Home > Text > Book > List > Page タイトル [1/2] あるところに天国の門があった。 そして、その前に天国の門の門番がいた。 そこに最原、百田、天海の三人が来た。門番は最原にきいた。 門番「何故お前は死んだんだ?」 最原は答えた。 最原「僕は仕事を終え、家に帰ると部屋が荒らされており、 奥の部屋で妻が殺害されていました。 そして、ふと、ベランダを見ると、見知らぬ男がベランダに掴まっており、 こっちの部屋に入ろうとしてきたのです。 僕はこいつが犯人だと思い、半狂乱になって、 隣にあったタンスを持ち上げ、その男にぶつけました。 そしたら、その男はタンスとともに落ちてゆき、死にました。 その後、妻が死んだショックで自ら命を断ちました。」 次に門番は春川にきいた。 門番「お前は何故死んだんだ?」 百田は答えた。 百田「とあるマンションの屋上で寝ていたら、誤って落ちてしまったんだ。 しかし、奇跡的にすぐ下の階のベランダに掴まることが出来て、 そのベランダに入ろうとしたら、見知らぬ男がすごい形相でタンスを投げつけてきて、 俺はタンスとともに落ちてゆき、死んだ。」 次に門番は天海にきいた。 門番「お前は何故死んだんだ?」 天海は答えた。 天海「俺はタンスの中に入っていたっす。」 【解説】 最原の妻を殺した犯人は天海。 天海は最原の家に入り込み、最原の妻を殺害し、 金目の物を盗んでいたら、最原が帰宅。 慌ててタンスの中に隠れたら、最原が百田を犯人だと勘違いし、 天海が入っているタンスを百田に投げつけた。 百田は天海とともににタンスに入ったまま落ちてゆき、 そのまま死んだ。 [前へ][次へ] 1/2ページ [Back] [Home#] |