ベッドに並んで坂本さんとおしゃべりをしていると、ふとそれが目に付いた。
坂本さんのいつもつけている手袋だ。真っ白で清潔感のある、いたって普通の布の手袋。それは坂本さんにとても似合っているけれど、外しているところはあまり見たことがない気がする。

「坂本さんって、いつも手袋してますよね」
「あぁ、そうだね。でも君の前では外してる方が多いと思うよ」
「へ?そうでしたっけ」

うーん、とわたしが首をかしげると、坂本さんは手袋をした手をするするとわたしの頬に滑らせる。
なめらかな手袋の生地が気持ちがいい。それに、坂本さんのにおいがする気がする。無意識にその手へ頬ずりすれば、坂本さんは「猫みたいだね」と言って優しく笑った。

「ほら、いつもなまえちゃんを抱く時は外してるから」
「え、だ……!?」
「はは、思い出した?……それともいつも夢中だから覚えてない、かな」

にこやかな顔は崩さないまま、とんでもない発言をするものだ。自分の顔がかあっと熱くなって、思わずわたしは視線を逸らした。
こんな展開になるなんて、ちっとも予想していなかった。本当になんとなく、聞いてみただけなのに。
返事をせずにもじもじと恥ずかしがるわたしの頬から、坂本さんの手が離れていく。そして、次にその手が触れたのはわたしのスカートから伸びる太ももだった。

「さ、坂本さん……?」
「それじゃあ、手袋したまま試してみるかい?そしたらいつもと違うって、なまえちゃんも思い出すかも知れないよ」

いつのまにか、にこやかだった坂本さんの顔がいやらしいものに変わっている。これは、わたしのことをいじめて、ぐずぐずに可愛がって喜んでいるときの顔だ。
ギラギラと光る瞳でわたしのことをじいっと見つめながら、手袋をした手でいやらしく何度も何度も太ももを撫でている。その太ももに触れる感触が、確かにいつもとは違っていて体がぞくぞくする。

「ほら、こっちも触ってみようか」
「あっ!や、ぁ……♡」

当たり前のような手つきでスカートの中に侵入して来た坂本さんの手は、下着の上からぐりぐりとクリトリスを押し潰した。
びりびりと電気の様な快感が走って腰が跳ねる。散々坂本さんに抱かれて調教された体は簡単にえっちなスイッチをオンにして、目の前の快感にすがりついてしまう。
足から力が抜けて、もっともっととねだるように左右にはしたなく開いていく。

「下着の上からじゃいつもと変わらないかな」

優しい声色の坂本さんはそうわたしに問いかける。
もうすでに手袋の感触なんてものは太ももを触られた時にわかっているのだけれど、とろとろにとろけてしまっているわたしは夢中になって坂本さんに懇願した。

「はひ……っ♡クリトリス♡クリトリス、手袋で直接ぐりぐりってしてください……っ♡」
「はは、かわいいね」

いやらしいおねだりをしたわたしの顔を、手袋をした両手で包み込んで、うっとりと言葉を続けた。
海のように深く落ち着いた声が、わたしの脳をがくがくと揺さぶる。坂本さんの声が頭に響くのはとてつもなく気持ちがいい。

「これからなまえちゃんが僕の手袋見ただけで欲情しちゃうくらい、たくさん気持ちよくしてあげるよ」
「あ、あ……♡」

卑猥な言葉はすぐにえっちなおまんこをどろどろにしてしまう。
すっかり発情しているわたしのことを優しくベッドに押し倒した坂本さんは、いつもみたいに帽子を外してからキスをした。帽子を外す仕草を見るだけで自然と舌が出てしまうわたしは、まるで犬の様だと自分でも思う。
坂本さんはちゅ、ちゅ、とキスを何度も繰り返しながら、わたしの服を脱がせていった。手袋をつけたままなのに、それを感じさせないくらいスムーズに、あっという間に裸にされてしまった。

