コンコン、と窓を叩く音がして、わたしは目の前の窓のカーテンを開いた。そこには宅配便屋さんの目印であるスカーフを付けたかわいらしいペリッパーが、ぱたぱたと忙しなく羽を動かしながら浮かんでいる。
窓を開き、ペリッパーの首から下がる届け物の荷物を受け取って「ありがとう」と伝えると、ペリッパーは一声鳴き声を上げて夜空へ舞い上がっていった。また次の配送先へ飛んでいくのだろうか。働き者だ。
「お?なんか届いたのか?」
「うん、キバナさん宛てだよ。プロテインじゃなさそうだけど……」
シャワーからあがったばかりのキバナさんに手の中のダンボールを差し出すと、キバナさんは首を傾げた。どうやら何を頼んだのか覚えていないらしい。
スポンサーでもあるプロテインメーカーからの定期便は先日届いたばかりだし、中身はなんだろう?
ビーッと音を立てながらガムテープを剥がすキバナさんと一緒になって中身を見てみる。
「……ん?」
「うさみみ?」
一番上にうさ耳カチューシャがちょこんと乗っかり、その下には黒いつやつやとした服のようなものが見える。バニー服、だろうか。
「っあ〜!これそういや買った……気がするな」
「バニー服?買ったの?」
「なまえ、覚えてねぇの?……いや、オレさまも忘れてたんだったな。あー……ほら、こないだ酒飲んだ時に二人で見てたやつ」
こないだ?二人で見てたやつ?ちっとも思い出せないわたしが頭の上にクエスチョンマークを浮かべていると、キバナさんはダンボールを机に置いて、スマホロトムを取り出した。するするとそれを操作して、わたしに画面を見せつける。
その画面に写っていたのは『♡かわいくてエッチな逆バニーセット♡』という物だった。マネキンに一式着せられているその画像を見ると、本来バニー服にあるべき胸やお腹の部分に布はなく、手足だけが覆われている。つまり、逆バニーの『逆』というのは布のあるところが逆、ということなのだろう。
確かに記憶の奥底でこれをキバナさんと見たことがある気がする。更に言えば、これを二人で勢いで購入した気もする。
思い出した途端に顔にカーッと熱が集まって、わたしはキバナさんの差し出す画面から目を逸らした。こんなえっちな服を買うなんて、過去のわたしたちは何を考えてるんだ。
「か、買ったの、思い出した」
「オレさまとしては、せっかくだしコレなまえに着て欲しいんだけどな〜」
目尻を下げてふにゃりと笑うキバナさんは、ダンボールの中からうさ耳を取り出しながらそう言った。わたしが何か答える前に、キバナさんは流れるような手つきでそれを自分の頭に乗せ、わたしの顔を覗き込む。
「ダメ?」
「ヒッ……」
かわいい!かっこいい!あざとい!ずるい!
自分の胸がきゅんきゅんときめいて、わたしは思わず息を飲んだ。一九〇センチ超えの成人男性がうさ耳をつけて、こんなにかわいいことがあるのだろうか?
