楽器に画材に模型、薬品に魔術道具、様々なものが所狭しと置いてあるダ・ヴィンチちゃんの工房は、まさしく不思議な工房だ。この工房がわたしはとても好きだった。いろんな色や音や匂いのするここは、無機質な自室よりもよほど落ち着くのだ。

「よし、何も問題ないね。メディカルチェックは終了だよ」

にこりと微笑んだダ・ヴィンチちゃんは眼鏡を外しながらそう言った。
わたしはダ・ヴィンチちゃんの工房の片隅にある天蓋付きの豪華なベッドの上に横たわったまま美しいその顔を眺めていた。

「わざわざ私の工房に来てもらって悪かったね、なまえちゃん。本来なら私やロマニがなまえちゃんの部屋へ行くべきなのに」
「ううん。ダ・ヴィンチちゃんの工房好きだし、わたしは二人ほど忙しくないからいいの」

むくりと体を起こして、ベッドの煌びやかな装飾を見ながらそう答える。
わたし一人が横になるには広すぎるこのベッドで、ダ・ヴィンチちゃんも時おり休息を取るのだろうか。そう考えながら、めくれたスカートの裾をぱたぱたと手で直した。

「ありがとう、なまえちゃん。聞き忘れてしまっていたけれど、体で気になることはない?大丈夫?」
「うーんと……あの、わたし、子宮を取りたいの」

わたしの発言に、ダ・ヴィンチちゃんは表情を崩さないままゆっくりとベッドに腰掛けた。少しだけベッドが軋む音がして、白い清潔なシーツがダ・ヴィンチちゃんの方へシワを寄せる。

「へぇ……それはまた、何でかな?」
「うーん、必要無いから。かなぁ」

この人理修復が上手くいくか、明日生きているかもわからないのに、将来子を持つかもしれないという不確かな理由だけでこんな煩わしいものを体に置いておくのが嫌なのだ。
毎月毎月、嫌な思いをするくらいならもう必要無いのではないのだろうか、そう思った。

「いいかい、なまえちゃん。子宮というものは子を成す為だけのものではないし、女性にとってとても大切な器官の一つだ」

ダ・ヴィンチちゃんは子供に言い聞かせる様にゆっくり、優しくわたしに語った。蒼くきらめく瞳がすべてを見透かす様にわたしのことをじいっと見つめている。

「それに、如何なる理由があっても健康な臓器を摘出するのはオススメできないな」
「やっぱりだめかぁ」

ダ・ヴィンチちゃんは怒ったり悲しんだりするわけではなく、落ち着いてわたしを諭してくれた。
もちろん反対されるとは思っていたけれど、実際にされると少し落胆する。わたしはこれからもこの臓器に悩まされなくてはいけないのだ。

「それじゃあなまえちゃん。この天才、レオナルド・ダ・ヴィンチが二度とそんな気が起きないようにしてあげよう」
「えっ、う、わあ!」

ダ・ヴィンチちゃんはにこりと笑いながら、わたしの肩を押した。バランスを崩したわたしは再び柔らかいベッドに倒れこむ。
すると、ダ・ヴィンチちゃんの綺麗な顔がみるみる近づいて、わたしの唇とダ・ヴィンチちゃんの唇がくっついた。驚きのあまりに固まるわたしの唇を、柔らかくしっとりとした唇がふにふにと優しく食んだり、ちゅうっと吸い付いたりする。
ぬろりとダ・ヴィンチちゃんの舌が入り込んで来て、わたしの歯列をなぞった。ぞわぞわするのに、不快ではなくて抵抗できない。自分の体が自分のものじゃないみたいだ。
ダ・ヴィンチちゃんはわたしの舌に自分の舌を絡みつかせて、唾液を混ぜ合わせているみたいだった。

「ふぁ……ダ・ヴィンチ、ちゃん……?」
「なまえちゃん、いい子だね」

ダ・ヴィンチちゃんはうっとりと目を細めると、再び唇を重ねた。さっきよりも荒々しく、ダ・ヴィンチちゃんの舌がわたしの口の中を犯していく。体が勝手にぴくぴく跳ねるのが恥ずかしくて、わたしはぎゅうっと目を閉じた。
なんの説明もされないまま行われるこの行為がなんなのか、凡人のわたしには理解が及ばない。それでもわたしが抵抗しないのは、ダ・ヴィンチちゃんに与えられる快感にすでに体が懐柔されているからだった。

「……っ、はぁ……、ぁっ」
「ふふ、濡れてるね。うれしいな」

ダ・ヴィンチちゃんはわたしの下半身に手をすべらせて、じっとりと湿った下着の中心を指でなぞった。キスをしただけで濡れてしまっているなんて、こんなの、初めてだった。
ダ・ヴィンチちゃんは優しい手つきでわたしのおまんこを下着の上からふにふにと揉んだ。おまんこ全体をマッサージするように手を動かされると、おまんこ全体が熱くて、気持ちよくて、腰が勝手に浮いてしまう。血液が下半身に集まっているみたいに、おまんこがどくどくと脈打っている。

