまめに休憩を挟むので、其の都度、しっかりと水分補給をして…お手洗いも、其の時にちゃんと済ませて下さいね。皆さんのことは監督やコーチ、私が注意して見ていますが…気分や調子が優れないとほんの少しでも思ったら、我慢しないで声を掛けて下さい。(合宿中の予定やら何やらが記載されているプリントを手に注意事項を述べていけば、最後に大きな大きな一年を見遣って。)灰羽くんは、此の合宿で色んな課題があると思うんだけど…ひとつひとつ、しっかり身に付けて下さい。サーブもレシーブも、ブロックもスパイクも…お手本になる人達が、此処には沢山居るからね?みんなの動きをちゃんと見て、考えて、学んで…そうして動いていけば、一歩ずつでもしっかりとエースに近付けると思います。取り敢えず、監督とコーチからは落ち着いてボールを見ろ。周りを見ろ。っていう伝言を預かってます。直ぐには難しいかも知れないけど、ちょっとでも意識すると変わって来ると思うので…頑張って下さい。(表情を和らげて助言らしきものを告げては、彼に向けていた視線を全体に――部員の表情をひとりひとり見ていけば「…私からは、以上です。今日も一日、宜しくお願いします!」元気いっぱいに告げては、彼等に向けて大きく頭を下げるとしよう。下げた頭をゆっくり上げれば、監督を見遣って彼の反応をドキドキしながら待つことに。少しして彼が満足気に頷いてくれたなら、ミーティングは終了だ。試合を始める為に割り当てられたコートに向かうとしようか。一戦目は梟谷学園であるから何とも気まずいものがあるけれど、部員の誰かにどっちの学校を応援するのか。なんて意地悪な質問を頂戴してしまえば小さく呻いた後、)……公式戦なら、間違いなく自分の学校を応援します。今回の合宿も、次の合宿も音駒さんのサポートに入るので…其の間は、音駒さんを応援を…する、積もりです。(此の答えじゃダメですか?と、相手を見遣れば気になる様子で問うてみるのだけれど――反応は何であれ、先ほどの回答は飛永が精一杯考えて出した結果だ。梟谷の副主将にはノーペナルティで頑張れ。と言ってしまったが、其れは其れ。此れは此れ。と、割り切るしかあるまい。)

……こちらこそ。(ちいさく頷いた後片手でサムズアップ。)

 

(美味しい食事を食べ皆でアップを終えたのならばとうとう二日目のハードな練習が始まる時となった。張り切って大きな声を上げる他の学校の部員や楽しげに不適に笑っている同校の部員を横目に一人無表情というよりも飄々とした様子の男。それこそまさしく自分自身、福永招平である。―やったるぞ!と暑苦しい同学年の部員に肯定を示す様に深く頷きサムズアップを披露したのならば「喋れや!」とど突かれつつ音駒高校がミーティングを行う場所へと向かおう。部員皆が監督たちの周りに集まったのならば始まるであろう軽いミーティング。ど突かれたりしたため最後の方に着いたために、にやにやと笑っている主将に頑張れよと声を掛ける副主将、優しい顔で見守っている監督の様子にきょとりと瞬きをし不思議に思い首を傾げていればその理由はすぐに解決することとなるのだけれど。)……、(本日のミーティングを進めたのはマネージャーの居ない音駒高校のお手伝いでマネージャーしてくれることとなった梟谷の小さなマネージャーであった。彼女のサポート力や周りを見る目にはいつも感心しており感謝の気持ちを抱いているものである。一生懸命な彼女に時には心配を感じてしまうこともあるけれどハムスターのようにちょこちょこと動き回る姿にひっそり癒されているものだ。お笑いが好きで、一人面白い事を考えては堪えられなくなった笑いに近くに居た彼女の背を軽くぽすぽすと叩いてしまった事もあったが果たしてどんな反応であっただろうか。―なんて考えを巡らせている最中にも続いていたミーティングにさっと気持ちを切り替えよう。どうやら彼女がミーティングを進めていく理由は後ろで優しく見守っている監督からのお達しかららしい事を理由を知っていた部員から聞き、なるほどと納得しながら監督がしてくれている時と同じように、注意事項に何度か頷いてみせよう。確かに指導者たちが、彼女が注意してみてくれているのなら安心であるしある程度無理もしてしまいがちになってしまいそうなので気を付けておこうと最後に強く頷いた。)……。…(最後に、と指名された自分よりも大きな一年は驚き肩を揺らし体をまっすぐにさせた様子に面白くなり、ふっと小さく声を洩らそう。監督たちの言葉もあるけれど、それでも彼女の言葉でしっかりと暖かく告げられる助言にそっと口角を緩めた。そのほんの小さな変化は皆大きな一年とちびっこマネージャーに目を向けている為きっと誰にも気付かれることはないだろうけれど。彼女の元気いっぱいの声に自身も頭を下げて、片手で握り拳を作りガッツポーズたるものをしてみせた。終わったミーティングに始まる試合形式の練習、割り当てられたコートに向かえば自分の隣にいた猫のような同級生が小さなマネージャーに向かって言った言葉はなんて意地悪な質問。止めようと思えば止めれたのかもしれない、が、気になっているのは同じで彼の隣で彼女の返答を待つこととしよう。)……ん、(質問をした彼が満足いったかは表情からは読み取れないけれど、彼女の答えに自分は温かくなったから、どこか嬉しそうに彼女の肩をトントン、と優しく叩き「勝ってきます」そう伝えるように片手でピースサインをみせよう。きっと彼女からしたら複雑なものであるだろうけれど、ここで手を抜いたら彼女にも相手にも失礼だ、勿論手を抜くつもりなんてないけれど、果たして勝利の女神は―?)