わたしがキバナさんのおねだりに弱いことをわかって、わざとやっているのだ。それもわかっているのに断ることが出来ないあたり、わたしは相当キバナさんにメロメロらしい。
「……だめじゃ、ない……」
もじもじとそう返事をすれば、キバナさんはわたしの唇にちゅっと音をたててキスを落とした。そしてうれしそうに笑いながらうさ耳を外し、ダンボールをわたしに手渡す。
「シャワー浴びてからでも、いい?」
「もちろん!それじゃあ寝室で待ってるぜ」
ひらひらと笑顔で手を振るキバナさんに見送られ、わたしは浴室へ向かったのだった。
シャワーを浴びる前に、なんとなくダンボールの中身を自分で確かめてみる。黒いつやつやとした生地は先程キバナさんが見せてくれた通りやはり手足にしか布がない。
今から自分がこれを着るのかと思うと、なんだかお腹の奥がむずむずしてくる。そこでふと、服の下にも何かが入っていることに気がついた。なんだろう、と取り出してみれば、それはうさぎのしっぽだった。ただし、えっちなオモチャつきの。
「っ、こ、これ……」
一人で声を震わせながらそれを確認したわたしはごくりと喉を鳴らして、のろのろと浴室へ向かった。
♡ ♡ ♡
「おまた、せ……」
キバナさんが待つ寝室のドアをそうっと開くと、上半身裸のキバナさんがベッドに腰掛けていた。わたしの声に反応して顔を上げた瞬間に、キバナさんは大きな手で自分の顔を覆った。
「エッッッロ……」
「は、はずかしい、よぉ……」
キバナさんの視線を感じて、おまんこがじゅんっと濡れる感じがする。本来隠されてなくてはいけないはずの胸やお腹、お尻やおまんこが丸出しで、着ているだけで胸がドキドキする。
首についた小さな襟やリボンもなんだか首輪みたいだし、袖のついた着丈のほぼないジャケットのようなものも恥ずかしい。手足だけが覆われているのが、全裸よりもよっぽどえっちに感じてしまう。
「おいで」
スッと目を細めたキバナさんに手を差し出され、わたしは恐る恐るベッドへ近づいた。数歩歩く間にも、ちゅくちゅくといやらしい音が鳴ってしまってたまらない気持ちになる。
どうせすぐにバレてしまうのに、キバナさんには聞こえませんように、とつい祈ってしまう。
「なまえ、スッゲェかわいい」
甘ったるい声でそう囁くキバナさんの隣に座ると、熱い手のひらで抱き寄せられる。その手のひらの熱さがキバナさんの興奮を伝えているかのようだ。
「ん?なんか持ってるのか?」
「あ、あの、これ……」
わたしが何か手に持っていることに気がついたキバナさんにそう問いかけられ、わたしはおずおずと手の中のものを差し出した。顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
わたしの手の中にあるもの、それはうさぎの尻尾を模した、アナルパールとローションである。
「これ、これは、自分でつけられなくて、あの、お尻、きれいにしてきたから……キバナさん、つ、つけて……くだ……さぃ…………」
恥ずかしすぎてどんどん声が小さくなってしまう。目はうるうると潤み、今にも涙がこぼれそうだ。
キバナさんの目の前にアナルパールとローションを差し出し、はしたないおねだりをする。キバナさんの顔はとても見られそうになく、どういう反応をしているのかわからない。永遠とも感じられた数秒の間の後、キバナさんはがばりとわたしの唇に噛み付いた。
「んっ♡んぅ♡ふ、ぁ……♡っ♡」
大きな舌がぬるりと押し込まれ、わたしの口の中を暴れ回る。苦しくて、気持ちいい。キバナさんの舌に必死に自分の舌を絡ませて、送り込まれる唾液を飲み込む。尖った犬歯でぐにぐにと舌を噛まれれば、体がぴくぴくと震えた。