「や、あ……♡そ、それ、なに……っ♡」
「なまえちゃんのおまんこ、よぉくほぐしてあげないとね」
「ぁ♡あ♡なんか、へん、んっ♡」
「うんうん。いいねぇ、とろとろだねぇ」

ダ・ヴィンチちゃんの手が動くのに合わせてぐちゅ♡ぐちゅ♡とえっちな音がして、ものすごく恥ずかしい。手のひら全体でおまんこを揉みほぐされて、すっかりとろとろになってしまっている。
直接的なことは何もされていないのに、こんなになるなんて、どうしてしまったのだろう。

「ちょっと脱がすよ〜?」

ダ・ヴィンチちゃんの明るい声が聞こえると、わたしの服があっという間に取り払われていった。カルデアの制服はもちろん、下着もするすると脱がされてしまった。
裸の体を恥ずかしがる間も無く、ダ・ヴィンチちゃんの温かい手のひらがわたしの下腹部をゆるゆると撫でまわす。

「わかるかい?ここに子宮があるんだよ」
「えっ、ん、あ゛ぅ♡」
「ほらほら、おまんこ発情してると子宮押されるのも気持ちいいんじゃないかな」
「あ゛♡や、やめ……っ♡」
「ふふ、安心してくれたまえ。私は万能の天才だよ?なまえちゃんの子宮をメロメロにしてあげようじゃないか」

お腹の上から子宮をぐりぐりと押される初めての感覚に、肌が粟立つ。内臓を直接刺激され、性器を触られるのとはまた違った快感が脳に走る。これは、味わっちゃいけないものではないだろうか。
ダ・ヴィンチちゃんはわたしの制止を気にもとめず、少し興奮したような顔をして子宮を手のひらで押し続けた。

「さぁ、子宮を刺激しながら、快感に直結しているクリトリスを触ったらどうなると思う?」
「あ……ぁ、そ、それは……」
「想像出来たかな?じゃあ実際にやってみよう」

楽しそうに笑うダ・ヴィンチちゃんは子宮を押す手はそのままに、もう片手でわたしのクリトリスをきゅうっとつまんだ。
途端に強い快感がクリトリスから子宮全体に広がって、わたしは背中をのけぞらせる。こんなの、気持ちよすぎておかしくなってしまう。

「ひ、ぐぅ♡♡♡」
「どうだい?ずいぶん気持ちよさそうだけど、想像以上だったかな?」
「あ゛♡あ゛♡し、しきゅう♡おかしく、なるぅ♡♡」
「やだなぁ、これくらいでおかしくなんてならないさ」

癖にはなるかもしれないけどね。と言いながら、ダ・ヴィンチちゃんはクリトリスをぐにぐにと指で押しつぶす。だらだらと愛液が溢れて、シーツと太ももがぐっしょり濡れているのを感じる。がくがく足が震えて、とてつもない快感の波に飲み込まれていく。

「ダ・ヴィンチ、ちゃ、あっ♡イく♡イぐうっ♡♡♡」
「うんうん、いいよ。子宮でイくの覚えようね」

ぬちっ♡ぬちっ♡と愛液を塗りたくられたクリトリスが、ダ・ヴィンチちゃんの指で擦りあげられる。すると、すぐにわたしの腰が大きく跳ねて絶頂を迎えてしまう。
子宮全体で感じる絶頂は、脳みそがおかしくなりそうなくらいに気持ちいい。

「子宮アクメ上手に出来たね。えらいえらい」

よしよし、とわたしの下腹部を優しく撫でてから、ダ・ヴィンチちゃんはわたしの上に跨って、自分のスカートをたくし上げる。すると、ダ・ヴィンチちゃんの身につけている繊細なレースのついた大人っぽい黒い下着が目に入る。しかし、わたしはその下着の中のものに目が釘付けになってしまった。なんとそこにはガチガチに勃起した男性器が窮屈そうに押し込まれているのだ。

「あ……ぇ……そ、それ……」
「ふふ、なまえちゃんがとっても可愛いものだから私もつい興奮しちゃった」
「ダ・ヴィンチちゃん、は、はえてた、の?」
「おや、なまえちゃんは知らなかった?それじゃあよーく見るといい。これが天才美少女レオナルド・ダ・ヴィンチの万能チンポだよ!」

ずるん、と下着の中から現れたダ・ヴィンチちゃんのものは、ビキビキと血管を浮かせており完全に勃起している。こんなものが、よく女性ものの下着の中に収まっていたものだ。
ダ・ヴィンチちゃんはそれをしこしこと擦りながら、はぁっと甘ったるいため息を一度ついた。

「一応私には女性器もあるんだけど、それはまた今度披露するとしよう。今回はこれを存分に味わってくれたまえ」
「あっ、はぁ……ぅ……♡」
「おやおやぁ?見てるだけで感じてるのかな?なまえちゃんってば、本当にえっちなんだから」

ずい、と目の前にダ・ヴィンチちゃんのおちんぽが近づけられる。もわっとオスの匂いがして、これが間違いなく本物だという現実を脳に叩き込まれる。
先端ににじむ雫がつやつやと妖しく輝いていて、ものすごくいやらしい。
わたしはダ・ヴィンチちゃんのえっちなおちんぽを見ているだけで、子宮がまた疼くのを感じていた。

