飛永雛 白福雪絵
ちびっこマネージャー 大食いマネージャー
03
設定/関係性:設定は特にありませんが、飛永は先輩マネージャーさん達のことを下の名前(雪絵先輩、かおり先輩)と、呼んでいるので、マネージャーさんがお相手をして下さるのでしたら、飛永のことも下の名前で呼んで頂けると嬉しいです。敬称の有無に関しましては、笹月様にお任せ致します。
梟谷の皆さんは、仲が良いですね…見ていて和みます。
(昼休みのミーティングを終え、自分の教室へと向かう最中に副主将より伝えられた言葉は、飛永の心をポカポカと温かくさせる力を持っていた。緩み切った笑みの中には確かな喜びが混ざっていて「…有難う御座います、赤葦先輩。此方こそ、宜しくお願いします。」と、返すのが精一杯だった。二年の教室が並ぶ階で彼と別れ、自分の教室に辿り着いた時、友達から顔が赤いことを指摘されてしまったけれど、其れはまた別の話だ――全ての授業を終えて放課後へと突入したなら、荷物を持って職員室へと足早に向かい、体育館の鍵を借りたならバレー部の練習場所である其処へと急いで向かおう。体育館の扉を開放し、教官室に隣接している給湯室で希望した人数分のおにぎりを作ればちょこちょこと集まって来た部員達や先輩マネさんに其れを配り、制服から昼休みのミーティングで先生から貰った練習着へと着替えたなら体育館に出て、部活が始まるまでの準備に追われるのか――部活が始まるまでの間も、始まってからも慌ただしく動き回るのはいつものことで、普段通りの仕事に加え、先輩マネさん達からの指示があれば其れに従うなりして動いていれば時間もあっという間に過ぎ去るもの。休憩時間になればおにぎりを配った後に雑用を熟し、部活を終えて居残り練習をする人達にもおにぎりを配っては雑用を熟すの繰り返し。居残る人達が休んでいる間は先輩マネさん達と共に飛永もちょこっとだけ休めるので、自分用のドリンクを手に体育館内の壁際で休んでいる人の元へ歩を向けたなら、)―…今日もお疲れ様でした。っと、残っている人達が居るので、お疲れ様。は、未だ早かったですよね。隣、お邪魔しても良いですか?(慌ただしく動き回っていたから疲れは感じているものの、充足感を覚えているのも確かである為、浮かべる表情はいつもと変わらぬ明るいもの。問いに対して了承を得られたなら謝辞を告げると共に相手の隣へと腰掛け、水で薄めたスポーツドリンクを何口か飲んだなら小さく息を吐くのだろう。視界の片隅には未だ未だ元気が有り余っている部員達がじゃれ合っていて、微笑ましさからついつい表情が綻んでしまう。入部当初は帰りがすっごく遅くなるから居残り組に付き合わなくて良い。と言われたが、家が近いことを理由に彼等が練習を終えるまで付き合わせて貰っている。先輩マネージャーさん達から学ぶことも多いし、選手である彼等を見て学ぶこともやっぱり多いから、ちょっとした時間も大事にしたいと思うのだ。居残り組の練習が始まれば、共にのんびりと過ごしていた相手が選手であれば笑みを浮かべて声援を送るだろうし、先輩マネさんであれば共にマネージャーの仕事へと戻るのだろう。仕事中、時折騒ぐ彼等と、そんな彼等にツッコミを入れる先輩マネさん達の仲の良さに微笑ましく感じたりするのだけれど、練習に集中して凛とした空気が館内に漂えば、飛永も中学時代はバレー部員であった為、其の流れるようなプレイや、力強いプレイに心が鷲掴みにされ、目が離せなくなるのも仕方の無いこと。練習後、飛永は部員達や先輩マネさん達に労いの言葉を掛けていくのだが、其れが少し以上にテンション高らかであった理由は、此処にある。)
本当だよねーでもその仲良しの中に雛もいるんだからねー!