「っはぁ♡ぁ♡キバナひゃん……♡」
散々口の中を犯された後、キバナさんの顔を見れば恐ろしく加虐的な表情をしてわたしを見下ろしていた。ギラギラと輝く瞳はわたしのことを狙う獣のようで、その視線を感じるだけで子宮がきゅんきゅんして、これからのことを期待してしまう。
「ほんっと……なまえちゃんはオレさまを煽るのが上手いよなぁ?」
「ひあっ♡」
少しイラついたようにそう言われ、びくっと体が跳ねる。キバナさんはわたしの剥き出しの腰をいやらしく撫で、ぐい、と再び顔を寄せる。
「えっちなバニーちゃんに尻尾、つけてあげような」
「は、はひ……っ♡」
キバナさんに促されるまま、わたしはアナルパールとローションを手渡し、ベッドに四つん這いになる。お尻をキバナさんの方に向けていると、それだけでイきそうなくらい興奮してしまう自分がいる。
「ローションいらねぇくらいぬるぬるしてるな」
「あっ♡だって、ぇ……っ♡」
「フフッ、えっちな格好してまんことろとろになってんの、かわいい」
「ひゃう♡うっ♡はぁ、あっ♡」
キバナさんの言う通りすでにとろとろになっているおまんこを、長い指がするすると往復する。
割れ目をなぞられる度に背中がくっと反ってぞくぞくしたものが走る。ぬちゅぬちゅと鳴る音はどんどん大きく激しくなっていき、優しく撫でていたはずの指はクリトリスや腟口をいやらしく擦っていた。
「あっ♡あっ♡きもち、いっ♡」
「はぁ……ひくひくしててエロいな……」
「やあっ♡あ、あ゛ー♡」
指でおまんこを擦りながら、キバナさんはわたしのお尻をべろりと舐めた。わたしのお尻の穴に唾液をたっぷりと塗り込むように丁寧に舌を這わされる。
お尻の穴を舐められて羞恥心で胸がいっぱいになればなるほど、おまんこはひくひくと震えて愛液を溢れさせてしまう。
キバナさんはちゅっ♡ちゅうっ♡と音を立てながらキスをしたり、舌をちゅくちゅくと浅く出し入れしたりする。恥ずかしくて気持ち良くて、すぐにでもイってしまいそうだった。
「ぅあ♡あ♡キバナひゃん♡も、イっちゃうっ♡」
「あぁ、まず一回イっとこうな♡」
甘ったるい話し方でそう言ったキバナさんは再度お尻に舌を伸ばした。愛液が飛び散るくらいにおまんこを擦られ、お尻の穴をたっぷりと舐め尽くされる。じわじわとした快感が下腹部から広がり、あっという間に全身を包み込んだ。
「あー♡あーっ♡イく♡イきまひゅ♡♡♡」
びくびくっと跳ねる腰をキバナさんに押さえつけられ、わたしはシーツをぎゅうっと握り締めた。
絶頂の余韻にふぅふぅと息を吐いていると、ふいにお尻にひやりとしたものの垂れる感覚がする。その冷たさにびくっと震えれば、キバナさんは笑いながら謝罪した。
「おっと、冷たかったか?ごめんな」
「ひぅ……だ、大丈夫、れす……♡」
「こっち可愛がってやるの、しばらくぶりだよな? ……えっちでかわいい、なまえのケツまんこ♡」
「ひゃいぃ♡あっ♡んぅ♡」
冷たいものの正体はローションらしく、ぬるぬるとした液体がお尻やおまんこに伝っていく。
キバナさんは同じくぬるぬるにした指をわたしのお尻に一本入れて、中をほぐすようにゆっくりと動かした。おまんことは違う独特の感覚に、肌が自然と粟立つ。気持ちいい、というよりは気持ち悪いはずなのに、いつも気がつくとこの感覚に夢中になってしまっている。
顔をベッドに押しつけて恥ずかしい声を抑えていると、キバナさんが指をもう一本増やした。簡単に指を飲み込んだお尻の中で、キバナさんがいじわるく指を動かしたり開いたりしている。