「ほら、ここを手袋で触られるの、気持ちいいかい?」
「あっ♡はひ♡きもちいい、ですっ♡」

すでにつんと勃ちあがっている乳首を手袋をした手でくにくにと扱かれる。いつもと違う布の感触はわたしのことを確実に興奮させていた。

「はは、確かに随分とよさそうだ」
「強くしちゃ、あっ♡♡」
「なまえちゃんのえっちな乳首、かわいいよ。ひどくしてるのに、もっともっとってどんどん硬くなってる」
「ひあ♡あっ♡ちくび♡♡だめぇ♡♡」

しこしこと荒っぽく擦られているのに、気持ちよくて堪らない。じんじんした痛みと快感が広がって、腰が何度も跳ねる。摩擦の強い手袋が、わたしの体をどんどんだめにしていく。
こんなので、クリトリスをごしごしされたら、どうなっちゃうんだろう。そう頭によぎった途端、足がもじもじと動いてしまう。

「あぁ、もしかして、こっちが待ちきれない?」

坂本さんは全て見透かしたように、片手をわたしの下半身へと伸ばした。びくっとわざとらしく揺れてしまう太ももが媚びてるみたいで恥ずかしい。

「クリトリス、直接手袋で触って欲しかったんだもんね?」
「ぁ……そ、そう、です♡」
「なまえちゃん、えっちだね」

ふふ、と笑いながら、焦らすように内腿をなぞっていた指がどろどろのおまんこに触れる。手袋がぐっしょり濡れてしまうことに罪悪感を感じながらも、与えられる快感に甘ったるい声が出てしまう。

「ひっ♡イっ♡♡」

ぱんぱんに膨らんだクリトリスを、坂本さんの指がぐりゅ♡と押しつぶす。それだけで頭がおかしくなるくらい気持ちよくて、目の前にチカチカと星が飛ぶ。

「手袋、気持ちいいかい?」
「あっ♡しゅご♡♡しゅごい♡れす♡♡」
「へぇ、どうすごいのか是非聞かせて欲しいな」

楽しそうに笑いながら、坂本さんはぐちぐちとクリトリスをいじめる手を動かし続ける。わたしのことをいじめている時の坂本さんは、心底楽しそうだ。

「ほら、なまえちゃん?」
「ひっ♡♡」

喘いでばかりで答えないわたしのクリトリスを、坂本さんがきゅうっと摘んでみせる。
わたしはばかになっている脳みそを必死に働かせて、坂本さんにえっちな報告をする。そうやってきちんと言う通りに出来なければ、恐ろしい快楽責めに合うのは経験済みだ。

「さ、坂本さんの、お゛っ♡手袋、で……っ♡クリトリス♡ごしごしって……♡されるとぉ、びりびりして♡あ゛っ♡きもちいい♡きもちいいれすっ♡♡」
「じゃあ、これはどうかな?」
「えっ?ひっ♡そ、それっ♡♡らめっ♡♡」

坂本さんは片手でクリトリスの包皮をくっと剥いて、わたしに優しく問いかけた。皮を被っていたわたしのクリトリスが空気に触れてぴくぴく震えている。
そんな、剥き出しになったクリトリスを直接手袋で擦られたら、どうにかなってしまう。ぶるぶると必死に首を振るわたしを見下ろす坂本さんの表情は、加虐心に満ちている。

「あ゛♡ら、めぇっ♡♡♡」

愛液を含んだ手袋が剥き出しになったクリトリスの先端をごしごし擦ると、余りの刺激に背中が仰け反る。すぐにオーガズムが押し寄せてきて、わたしはぐずぐず泣き声みたいな悲鳴をあげた。

「ひっ♡イ……ッ♡イくっ♡クリトリスイっちゃうの……っ♡♡」
「うん、いいよ」
「らめっ♡クリアクメくるっ♡イぐっ♡♡」

びくんびくん、と体がオモチャみたいに跳ねて、どうにかなってしまいそうな快感で頭がいっぱいになる。おまんこから愛液がだらだら溢れて、坂本さんの手袋をぐしょぐしょにしてしまっている。

