目を覚ます。
すると、いつもと変わらない朝で。起きていくと日輪と晴太がいる。あれ?と拍子抜けする。でも外に出るといたるところが崩れていて、あぁ、昨日のは現実だったんだと思い出す。
同時に浅葱のことも思い出して急いで着替えて万事屋へと向かう。

「銀時!」
「なんだよ朝っぱらから。ちゃんとインターホン押した?おはようございますって挨拶してから入った?不法侵入でお巡りさん呼んじゃうよ?」
「浅葱は…!」
「あぁ…」

微妙な顔をされてまさか、死んだ…?となるすると

「あっ、月詠ちゃんだ。おはよう」

何でもない顔で銀さんの後ろに立っててびっくり。

「銀さん、早く着替えてこないと朝ごはん神楽ちゃんに全部食われちゃうよ」
「あぁ〜いいの、今日俺メシいらないから」
「ちゃんと朝ごはんを食べないと一日動けないよ。一日三食が人間の基本だからね」
「母ちゃんかよ、うるせぇなぁ」
「お腹空いたアル〜」
「神楽ちゃんはえらいね。今持ってくるから待ってて」
「お、おい……浅葱…」
「あ、月詠ちゃんも食べてく?見た目グロいけどちゃんと食えるから大丈夫だよ」
「浅葱!」

大声で叫ぶとみんなぴたっと止まる。

「……主、昨日の…」
「……月詠ちゃん。今夜、時間作れる?」

で、夜になる

「やぁ〜本当は夜に迎え行こうと思ってたのにまさかそっちから来てくれちゃうなんて〜」
「…浅葱」
「…うん、わかってるよ。俺のこと、でしょ?」
で、浅葱は話し始めた。

朝が来たら


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