「なまえちゃんの体は、このチンポが今から自分の子宮をメロメロにしてくれるんだって事がしっかりわかってるみたいだね。ふふふ、いい子だ」

ダ・ヴィンチちゃんのおちんぽがわたしのほっぺたにむに、と押し付けられる。固くたくましいそれが、今からわたしの子宮をいじめてくれるのだと思うと、体が勝手にびくっと震えた。
そんなわたしの惚けた顔を満足そうに見たダ・ヴィンチちゃんは、するりと上から退いてわたしの足元へと移動した。

「それじゃあ入れるよ」
「ん、ぅ、あう♡」

ぬるぬるのおまんこに、おちんぽがぬちぬちと擦りつけられる。わたしの愛液とダ・ヴィンチちゃんの我慢汁が混ざり合って、えっちなジュースが作られているのだ。
滑ってしまわないようにダ・ヴィンチちゃんが手をおちんぽにしっかりと添えて、入り口に押し付ける。「力抜いてね」と言う声がすると同時におちんぽがわたしの中にぬぷぬぷと押し込められていった。

「あっ♡あっ♡おっき、い♡」
「それはありがとう。でもね、まだ途中なんだ」
「え、ぇっ♡お゛♡あ゛♡♡」
「ほぅら、奥まで入った……♡」

わたしの腰をがしりと掴んだダ・ヴィンチちゃんは、一気に腰を押し付ける。一番奥の、子宮口におちんぽが押し当てられて体に電流が走った。

「子宮口に当たってるの、わかるかい?」
「わ、わかりまひゅ♡だから、あっ♡ぐりぐりってぇ……っ♡しない、れぇっ♡♡」
「えー?こんなに気持ちいいこと、やめていいの?押し付ける度におまんこはびくんびくん♡って悦んでるよ?」
「ひっ♡い゛♡」
「それに、まだまだこれからだよ〜?」

すでに苦しいくらいの快感で、どうにかなってしまいそうなのにこれ以上何があると言うのだろう。ダ・ヴィンチちゃんはちゅこちゅこと音をたてながら腰をリズミカルに動かし、わたしの腰を掴んでいた手を下腹部に滑らせる。まさか、そんなこと。

「や、やめ……っ♡それ、はぁ……♡」
「うんうん。今子宮を手で押してあげたらなまえちゃんはどうなっちゃうんだろうね?」
「あ……♡あ……♡そんなぁ……♡♡」

期待と恐怖で頭の中がぐちゃぐちゃだ。がくがくと震える太腿に、汗が伝っていく。ダ・ヴィンチちゃんはぺろりと唇を舐めて、とてもいじわるな顔をしてわたしのことを見下ろした。

「いくよ〜!」
「ひ、ぐっ♡っ、──────っ♡♡♡」
「ん……っ♡イっちゃった?なまえちゃんのおまんこ、はぁ……っ、すっごくびくびく痙攣してる……♡」

お腹の外からと中から、同時に子宮を責められて、とてつもない快感に飲み込まれる。息が止まって、身体中がびくびく痙攣する。気持ちよすぎて、おかしくなる。
今まで味わったことのないくらい深くイっているというのに、ダ・ヴィンチちゃんは手も腰も止めてくれない。一度快感が緩まっても、またすぐに引き戻される。

「い、あ゛っ♡や、やめ、てぇっ♡も、しきゅう、いじめ、ないれぇっ♡♡」
「あぁっ、かわいいね、なまえちゃん♡私のチンポぎゅうぎゅう締め付けてるよ……っ♡」
「あ゛♡あ゛♡また♡またイくっ♡♡しきゅうイぐっ♡♡♡」
「いいよ♡ほらほら、連続子宮アクメキメちゃえっ♡」

カチカチの亀頭が激しく子宮口をノックするのに合わせてダ・ヴィンチちゃんの手がわたしのお腹から子宮をぐっと押しつぶす。するとおまんこ全体がどっくん♡どっくん♡と大きく波打って、また絶頂を迎えた。
苦しいくらいの快感に意識を繋ぎ止めるので精一杯だ。そんなわたしにダ・ヴィンチちゃんは、少し息を弾ませながらもいつもの調子で明るく話し始めた。

「どうだい、なまえちゃん。子宮、必要だろう?」
「い、いるっ♡しきゅう、いりまひゅ……♡♡♡」
「よしよし、いい子だね♡いい子のなまえちゃんは、私が射精するまでまだまだたっぷりイかせてあげるからね♡」
「はひ……っ♡♡♡ありがとう、ございま、しゅっ♡♡♡」

ダ・ヴィンチちゃんの柔らかい手のひらが優しくわたしの下腹部を撫で回した。
すっかり快感に堕ちてしまったわたしは、子宮を取るなんて二度と考えないだろう。女の子に生まれて、子宮が体にあって本当によかった。
そういえばダ・ヴィンチちゃんの体にも、子宮はあるのだろうか?そんな能天気な疑問も、すぐに快感の海へ溶けていった。