「上手にイけたね」
「やっ、あ゛♡♡」

うっとりと目を細めた坂本さんが、びくびく痙攣を続けるクリトリスから手を離してくれない。それどころか、再び指を動かし始めたのだ。
イったばかりのクリトリスを、坂本さんは無遠慮にぐちゅん♡ぐちゅん♡と音を立てていじめ抜く。
逃げ出したくなるような気持ちよさがまたどんどん迫ってきて、わたしのことをぐちゃぐちゃにしてしまう。

「さかもと、さ……っ♡お、おまんこ♡またすぐイくっ♡イくからぁっ♡♡」
「うん、なまえちゃんの変態まんこはまたすぐイっちゃうね。見ててあげるからまたイってごらん?」

上機嫌な坂本さんはわたしを辱める為にわざとえっちな言い方をする。そして実際にそれは効果が絶大で、頭の中まで犯されてるみたいに感じてしまう。
イく♡イく♡イく♡と思考がそれでいっぱいになって、おまんこがひくひく収縮する。

「あっ♡あっ♡らめ♡またイぐっ♡イ゛っ……♡♡♡」

半ば泣き叫ぶように喘ぐわたしのクリトリスを、イっていいよ、と言わんばかりに坂本さんの指が押し潰す。
するとそれを合図に、背中が仰け反って二度目の絶頂が体を襲った。それと同時にぷしゅ♡と潮が吹き出して、脳が溶けていくみたいな快感に包まれる。しぬ。気持ちよすぎて、しぬかもしれない。
クリトリスをいじめられて潮まで吹いてしまった。その事実にすら興奮するわたしは本当にどうしようもない変態だ。

「はは、すっかりぐしょぐしょだ」
「ご、ごめんな、ひゃい……♡」
「潮吹いちゃうくらい、この手袋が気に入った?」
「ぁ、あ、ぅ……はひ……♡」

ぐっしょりと濡れた手袋を意地悪く見せつけながら、坂本さんは微笑んだ。坂本さんの宣言通り、手袋を見るだけでわたしの子宮がきゅんきゅんしてしまっている。この体はどこまでも坂本さんに従順だ。
「かわいいね」と汗でぐちゃぐちゃになったわたしの前髪をそっと整えて、坂本さんは自分のベルトに手をかける。そこにある膨らみが一度目に入れば、わたしの視線はすっかりそれに釘付けになってしまった。

「……欲しいかい?」

下着からパンパンになったおちんぽがズルリと取り出され、思わず喉がゴクリと鳴る。
これがものすごく気持ちよくしてくれるものだと、頭の隅から隅までしっかり叩き込まれているのだから仕方がない。坂本さんのせいなのだ。

「ほ、ほしい、です♡♡」

こくりと頷きながら答えると、坂本さんはぬちぬちとおちんぽを手で扱きながらわたしに命令する。口調こそ優しいが、確かにそれは命令だった。

「それじゃあほら、犬みたいに四つん這いになろうか」

はい、と返事をしながら言われた通りに四つん這いになる。すぐにおまんこにおちんぽがぐちゅぐちゅ♡と擦り付けられて、思わず甘ったるい声が漏れる。
腰をがしりと捕まれると同時に坂本さんの腰が押し進められ、おちんぽが中に押し込まれた。

「あっ♡は、ぁ♡♡」
「力抜いて、っ……そうそう、いい子だね……♡」
「あ♡あー♡しゅご、いぃっ♡♡」

ぐぅっと奥まで一気に入ってくる感覚に肌が粟立つ。体を簡単に懐柔されて、支配されてしまっているこの感覚がたまらない。
本当に犬のように舌がだらんと伸びて、はぁはぁと息を荒げていると、坂本さんが腰を小刻みに動かしながらわたしに話しかけた。

「なまえちゃん、どうしてこの体勢にしたか、わかるかい?」
「はぁっ♡ひあっ♡わ、かんな……ひっ♡」
「それじゃあ、教えてあげるね」

ぱちゅん♡ぱちゅん♡と音を立てながら奥を小刻みにノックされていると、まるで頭が働かない。きもちいい。子宮におちんぽが当たってる。

「この体勢なら、ほら、こうやって……」
「ひ……っ♡♡あ゛っ♡♡う、そぉ♡♡」
「またなまえちゃんのクリトリス、手袋でいじめてあげられるからね」
「こ、これっ♡だめっ♡♡だめな、のぉ゛っ♡♡」

