藤本空 羽風薫





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設定/関係性:本編内に登場する転校生(あんず)同様素人ながらにプロデューサーとして奮闘する女生徒、更にはほぼRa*bits専属状態である、という認識はどのユニット及び生徒からも持たれている。そんな藤本の頑張りを認めているか、プロデューサーとして好感を持っているかどうかなどはやはり個人によって差異が出てくるかとは思います、お相手となるキャラクター様が藤本をどう思っているか等は笹月様にお任せ致します。

次のライブ、がんばって盛り上げましょうね!(あんスタランダム指名)


(しばらくはRa*bitsの練習、及びライブに付き添う日々が続いていた。件の出来事のせいか、最初こそ藤本は愛想笑いや苦笑いも多かったものの、四人とまた一緒に過ごすことで次第に普段通りの笑顔を見せる回数も多くなっていた。そんな矢先舞い込んできた一つの大仕事。今までのプロデューサー業の中であまり関わりを持っていなかったユニットの出演するライブを任されることになったのである。不安を抱かざるを得なかったのだが、に〜ちゃん、そして三人の子ウサギたちからエールをもらって覚悟を決め、承諾したのだった。)えっと、今回のお仕事を共にすることになりました、2-A藤本空です!よろしくお願いします!(今回のお仕事は企画書が通ったばかりの段階で、まだまだやることも沢山あり、ライブの日程もまだ少し先。長丁場になりそうである。柄にもなく畏まった挨拶をしてしっかりとお辞儀をしたあと、顔を上げて改めて今回共にするユニットメンバーの表情を窺った。――みんなに、どう思われてるんだろう。基本的にのほほんと生きている藤本ではあるが、初対面の人たちと顔を合わせる際は毎度ながらつい緊張してしまうのだった。だが、プロデューサーたるものアイドルの前で不安な様子を見せてはならない。そう思い直して、両手で軽く自分の頬を叩く。古典的なやる気の注入方法ではあるが、それで気持ちはすっかり切り替わった。互いが安心できるように、信頼を得られるように、いつものようなへらりとした表情を見せたのだ。)―…へへ、ぶっちゃけわたしそんな堅いキャラじゃないんです。みんなも気楽に話してやってください。早速なんだけど、資料を取りに行かなきゃいけなくて…ごめんなさい、ついてきてもらっていいですか?(不意に、メンバーの内の一人と目が合った。すす、と近寄ると彼の袖をちょいちょいと掴む。同意を得ることができたならば彼を廊下に連れ出し、生徒会室へと向かおう。記憶が正しければ資料の量は膨大であったはずだ、女子一人の力量では一度で運びきることはできそうにもない。)すぐにでも練習したかったですよね、ごめんなさい!ちょっとだけ、手伝ってくれたらうれしいです。(なんて人懐こい笑みを浮かべる。彼が己の仕事を手伝ってくれたのならば、ユニットメンバーの待つ教室に着いた後しっかりと礼を述べ、スポーツドリンクを一本贈るつもりだ。)

君も一緒にっていうなら、張り切って頑張っちゃおうかな!

 

はーあー、ねぇ今日ってさあのライブの話があるんだよね?プロデューサーちゃんが来るんだよね?華がもう少しで来るって分かってるからこんな男くさい空間を甘んじて受け入れてるけど普段だったら絶対我慢できないよ。は〜女の子と話したい遊びたい……(止まることのないため息に嫌気がさしたのかイライラしだした犬のような後輩が威嚇し始めて「仕事はちゃんとしてるでしょ〜」と宥めるように、けれど反省の色は無いために軽い調子で告げたのならば火に油か、燃え上がる炎のように勢いよく此方へと向かってくる後輩を抑えたもう一人の後輩、緩く眠たそうにしている吸血鬼がそんな後輩たちを見守りつつも今回の出演するライブの大事さを改めて語ったのなら口を紡ぐほかないのだけれど。)はいはい、わかってますよー。詳しい事はまだ分かってないけど空ちゃん、だっけ。ほら、Ra*bits専属みたいな状態だったしあの子と仕事するのも初めてだし調節とか…ちゃんとしなくちゃいけないのも分かってる。俺が女の子の事考えてないとでも思った訳?(ちゃんと考えてますよと意思表示で手をひらりと軽く上げて、未だに納得いかないといったような犬ににっこりと笑みを浮かべたのならば分かりやすく顔を歪めた彼に楽しげにカラカラと笑って見せた。――それから数分ばかり過ぎたころ、小さな彼女が入ってきて、おっといち早く反応してみせたのなら自分が一番だと言いたげに彼女の一番近くを陣取るようにして彼女の顔を真っ直ぐに見てはにこにこと満面の笑みで名前を耳に沁み込ませた。)うんうん、空ちゃんだね来てくれるのを待ってたよ。うちの事はあまり分からないだろうし緊張もしてるだろうし自己紹介しとこうかな?UNDEADの羽風薫です、よろしくね!アドニスくんとは同じクラスなんだよね?これを機に俺とも仲良くしてくれると嬉しい!(緊張しているのかどこか畏まって感じる印象に、最初だし仕方ないかな?と思いつつも笑顔そのままに仲良くしたいという本心をそのまま伝えてみよう。すると、両手で自分の頬を叩くという仕草に驚き目を瞬かせたのなら切り替わった彼女の表情に、此方も変な力が抜けるような不思議な感覚を抱きながら、)はは、うん…そっちのが空ちゃんって感じする。なずなくんに話聞いたりしてた印象でしかないんだけどね、……ん?あ、資料?もちろんもちろん!女の子のお誘いには喜んで付き合ちゃうよ!こんなに可愛くお願いされちゃったら断る気も起きないけど。(目が合った彼女に捕まれた袖、やっぱり女の子は最大の癒し!なんてあのむさ苦しい空間から女の子と二人きりの時間が過ごせるなれば喜んで行くに決まっている。力強く任せて!と告げれば彼女と共に資料がある生徒会室へと歩幅を合わせながら共に歩いていくのか。)ああ、全然!どっちかというと女の子と二人でいられる方が俺としては嬉しいし頑張れるから、空ちゃんが気にする事ないよ、これ本当。女の子が喜んでくれるなら役得かな。(ぽんっと軽く彼女の髪が乱れぬようさらりと撫でたのなら、思っていたよりも膨大な量であった資料に驚きつつも自分が多めに持ってまた彼女とメンバーが待つ教室へと足取りゆっくりと向かうはず。もう少しくらい二人きりの時間を味わってもいいよね、なんて下心を持ちながら―。)