(昼休みのミーティング後、渡された練習着を嬉しそうに抱きしめる彼女がとても印象的で可愛らしいな、とか、私ももらった時そうだったな〜なんて微笑ましくも歓迎するのだ。もちろん、一生懸命に部をサポートしてくれている彼女は練習着がなくともとうにこの梟谷バレー部の一員に歓迎していたのだけれど。三学年の教室へ帰る際、少し前を歩く後輩二人を同じくマネージャーをしているポニーテールにそばかすが印象的な友と共ににやにやしつつ見守っていたのを彼女たちは果たして気付いていただろうか。―授業を終え放課後になったのなら大好きなバレーの時間。彼らのバレーを見るのはとても爽快だし何よりあの場に居られることが楽しいし嬉しい。軽やかな足取りで部活へと向かおうか―。練習着へと着替えたなら、いつも部活前後に作ってくれるもうすっかり馴染みになった彼女が握ってくれるおにぎりに思わずにんまり笑顔を浮かべてしまう、だってなんか、美味しいんだもん!いつものごとくよく味わいながら平らげたのなら、)もう〜雛の作るおにぎり美味しいよー。いっぱい愛情籠めてくれてるのが伝わるー(「またそんな早く食べて!」「はや!」とか突っ込みが聞こえるけれど気にすることなかれ、幸せいっぱいにしてマネージャーの仕事をしようじゃないか、スイッチを切り替えて、部員のプレーを確認しつつ出来ることを行いながら指示を行ったり、といつも通り変わらずけれど慌ただしい時間が過ぎていった。けれどバレーが好きな集団故か居残りで練習を行っていく部員も少なくない訳で、用がある日以外はサポートをするためマネージャーも残るのだ。それが嫌だと思ったことはないけれど。さて、居残りをしている部員が体を休め始めたらマネージャーも一息つこうと、ドリンク片手に壁際へと座り込む。ふと、こちらに向かい歩いてくる彼女に笑顔でひらひらと手を振ったなら、)お疲れ〜。いいのいいの、雛は特に頑張ってくれてるんだからーお疲れ様、だよ!ほら、座って座ってー足をやすめましょー(ふふ、っと笑いながらぽんぽんと自分の隣を叩いて見せたなら、丁寧な彼女に「硬いぞー」と楽し気に告げよう。ドリンクを飲みながらじゃれている部員たちを眺めたなら、)元気ありすぎだよねー、あっちの方が激しく動いてるはずなのに…。あ、そうだーいっつも遅くまで一緒に付き合ってくれる雛にプレゼントー。後でかおりにもあげるけど、男子にはあげないから内緒だよー?(ね?と小首を傾げたなら、休憩時間になってから持ち歩いていたカバンの中からポッキーを取り出し1袋ごと彼女へと渡そうか。「いつもおいしいおにぎり握ってくれて、いっぱいサポートしてくれて、変なテンションの奴が多いバレー部に懲りず側に居てくれてありがとう。」嬉しい気持ちが全部、ポッキーだけじゃきっと伝わらないけれど、これからも一緒に居られるのだからゆっくりと伝えていけばいい。もしも、彼女が遠慮して受け取ろうとしないのであれば、なんともバレバレな泣き真似でも一つ披露するつもりで。渋々にでも受け取ってくれるのなら万々歳だ。―そうこうしている内に休憩していた彼らが動き出したのを確認し、彼女に「行こうかー」と促したなら共に仕事へと戻ろうか―。あっという間に感じる練習が終わったのなら、テンションが高らかなバレーが好きであろう可愛い大事な仲間を微笑ましく見つめたなら、「また明日もがんばろうねー雛。」柔らかく彼女の頭を撫でて再度お疲れ様と告げよう、本日はこれにて解散―。あ!待って!)雛、明日さー用事とかある?部活終わった後かおりと私ーごはんたべいこーかなって思って。雛も一緒に行けたらいいなって。(ちゃっかりデートのお誘いだ。さて、明日の予定はあるだろうか?もしも予定があるのならまた今度一緒にいこーと諦めず誘うだろうし、了承が出たならまた明日の楽しみができたと喜んでみせるはずで。どちらにせよ、今後も彼女のおかげでお腹も部活動も幸せ続きであることに変わりはないのだから―。)
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