あとがき - 紺
お疲れ様です。あとがきまで読んでくださりありがとうございます。『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』を執筆しました、主催の紺です。
まさかこんな企画の第二弾があるとは主催の私も思ってなかったんですけど、一部の人(千晶)からの熱い要望によりまたやってしまいました。またこんなに人が集まったのも計算外です。みんな趣味が悪い(褒め言葉)。
もともとは私が「読んでも読んでも殺される救いのない短編集が作りたい!」と言って始まったこの企画、あなたの好みに合いましたでしょうか。合っていたら嬉しいです。
さて、自分の作品についても少しだけ。
題名の「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」は「自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、危機的状況を脱することができる」という意味のことわざなのですが、ことわざそのものの文面を読んで字の如くの意味と本来の意味、その両方を意識した小説に書き上げてみました。私はことわざなどが持つ、ただ言葉通りに受け取ると意味をはき違えてしまうという特性が大好きなので、それを活かした小説にしてみました。
そして何よりも書きたかったのはジュンくんの殺すか殺さないかの悶々とした感情です。優しい彼に手を下してもらうにはどうしたらいいか、色々考えましたがこれに落ち着きました。漣という名前からか、彼は海がとっても似合うので、殺される場所も海が良かった。これが書けて満足です。
最後の「あ」から始まる言葉は何なのか、そこの想像は皆様の解釈に委ねます。
最後になりましたが、参加者の皆様には主催の度重なる不手際を許して頂き、本当に感謝しかありません。ここまでありがとうございました。お疲れ様でした。
読者の皆様におかれましても総じて読むカロリーの高いこの企画をここまで読んでくださりありがとうございました。まだ全部読み終えてないという皆様はぜひ他の方々の作品も覗いてみてくださいね。それでは、またお会いする日まで。
紺