「んっ♡うぅ♡はぅ♡」
「ほぐれてきたな。なまえのまんこ、もっとしてってくぱくぱしてるぜ」
「はずかし、から……っ♡い、いわないでぇ……♡」
「ほら、かわいいえっちな尻尾つけてやるから、もう少し腰上げろ」
「ひゃんっ♡」
ぺちん、と軽くお尻を叩かれて甘えた声が出てしまった。恥ずかしさに震えながらキバナさんに言われた通りに腰を上げ、自分でお尻を左右に開く。キバナさんにお尻の中もおまんこも全部見られてしまっている。顔が燃えるように熱い。
「いいこだ」
「んっ♡ふ、ぅ……♡ひぐっ♡」
ぬぷ……♡とお尻にアナルパールが押し込まれる。ぽこぽこと連なった丸い物体がお尻にひとつ、またひとつと挿れられていく。その度に圧迫感と異物感、そして妙な快感が生まれた。
尻尾にくっついていたパールは少なく、大きさも小さめだったはずなのにいざお尻に入るととてもそんな風には思えなくなってしまう。
「んぐ、ぅ♡はあ♡あ゛♡」
「ん、全部入ったぜ」
「あ、ありがとぉ、ございまひゅ♡♡」
自分でそっとお尻に触れてみると、お尻の穴からふわふわのまあるい尻尾がちょこんと生えている。これで逆バニーの完成だ。
力のあまり入らない体を起こそうとすると、キバナさんにふいに抱き上げられる。そのままベッドにころんと転がされ、お尻の中のものがごりゅ♡と擦れた。
「ひゃう♡♡」
「オレさまのえっちでかわいいバニーガール、よく見せてくれよ」
べろ、と唇を舐めたキバナさんが興奮しきった顔でわたしを見下ろす。まさしくうさぎと肉食動物の様だ。食べられる側であるわたしは、その場でキバナさんの顔を見上げることしかできなかった。
「あ……あ……♡キバナさん……♡」
「やらしー顔」
目をスッと細めて笑うキバナさんのかっこよさに動悸が止まらない。大きな手のひらがわたしに向かってぬうっと伸びてきて、わたしの剥き出しのおっぱいを包み込む。
すでにピンととんがっている乳首をぐにぐにと弄びながら、キバナさんはいやらしく笑った。
「なぁ、えっちなバニーちゃんは、オレさまにどうされたい?」
「はぅ♡う……♡キバナさん、にぃ♡あっ♡めちゃくちゃに、されたい、れす♡♡♡」
「へぇ……」
口角をくっとつり上げたキバナさんは、わたしの肩をベッドに押し付けた。はぁはぁと荒いお互いの呼吸がやけに大きく聞こえる。
「オレさまになまえのこのやらしー乳首も、とろとろのまんこも、ひくついてるケツまんこも……ぜーんぶめちゃくちゃにされてぇの?」
わたしに言い聞かせる様にわざとゆっくり、低い声で話すキバナさんの顔はものすごくいじわるだ。そのいやらしい言葉と表情だけでも、おまんこがきゅんきゅんしてたまらない。
「あっ♡あっ♡そうれす♡めちゃくちゃに、してくだひゃい……っ♡♡♡」
自分でも恥ずかしいくらいにとろとろにとろけた顔と声でそう答えると、キバナさんはわたしの唇に噛み付いた。
歯がぶつかってしまうくらい激しくお互いの舌や唇を求め合い、くちゅくちゅと唾液を混ぜ合わせる。キバナさんはキスをしながらわたしの乳首をカリカリとひっかき、更にはたくましい太ももでおまんことお尻の尻尾を圧迫した。
太ももでぐいぐいと押される度に、アナルパールが中を刺激する。わたしはキバナさんの背中に手を回して、ほとんど呼吸もできずに与えられる快感に夢中になっていた。
「んんっ♡ふ、ぅぐ♡ん゛ーっ♡♡」
一度達した体はすぐにまたその快感を得ようと昇り詰める。同時にあちこちを責められて、全身が自分の意思とは無関係にびくびく跳ねる。絶頂が近いことをキバナさんに伝えたいのに、それすらも許してもらえないのだ。
