八神優理 沖矢昴





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設定/関係性:外で会う時は沖矢昴で会うことが基本。最初は戸惑ったりしたものの今では慣れたものである。調査のためにたびたび二人で外出する事が多く、気づいたらペア行動にされている。というのも、彼女の突拍子ない行動を止めるのが彼の仕事になっていることを本人は知らない。

沖矢さん、こういう時はクレープ食べたいですよねー。チョコバナナとかいかが?


ごめん!遅れた。ちょっと用意してたら時間すぎてました!(走って予定の場所まで向かえば、先に待っている彼を見つけては、言葉を投げかける。彼の目の前に到着すれば、息を整えて笑顔を見せる。白のワンピースに水色のカーディガンを羽織った姿をくるりと一回転して見せて、)ど、ど?これなら可愛く見える?ちょっとは可愛いなーって思ってもらえる?(首を傾げながら相手を見て。今回、とある人に行動を見て欲しいとの任務にて彼と一緒に仕事をすることとなった。動きやすいようにカジュアルな服でいこうと考えていたのだが、数日前に先輩に言われた言葉「デート装ったら楽だろ可愛い格好していけよ」と。)これなら、沖矢さん格好いいから少し釣り合うかなって?すっごく考えたんですからね!そんな可愛い!って感じの服持ってなかったから。ほら、今日は楽しみましょ!(彼の服の袖をぎゅっと握って耳元に顔を近づけて、「あそこに居る人ですよね?」と、小声で問いかける。彼からの反応を見て、歩みだすのだ。人から見たらデートしてるように見えるように…。ふと思った。デートってどんな風にしたらいいのだろうか、と。デートをしたこない彼女にとってフリをしろというのは難しいもの。とりあえず、側に居ればいいのかなと、彼の袖を握っているのだけれど、)沖矢さん…あたし、ちょっと今回やばいかもしれません。くっついて行動するしか頭に思い浮かばないんですが?それとも、どっかで何か一緒に食べる?や…でもそれは…。これってある意味難しい…。普通にしてる方がましとも思える!沖矢さんは…どんなデートがお好みで?(ちらりと彼の方を見るも、すぐに視線を目標に向けるのだ。入って行くデパートに向かう先も一緒になっていく。中に入って挙動不審になる目標に気づかれない様に、買い物をしている装いをしながら付いて行く。いったい、何故この人を監視しなければならないのか、詳細には知らされていない。だが、人が多いところに来た時思い浮かぶのは殺人―。一人しかいないところを見ると爆弾か…他にも考えられる事はたくさんあるけど、)沖矢さん!私、あれが見たい!あそこ行ってもいい…っ!おき、やさん…。あのね、あのね…ちょっとだけ、ちょーっとだけ、お願いだから嫌がらないで(顔を隠す様にぎゅっと彼の腕に捕まる。見てしまったのだ―。自分の上司を。まさかこんなところで会うとは思っていなかった。なんで、なんでと頭の中は混乱状態で冷静なんていられない。彼にしがみ付いていれば、きっと彼は目標をきちんと追うべく動いてくれるであろう。―あぁ…なんて迷惑をかけているのだろうか、これは仕事だ。)ごめん、ちょっと気分が悪くなって…。えへへ、沖矢さん、もう大丈夫です。ちゃーんとしますよ!(自分たちの目標を追っている、上司と…子供に疑問を浮かべるのはしょうがないことであろう。誰が想像できたであろうか、その二人によって自分たちの仕事が終わってしまうとを。「沖矢さん、バレる前に帰りましょうか…」願わくば、今の状況をいとしい彼に見られていませんように―、)

いえ、僕は大丈夫ですから…八神さんどうぞ食べてください。

 

(一度時計を確認して少し経ったくらいだろうか。走って此方へ向かってくる彼女を視界に見つけることが出来たのなら片手を軽く上げて気づいた事をアピールしたのならば、到着した彼女に息を整えるよう伝えて、)いいえ、大丈夫ですよ。まだそんなに経ってませんから。…それと、とても可愛らしいです…僕の言うことを信じてもらえるかはわかりませんが。(閉じた瞳からは感じられないかもしれないけれどほんの少し目じりを下げて、口元を緩めて答えてみせよう。彼女がきちんと仲矢の言葉として汲んでくれるか、それとも赤井を連想させてしまうかで大分気持ちの持ちようが変わってくるのだけれど。何故変装した姿で彼女とこうして待ち合わせているのか、と言われれば答えは簡単。任務である。ターゲットを2人で監視しろとの命であり、今回のターゲットが何を企んでいるのか冷静に判断せねばならない。)はは、褒められたってことでいいのかな?僕の為にそんな時間過ぎる程に考えてくれたのなら嬉しいものですね。ありがとう、それじゃあ行きましょうか。(服の袖を握る彼女、一度ターゲットを見遣り再び視線を彼女に戻したのなら、少し顔を近づけ片方の目だけを一瞬だけ開き「ああ、間違いない。」そう小声で答えたのならば、彼女の歩幅に合わせるように共に歩き出すのか。袖を握る彼女をそのままに、時折ウィンドウに映る商品に目を奪われるかのように止まる男を演じたりしながら平然と慣れたように少し前の方に居る目標を追っているのだけれど、)はい?おや、デートは初めてでしたか?いいんですよ、くっついていてくれれば…今は食事はできませんけど…、お困りだったら袖でなくて手を繋いでもいいんですが…(どうしますか?なんて意地悪気に袖が掴まれていて動かせな腕いとは逆の手を差し出してみたりして。「大切な人と傍に居られるのならどんなデートでも。」そう小声で答えたのなら彼女に聞こえていても聞こえていなくとも目標の動きに合わせてそのままデパートへと入っていくのか。デパートならば紛れながら付いていくことが出来るだろうと挙動不審な目標を横目に、お互いの買い物をしている風に装っていればそろそろ何かをしでかしそうか…そんな空気を感じた時、)はい、貴女が見たいものがあるなら其方へ…、……いや、気にするな。…少しそのままで居た方が良いですよ。(彼女の行動に、いち早く察せたのは己も同じ人物を見かけたからか。彼女の上司であり、己を敵として見ている彼を。―彼女が顔を隠している間、彼に見つからないように努力しつつ目標が視界から外れないように動くつもりで。―言葉を信じない訳ではないけれど眉を下げつつ一度彼女を見遣って、)お気になさらずに、気分が悪い時は無理せずに言ってくださいね。座れる所までお連れしますから。(そう告げたのならばまた目標へと視線を戻す。まさか、今回のターゲットに彼女の上司とボウヤまで張り込んでいるなんて。これはただ事ではなさそうだ、けれど、きっと何が起こっても大丈夫だろうと思えてしまったのは彼と子供の存在が大きいからか。そして、2人によって今回の任務の終わりを告げられ、やはりか…なんて思えてしまった。「ええ、そうしましょうか…今回ばかりは。」大人しく彼女の言葉に従う様にそうそうにデパートを立ち去ろうか。―どうか彼だけでなくボウヤもこの状況を見ていませんように。密かに願う。)