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サファイアを吐く人形
滲んだ数字
ミルクティーの海で溺れたい
空を裂いた回遊魚の叫び
明日を犠牲にした今日の嗜好
愛が足りないと嘆く羊
舞台裏の喜劇
大空の果てに未来を置いてきた旅人
秒針だけが進む部屋の片隅
空を飛べない鳥の後悔
騒々しい青空
明日の声が聞こえているでしょ
狐には秘密の夢
あの扉を撃ち抜いてよ
隠していた秘密が胸を抉る
黒猫は負けを知らない
海を描く大空の絵の具
指折り数えた鏡の中の一週間
昨日に埋もれるりんご
嫌いな星屑
カラクリみたいな明け方にまたおいで
歯車が噛み合わない心
ひび割れた大空の花
二人の踊りは春を呼ぶ
小指にはよく似た赤い糸
沈んだ船の行き先
おもちゃ箱に詰め込んだ惑星
指先の林檎
過ぎた春と遅い夏
曇り空に恋をした向日葵
いつも赤色だけ足りない
秘密の話は校舎裏で
ずっと泣けない子
結んだ糸は誰も千切れない
夏に咲きたかった言葉
五線譜を食べる怪物
まだ本当の願いはいらない
埋めた愛の言葉
忘れたい夢の代わりに
説明不足の夜更け
僕を抱き締めるその腕がこわい
記憶が降り積もる窓辺
ちっぽけな秘密が弾けて消えた
恋が紛れた森の中
君を思い出せない1日
銀色の鳥は戦場で歌う
君を知らない花が咲く
パステル色の音符が踊る
星空の鮮やかな色彩
あの眼が知らないこと
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