乳首がびりびりして、子宮がうずく。キバナさんの太ももは器用に尻尾を刺激して、お尻の中やクリトリスがじんじんする。それらの迫りくる快感に、腰を引くこともできず、わたしはすぐに二回目の絶頂を迎えてしまった。
「――――っ♡♡♡ひ、ぐ♡♡んっ♡んう♡」
「っはぁ……ふふ、もうイっちゃったのか?」
「……ふあ♡イ、イっちゃっ、たぁ……♡♡」
おでこをこつんとくっつけて笑うキバナさんに、ぐずぐずと鼻を鳴らしながら答える。キバナさんはもう一度ちゅっ♡と音を立ててわたしの唇にキスを落とすと、わたしのおまんこをすりすりと指で擦った。
「んあ♡あ♡あ〜♡」
「なぁ、興奮しすぎてすぐ射精しちまいそうだから、一回なまえの口で出させてくれ」
おまんこの浅いところをちゅぷちゅぷと焦らすように撫でられながらそう言われ、わたしはこくこくと何度も頷いた。キバナさんがこういうことを言うのはなんだか珍しくて、わたしはなんだかうれしくなってしまった。
「ん、お尻はコッチな」
にこにこ笑うキバナさんはベッドに横になると、わたしに上に乗るように言った。キバナさんの顔の方へお尻を向けて、筋肉質な体の上にぺたりと乗っかる。体格差がなければこれはシックスナインの体位なのだが、キバナさんの背が高い為わたしの下半身はキバナさんの顔には届いていない。
目の前の膨らみに胸をドキドキさせながら、キバナさんの下着をそおっとずり下げる。すると勢いよくおちんちんがぶるん、と現れ、わたしは思わず息を飲んだ。とろとろ先端から溢れるカウパー液がたまらなくて、ふうふう呼吸が荒くなる。
「おっきぃ……♡♡♡」
「そりゃ、なまえのこんなえっちな姿見てたらな」
「ふぁ♡あっ♡や、さわっちゃ、あっ♡」
目の前のおちんちんに夢中になっていると、キバナさんがくぱ、とわたしのおまんこを開いた。キバナさんの視線を感じておまんこがひくひくしてしまう。その恥ずかしさを誤魔化すように、わたしは目の前のおちんちんをぱくんと口に含んだ。
根元を握り、つるつるとした亀頭に舌を這わせる。パンパンに膨らんだ亀頭をちゅうっと吸うとキバナさんの腰がぴくんと揺れる。うれしくなってそこに何度も舌を這わせていると、突然お尻に快感が走った。
「やあっ♡あ゛っ♡な、にいっ♡♡」
「オレさまのチンコしゃぶりながら、目の前でこのかわいいお尻ふりふりされちゃなぁ……我慢できるわけねぇだろ?」
「あっ♡あっ♡らめ♡あ゛〜っ♡」
ずるるるるる♡とアナルパールが引き抜かれ、お尻の穴がめくれ上がってしまうかのような感覚に体から力が抜ける。わたしがそのままおちんちんから口を離し、へなりと顔を伏せればまたお尻にアナルパールが押し込まれる。
「ひぐっ♡お、おしり、やめ、あ゛っ♡♡」
「ほらほら、オレさまのチンコも気持ちよくしてくれなきゃダメだぜ」
「あうっ♡っ♡ごめんなひゃい♡♡♡」
ぱちんっ、という渇いた音と衝撃で、自分がお尻を叩かれたのだと気がついた。お尻を叩かれたのだというのに、わたしのおまんこは悦びに震えだらだらと涎を垂らしている。キバナさんのおちんちんに再び舌を伸ばすと、わざとらしくまたお尻の尻尾が引っ張られた。パール一個一個がわかるようにゆっくりと引き抜かれてはまた押し込まれる。
大声で泣いてしまいたくなるような快感を必死で堪えながら、わたしはキバナさんの大きなおちんちんを喉まで咥え込んだ。角度のせいかいつもよりも苦しくて、すぐに嘔吐感に襲われる。しかしそれすらも気持ちいいくらい、お尻もおまんこも口の中も、完全に発情してしまっていた。
