月織家について
〚月織家とは〛
数少ない純血の一族であり、主な拠点は日本。
当主率いる本家と数多くの分家が存在し、日本各地には彼等お抱えの研究所や、重要施設がある。
殆どの一族は皆 黒髪が特徴的であり、銀色の髪を持つ者は一族の中でもたった2人(白亜・瑠璃)。
数千年前までは、ひっそりと暮らしているだけの純血の一族であった。しかし今の当主であるグレイが産まれたことにより、月織家はその力を増していく。
彼の元に多くの信仰者が集まり、彼から血を与えられたことにより、分家という形となった。
現在の月織家は、殆ど表舞台には出ず、結界で覆われた宮殿で暮らしているが、穏健派と過激派という2つの派閥に分かれて対立している状態。
〚純血種〛
圧倒的な存在感と寿命を誇る存在。全員が綺麗な顔立ちをしており、何もしていなくても目立つ。
魔力が強ければ強い者の血は強大な力が宿っており、対象を強化させる(ただし肉体は耐えきれず最終的には朽ち果てる運命)。
全員が戦闘力が優れているという訳ではなく、中には一般人並の体力や耐久性しか持たない個体もいる。
また血族を増やすために自分と相性の合った者と見合いさせて、子を作っている。
子供を1人作るにも時間がかかり、母の胎内にて2年掛けて肉体が作られていく。(つまり生まれるのに2年かかる)
だが純血種全員に共通しているのは再生力がとんでもない事である。
例え身体が半分になっても、バラバラにされても直ぐに再生してしまい、純血種を殺すのは先ず不可能とされていた。
しかし月織家は、そんな自分たち以外の純血種の数を減らす為に、恐ろしい計画を実行する。
────それが、人工的に純血種を生み出す事である。
〚人工純血種〛
その名前通りに人工的に造られた純血種であり、産まれた理由は月織家以外の純血種の数を減らす事と、月織の名を他国に知らしめる為である。
純血種を「壊す」事を目的として造られたので、その攻撃は純血種の再生力を大きく損傷させる。
彼女の攻撃をまともに受けると、内側から細胞は壊されていき、最後には肉体も朽ち果てる。
ただし一般人が、この攻撃を受けても細胞は壊されないので、あくまでも純血種のみに通じる攻撃である。
また彼女には決して月織家に敵対しないように、と様々な機能が施されている。
特定の人物の命令には絶対に逆らえず、命令を実行させる人形に成り果てる「命令権」。
所有している者から一定の距離以上離れる事は出来ない「所有権」。
また記憶と感情は1年に1回というペースで消去されており、その度に人間関係はリセットされている。故に彼女は何度も周囲の人間と「はじめまして」を繰り返している。