瑞野涼真 伊弉冉一二三
面倒見のいいお兄ちゃんホスト 女性恐怖症ホスト
02
一二三は明るい色が似合うよな。白もだけど、ポップな色もいけそう。
んー…いいなぁ、一二三。超似合ってる。(試着室から出てきた可愛い弟分にご満悦気味に頷く、平日の午後。場所はシンジュク・ディビジョンのとある高級服飾店。同業者の間では有名な、ホスト御用達とも言われる店だ。今日は仕事後、いつも通り退勤しようとする後輩を引き留めて、「買い物行くぞ。昼過ぎ、店の前に集合な」と半ば一方的に約束を取り付けた。彼が店の前に現れたならそのままこの店まで引っ張って、店内で仕事着として使えそうなスーツを選び彼に試着するよう促したのだ。彼が勧め通り着てくれたなら、今彼が着用しているものは、前立てに2列のボールチェーンを施した白×黒のバイカラーシャツ、白生地に黒に切り替わっている襟のベスト付きジャケット。パンツも白にして全体的に品のある感じに仕上げてみたもので)いつものスーツも似合ってるけど…綺麗めにしても全然問題ねぇな。寧ろ王子様キャラが引き立つ感じだ。かっこいいよ、一二三。…よし!お前、今日それで接客してみ。お客様の反応も気になる。あ、アクセサリーは控えめな。じゃないと良さが霞んじまうから。…とりあえず今はもういいぞ。私服に着替えてホストモードオフってこい。(仕事でも使わないような満面の笑みで彼を褒めればまた試着室へと送り出そう。彼が着替えているうちに会計を済ませて、今試着していたものは全て店に送るよう手はずを整えて。着替えを終えて出てきた彼を緩い笑みで出迎えれば、共に店の外へ出よう)勝手に話進めて悪かったな。でも、代わりにすっげぇ似合うの選んだから、な?…あ、金はいらねぇから。一二三、シンジュクの代表チームになるんだろ?あのMC ill-DOCと肩並ばせて戦うとか…本当にすげぇよ。だから、さっきのは俺からのお祝い。バトルで使えるもんじゃなくて悪ィけど。(苦笑いを零しながらも隣を歩いているであろう彼に慈愛の籠った眼を向ける。初めて会った時はどうしようもない新人が入ってきたとは思ったけれど。いつの間にか月1,000万以上稼ぐようになるわ、ヒプノシスマイクで戦う強い男になるわで、ホストとしても、男としても、本当に成長したと思う。その成長に僅かながら貢献できたのが嬉しくて、頬を緩ませれば)頑張れよ。応援してるから。…あ、でもな。どんだけラップが楽しくなっても、仕事に手は抜くんじゃねぇぞ!最近負けてばっかだけど、俺だって結構稼いでるんだからな?(好戦的な笑みを浮かべれば肘で軽く小突いてやろうか。―さて、仕事まではまだ時間がある。自分は同伴の予定もないし、このまま彼とゆっくりしたいところ。寿司にでも誘ってみようか。今度は割り勘な、と付け加えることは忘れないけれど。なんて彼と今後の予定を話しながら、街の雑踏の中に溶け込んでいって)
へへ、りょまさんが言うことはマジだからな〜参考にしよっと!
え?っちょ、りょまさん何々?昼過ぎ?いいけど急すぎっしょ!(仕事終了後、いつも通り退勤しようと支度をしていれば、急な約束に慌てながらもへらりと緩い笑みを浮かべ了承した。買い物かー何を買うのかなー。帰りの道で欠伸を噛み締めながら昼に出来た予定を頭に叩き込んでは笑みを深めるばかりだ。―それから自宅へとたどり着いたなら体を休め、身支度を済ませたのならほどなく約束の時間だ。忙しなく店の前へと向かい彼の姿を見つけたのなら「りょまさん!すみません、待たせちゃったっすよね?」手を合わせ頭を下げて謝罪をしたのなら、―そうそうに引っ張られ連れていかれた先は自分でもよく耳にするホスト御用達とも言われる店。まだ自分には早いだろうと考え未だ手を出すに出せない、否出さなかった所で思わず目を開くのだが、彼の買い物かと察して自分の中で一人納得してついて回るのだけれど。)……ん?へ、俺っちが着んの?(彼が選んだスーツは何故か目の前に差し出されて。思わず自分を指さして確認をとるのだけれど。間違っていない様子のそれに困惑しつつも彼が勧めてくれたそれを無下にすることもしたくはなかった為試着をしお披露目といこうじゃないか。)ありがとうございます涼真さん。唐突で驚きましたが、涼真さん勧めのこのスーツすごくいい感じですよ。…え、えっと…これを着て…って、!あ、…はい!とりあえず着替えます。(どんどんと進んでいく彼の話にきょとんとしつつ彼の笑みに褒め言葉とダブルで嬉しくなって自分も笑みを浮かべよう。憧れのスーツを着て憧れの先輩に褒められてなんだか自分が認められたような気がして。―アドバイスに耳を確りと傾けて再度試着室へと。着替えを終えたのなら、迎えてくれた彼に嬉し気に笑みを浮かべて共に肩を並べ店を出るのか。)いや〜まじでビビったかんね?急だったしりょまさんの買い物かと思ったら俺っちのスーツ選び出すしさ〜!へ、…ああ、…もう、ちょっと!そういう嬉しいサプライズとかさ、ほんっとほんっとうにりょまさんずるい!!…しかも、あの店のスーツってさ俺っちの憧れのとこで、いつかちゃんとホストとして認められた時に着るんだって思ってたんだけど!このタイミングでプレゼントしてくれるってさ……もう、りょまさん…(彼の言葉になんだか恥ずかしくて嬉しくて、はにかんで答えよう。)うん、先輩が応援してくれんならなんだって出来そう!っつか出来るわ!マジでテンション上がってっからね!それと、仕事ももちろん手抜くつもりないしね〜。だって、りょまさんが居んだもん。(ふっと笑みを浮かべたのなら、さて彼からのお誘いだ。もち!行くに決まってっしょ?!と彼との時間をまだ楽しもうと。この間は奢ってもらったしねと嬉し気に声を弾ませたのなら馴れ馴れしくも彼の肩を組んでレッツゴー!と出発し会話をしながら目的地へと向かおうか。さて、組んだ肩は彼が離れろというまで続けるつもりではあるけれど、果たしていつまでこの腕が保たれるだろうか。彼次第ではあるのだけれど。)
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