「奥まで咥えてえらいな。いいこだ」
「んっ♡ふ、む♡うぅ♡」
先程叩かれ、じんじんする箇所をキバナさんが優しく撫でている。そのままキバナさんはゆるゆると腰を動かし始め、わたしは喉の奥を突かれる事となる。苦しくて今にも吐き出してしまいそうなのをぐっと我慢していると、お腹の奥がきゅんきゅん疼く。どうしてこんなに苦しいのに、それも気持ち良くなってしまうのだろう。
「あ〜……喉まんこ、すご……」
「う、ぐ♡んん♡ん゛〜っ♡♡♡」
酸欠のせいなのか快感のせいなのか、目の前がチカチカする。触られていないおまんこがびくびく痙攣して、中をきゅうきゅう締め付けている。キバナさんが射精しようと腰の動きを徐々に早くしていくのに合わせて、わたしのおまんこも絶頂へと昇り詰めようとしていた。
「っはあ、もう少しで、イく……っ」
「ん゛♡んむ♡う゛ぅ♡う♡」
歯を立てないように気をつけながら、必死に頭と舌を動かし続ける。どんどん短く早くなるキバナさんの呼吸音がえっちでたまらない。
喉の奥でしごくようにめいっぱいおちんちんを押し込んで、ぢゅっ♡ぢゅるっ♡と下品な音が鳴るのも構わず無我夢中で吸い付いた。
「ぅ、ぐ、出る……っ」
「ん♡ん゛♡――――っ♡♡♡」
びゅるびゅるっ♡と喉の奥に精液が吐き出され、キバナさんの腰が震える。それと同時におまんこがきゅうっと収縮して、わたしは軽くイってしまっていた。苦い精液の味が口の中に広がって、脳みそがぐわんと揺れる。とてもおいしいとは言えない味なのに、わたしの体は悦んでいた。
キバナさんは硬い腹筋を上下させ、わたしのお尻をぴたぴたと何度か優しく叩いてみせる。射精の快感からか、声が少し上擦っていていやらしい。
「っ、なまえ、大丈夫か?はぁ、口離して、大丈夫だぜ」
キバナさんに言われた通り、ずるりと口の中からおちんちんを引き抜く。口の中の精液を溢してしまわないようにごくん、と飲み干してから、目の前のおちんちんを綺麗にする為舌を伸ばすと、お尻がまたぺちん、と叩かれた。
「ひゃうっ♡」
「こら、そこまでしなくていい」
少し笑い声を含んだ声でそう言ったキバナさんは、わたしの体が乗っかったまま自分の体を起こした。当然バランスを崩したわたしがベッドへ転がり落ちていくはずなのだが、不思議とそうはならず気がつけばキバナさんに抱きかかえられていた。
「水、飲む?」
優しくそう問いかけられ、わたしはぶんぶんと首を振った。口の中は確かにまずいが、水を飲むよりも、わたしはとにかくおまんこが切なくてたまらなかったのだ。
キバナさんのおちんちんが欲しい。それをもじもじと伝えれば、キバナさんは優しかった声色を再びいやらしいものへと変える。
「オレさまのチンコ、そんなに待ちきれねぇの?」
「は、はひっ♡おちんちん♡ほしいれす♡♡♡」
「いいぜ、変態マゾバニーちゃんの発情まんこ、たっぷりいじめてやるよ」
えっちでいじわるな物言いにおまんこがきゅーん♡と反応する。涙や鼻水、よだれでぐしゃぐしゃなわたしの顔を、キバナさんの大きな舌がべろりと舐める。わたしの頬を舐めるその姿はまるで大きなポケモンみたいだ。
「腰、自分で下ろせるな?」
対面座位の体勢でそう言われ、わたしは頷きながらキバナさんのおちんちんに手を添えた。おまんこの入り口に、一度射精したとは思えない硬い亀頭をぴたりとくっつけると、それだけで腰が震えてしまう。ふうふうと獣みたいな息を吐きながら、わたしはゆっくりと腰を沈めた。
「あ゛♡あ゛〜♡」