ふるふると頭を振ってみせても、坂本さんの片手はためらうことなくクリトリスに触れてくる。
愛液をたっぷり纏った手袋でガチガチになっているクリトリスを擦られると、びりびりとした快感が襲ってくる。おまけに、おちんぽはしっかりとわたしの弱いところばかりに当てられているのだ。

「や、あ゛♡♡あっ♡♡」
「はは、すごいね……♡クリトリスごとなまえちゃんのおまんこびくびくしてるよ」
「イっ♡イ゛ってるっ♡♡イってまひゅ♡♡♡」

とん♡とん♡と子宮口にぶつけられる亀頭をぎゅうぎゅう締め付けて、おまんこが何度もイっている。
クリトリスもおまんこも子宮も全部気持ちよすぎて、だめになる。こんな、こんなきもちいいの、女の子が味わっちゃいけないやつに決まってる。だって、わたしは自分でも何を口走ってるのかわからないくらいメロメロにされてしまっているのだ。

「さ、さかもと、さ……っ♡おまんこ♡♡おまんこだめになっちゃ、あ゛っ♡♡♡」

とっくに体を支えられなくなって、ベッドに沈んだ上半身に坂本さんがのしりと体を寄せる。耳元で囁かれる興奮した坂本さんの声が、わたしのことをどこまでも堕としてしまう。

「うん、いいよ。僕にいっぱい愛されて、もっとだめになっちゃおうね」
「──────っ♡♡♡」

ぞくぞくしたものが体に走り、わたしはまた絶頂を迎えた。
坂本さんが「かわいいね」と呟いて、体勢を整えてから腰の動きを早くする。ギリギリまで引き抜いて、奥まで一気に貫かれると、その度におまんこから潮がぷしゅ♡ぷしゅ♡と吹き出した。

「ひ、ぐっ♡♡あ゛っ♡♡あー♡♡♡」
「……はぁっ、すごいね。もう、イきっぱなし、かな」

坂本さんに与えられる底のない快感に、体が悲鳴をあげている。足が勝手にがくがく揺れて、息もうまくできない。それなのにわたしの頭の中はすき♡すき♡と坂本さんへの愛でいっぱいになっていた。

「なまえちゃん、奥に……っ♡出す、よ……ッ」
「ひあ♡♡あ♡♡イっ♡♡♡」

亀頭が子宮口にぐっと押し付けられると同時に、びゅー♡びゅー♡と精液が吐き出される。その時ですらクリトリスから手を離してくれないので、わたしは射精されながらも、まだ甘ったるい声で喘ぎながらイきっぱなしになっていた。

「……っ、はぁ、あ、」
「んぁ♡あー♡♡♡」

すべての精液を出し終わると、坂本さんのおちんぽがずるりと引き抜かれる。それと同時に、ようやくクリトリスが解放された。
全身汗びっしょりのわたしの背中をするりと撫でて、坂本さんが甘ったるく囁いた。

「いっぱい気持ちよくなって、えらいね」
「ありがとう、ございまひゅ……♡♡」

荒い呼吸の中、お礼を言ってゆっくりと坂本さんを見る。すると、ぐっしょり濡れた手袋を外している姿が目に入り、体がびくりと震えてしまった。
今の今までわたしのことをぐちゃぐちゃにしていた手袋に、体が反射的に反応してしまったのだ。
目ざとい坂本さんがそれを見逃すはずもなく、うっとりと目を細めながら低い声で囁いた。

「あぁ、もうこれが気持ちよくしてくれるものだって覚えたんだね」
「あ……♡ぁ……♡♡そ、そんな、こと、」
「ふふ、本当にいい子だね。なまえちゃん」

手袋を外した手でよしよし、と頭を撫でられて、わたしは目を閉じる。心地よい多幸感と余韻に身を任せていた。
ばかなわたしは数日後「えっちな気持ちになっちゃうので手袋を外してください」とぐずぐず懇願することになるなんて、全く気がついていなかったのである。