桔梗 鶯丸





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関係性:付喪神と慕い尊敬の念を抱きつつも必要以上に恐れたり、畏まり過ぎないようにしている。顕現してからの期間、此方へ対する感情はお任せします。

この時期の買い出しは寒さが身に染みます……。(ランダム指名/刀剣乱舞)


(夕刻。ご飯前に買い出しへ行ってしまおうと、近侍の元へ足を運んだ。桔梗の本丸では近侍は大体一週間交代制だ。刀剣男士たちと友好的な関係を築けるようにと、接する機会を作ることを目的としている。今朝近侍の交代を行い、今日からお世話になることになった彼へと声をかけよう。)すみません、手は空いていますか?あの、お力を貸して頂きたいのですが……。(本丸の必要物資に加えて、刀剣男士たちが必要としているものを買うつもりだ。メモ書きは思った以上の量となり、非力な桔梗一人では持ち帰るのに苦労するだろう。申し訳なさそうに八の字眉を作りながら、買い出しの手伝いをして欲しいと頭を下げる。そうして近侍を連れて外へ出た——和服の上にモコモコの白いコートを羽織り、手には手袋。どれだけ暖かな格好をしても、冬の空気は寒がりには辛いものだ。顔を冷たい風から守るものはなく、時折耳や頬を触っているのは、少しでも温めようとしてのこと。店へと向かう足取りは無意識の内に早くなる。)……寒くはありませんか?すみません、付き合わせてしまって。なにか欲しいものがありましたら遠慮せず言ってくださいね!(道中、彼へと声をかけた。そのまま会話に応じてくれるようであれば、言葉を交わし、寒さを紛らわせながら歩く。店へと辿り着いたなら、ほっとため息を溢して——メモ書きを確認しつつ、必要なものを集めていこう。最終的に買い物袋は二つ。桔梗が手を伸ばしたのは軽い方だ。それを両手で持ち上げながら、「重い方をお願いしてもいいですか?」と、彼にはもう一つの買い物袋を持ってもらう心算で。必要なものを買い揃えれば、本丸へと帰るために来た道を戻ろう。——ふと、店の看板が目に留まる。)……あ!お汁粉を食べて帰りませんか?きっと体が温まります!(名案とばかりに目を輝かせて彼を見た。甘い物は大好物。寒い日に食べるお汁粉はきっと格別に美味しいに違いない。寒い中、買い物を頑張った自分と彼へのご褒美だ。)他の方には内緒ですよ?夕食前に食べたのがバレたら怒られてしまいますからね。(しーっと人差し指を口元に当てれば、楽しそうに顔を綻ばせた。近侍がどのような反応を示すにせよ、足は店の方へと向かい、その足取りは軽く——。)

ああ、まったく…こういう日にゆっくりと温かい茶を啜るとなお美味しさが増すんだ。

 

(本日の朝から主の近侍として仕えることとなった。大体一週間交代制となっている近侍に今か今かと待ち望んでいる者も少なくないが鶯丸は中間であった。任されればやる事はやるし近侍でなくともそれは同じだからだ。思っていたよりも早くにやってきた近侍にほんの少しの驚きを感じはしたが優雅な笑顔で了承しただろう。そうして皆の様子を伺いながらなるべく主の近くで佇んでいた時、夕ご飯の支度が始まるころ。)―ああ、主か。どうしたんだ、手なら空いているし主が力になってほしいというのなら甘えてくれればいい。(不思議そうに首を傾げるが、主が力を貸してほしいと言うのだから素直にそれに応えようとゆるりと口元は緩めて声を掛けよう。申し訳なさそうに語られるのは買い出しの手伝いで、あまりにも申し訳なさそうにするのでもっと大変な事かと思ったが本丸から出るという事は休まれないという事。ふむ、と一瞬考えては、いいか!とどこかにこやかに。)まぁ、主と戻って来たらご飯までゆっくりさせてもらうさ。(その代わりにとあっさりとそう言いのけたのなら頭を上げてくれと声を掛け準備を調えたのなら彼女と共に外へと出よう。―暖かな格好をしモコモコとした彼女はどこか見慣れないが興味深げにモコモコに気付かれないように触れてみたりと道中もマイペースに歩を進めていく。寒そうに箇所に触れている彼女を見ながら冷たい空気にふっと息を吐いて、)俺よりも主の方が寒そうだ。こんなにも冷えてるから無理もない。……、近侍だから気にしなくてもいいんだが、そうだなぁ…茶でも欲しいところではある。(彼女が先ほど触れていた頬を手の甲で触れてみたのなら、じわりと伝わる冷たさに「俺よりも冷たい」とぽつり呟いてみせよう。またも謝る彼女に気にするなと言いたいところではあったけれど遠慮せずという言葉を聞いてしまえば今自分が一番欲しているものを口に出して甘えてみたりして。そうこうしていれば辿り着いた店に店内の暖かさにほんわりとしつつ主の近くに連れ添いながら目的の買い出しを行っていこう。―彼女のメモ書きを見て自分も確認をしながら必要なものをすべて買うことが出来たのなら、もう一つの買い物袋を見てはこくりと頷いて、)元々女に重い方を持たせる気はなかったが…。なるほど、主らしい。そっちの袋は任せたよ。(自分に全ての袋を持たせることも出来るだろうに任せっきりにしない辺り彼女らしいとも言えるだろう。ふっと目元を緩めて、重い方の買い物袋を持ったのなら、再び彼女と共に本丸への帰路へ立った――のだけれども。)…主?(帰るんじゃないのか?と声を掛けようとしたのだけれども彼女の目の輝きと力強い言葉には思わず目をぱちくり。そうして自分の目にも入った店の看板になるほどと納得して、)早く帰って休もうと、言いたいところだったが…きっと茶も美味しいものが出るだろうな、主に賛成だ!(それにここなら主と二人で体を休まれるじゃないかとその名案に、まさに名案だと言いたげに乗っかったのなら頑張った二人に盛大にご褒美を贈ってあげようではないかと笑みを浮かべた。)もちろん。主を止めなかったのかと俺は倍怒られそうだ…。(怖いという感情はないもののそうなったら面倒くさそうだとそんな事を思いながら彼女と共に寄り道を。きっと心も体も温まる事間違いなし、だ。)