「おい、脱げ」
「ぎゃっ!お、お竜さん、何を……!」
「お竜さんは なまえの裸が見たい。だから脱げ」

顔を見るなりお竜さんはそう言うと、わたしの服をべろりとめくった。ちなみにここは、カルデア内の廊下である。
ボッと赤くなる顔を誤魔化すようにお竜さんの手を引き、とりあえず近くの備品室へと引っ張り込む。
一体何故お竜さんがこんな事を言い出したのかはわからないが、あのまま廊下で事を進めるのがものすごくよくない事だけはわかる。

「お竜さん、急になんでそんなこと……」
「本物の人間の体がどうなってるのか見たい。龍馬のは見たこと有るが、あいつは雄だろう。人間の雌の体はちゃんと見たことが無いからな」

だから見せろ。とお竜さんは再びわたしの服を捲り上げた。慌てて押さえようにもお竜さんの怪力に敵うはずもなく、わたしのへなへなのお腹がお竜さんの目の前に晒されてしまった。
どうやらまともに脱がせる気は無いらしく、服がビッと嫌な音を立てる。これは、観念するしかなさそうだ。

「わ、わかった!わかったから、服破らないで」
「そうか。それなら待つぞ。お竜さんはきちんと待てるんだ。どうだ、偉いだろう」

どこか得意げなお竜さんを横目に、わたしはのろのろと制服を脱ぎ始めた。こんな備品室で服を脱ぐことになるなんて、本当にカルデアでは何が起こるかわからない。
下着姿になったところで、わたしはもじもじとお竜さんに声をかける。

「あの、これで、いいかなぁ……」
「これは脱がないのか?」
「ひゃっ♡」

つん、と下着の上から胸をつつかれて思わず声をあげてしまった。
恐らくお竜さんにはそんなつもりはないのに、意識してしまっている自分が恥ずかしい。顔が熱くて、この場から逃げ出してしまいたい気分だ。

「ふぅん。ここを触るとなまえは鳴き声が出るんだな」
「えっ、ちょ、ぉ……っ♡」

にたりと笑ったお竜さんはいいおもちゃを見つけた、とでも言わんばかりにわたしの下着の中に手を突っ込んできた。つんと勃ってしまっている乳首をぐにぐにと摘んで、わたしの顔を覗き込む。

「やっ♡それ、だめぇ♡」
「だめだって顔してないぞ。お竜さんはお見通しなんだからな」
「ん、ぅ……♡はっ♡あ……♡」

お竜さんの顔が近づいてきたと思うと、長い舌がわたしの唇を舐めていった。
乳首を弄ぶように爪先でぴん、と弾かれたりしこしこと擦られたりして、すっかり体はその気になってしまった。かくかく腰が揺れてしまう。どうしたらいいのか、わからない。
今行われているのは、体の確認なのか、それとも。

「お竜さんとまぐわいたいって顔に書いてあるぞ。可愛いやつだな、 なまえは」

にいっと口角を吊り上げたお竜さんは、わたしの頬をべろりと舐めてそう言った。お竜さんを探しに来た坂本さんにすべてを見られてしまうまで、あと数分である。