大きなおちんちんが中を押し広げながら入ってくる圧迫感に、背中がぞわりとした。お尻の尻尾のせいか、いつもよりも更に大きく、苦しく感じる。まだ中に挿れただけなのに、またイってしまいそうなくらいきもちいい。やっとのことで腰を全部下ろすと、キバナさんはわたしの足を抱えながら、はーっと甘い吐息を吐いた。
「よしよし、上手だな。首、しっかり掴まってろよ」
「えっ、あっ♡ひうっ♡」
突然体が持ち上げられ、わたしは慌ててキバナさんの首にしがみつく。軽々とわたしを持ち上げたキバナさんはそのまま立ち上がって足をしっかりと抱え直した。ふいに、これが駅弁という体位だと前に教えてもらったことが頭に浮かぶ。
ずっぽりと奥まで深く挿入され、息が止まる。キバナさんがゆるゆると腰を揺らすと、中でアナルパールとおちんちんが擦れ、全身の肌が粟立った。
「ぅあ゛っ♡あっ♡こりぇ、らめぇっ♡♡♡」
「はぁ……まんこキツ……っ」
「お゛♡おくっ♡あた……っ、て、ひぐっ♡♡」
「ん〜? 奥、もっと?」
ニヤニヤといじわるな笑いを浮かべたキバナさんは、腰を押し付けながらぐるりと円を描くように動かした。子宮口を撫でられるような感覚に、おまんこがきゅうっと反応してしまう。
キバナさんの首にしがみつき、されるがままにがくがく揺さぶられる。とんっ♡とんっ♡とリズミカルに腰を揺らされれば、もう何も考えられなかった。
「あ〜♡あ゛〜っ♡キバナひゃん♡おまんこイくっ♡♡イっちゃうっ♡♡♡」
「うんうん、イこうな♡オレさまのチンコでアクメするとこちゃんと見ててやるからな」
「イく♡イくイく♡あっ♡あ〜っ♡♡♡」
どっくん♡どっくん♡とおまんこが大きく痙攣してキバナさんのものを締め付ける。キバナさんに抱えられるこの体勢では脳みそが溶けていくような強い快感を逃すこともできず、わたしはキバナさんにきつく抱きついて宙ぶらりんの爪先を丸めた。
「あぅ♡あ……♡」
「よしよし、まだイけるよな?」
「ひっ♡やあっ♡まだ、イっ♡イって、りゅ♡♡おまんこイってまひゅ♡♡♡」
わたしの静止など一切聞かず、キバナさんは再び腰を振り始める。イっている最中の弱いおまんこを無遠慮にずこずこと犯されて、叫び声のような声が出てしまう。わざとらしくお尻の中のアナルパールにおちんちんを擦り付けるようにごりゅごりゅと動かされれば、おまんこからぷしゅ♡と潮が吹き出した。
「ぅあ゛♡あ゛♡なか、こしゅれて、え゛っ♡♡」
「あー……すげ、これ、チンコ気持ちいい」
「お、おしりっ♡イぐ♡♡ひっ♡おまんこもどっちもイぐ♡♡♡」
「おしりじゃなくて、ケツまんこだろ? アナルパールで犯されて、とろとろになってる、っはぁ、えっちななまえのケツまんこ♡」
キバナさんは腰を揺らすスピードを早くしながらそう囁く。もう脳みそも体もどろどろに溶けているわたしは、キバナさんのえっちな言葉に感じまくりながら、そのえっちな言葉を何度も繰り返した。しかも、自分のその言葉にすら感じてしまうのだ。
「はひっ♡けつまんこれす♡なまえの、えっちなけつまんこ♡アクメくるっ♡あっ♡あ゛っ♡おまんこと一緒にアクメしまひゅ♡♡♡」
「っ、えっろ……♡」
「ぅあ゛♡♡あ゛ーっ♡♡♡」
ぐうっと奥におちんちんを押し付けられ、わたしは何度目かわからない絶頂を迎えた。お尻もおまんこも、自分のものじゃないみたいにびくびく震えていて快感が収まらない。
手から力が抜け、ずるりと落ちかかったところで、キバナさんにがっしりと支えられる。その拍子に更に深く挿入され、わたしは背中をのけぞらせた。
「ひっ、ぁ♡は、キバナひゃ、♡♡」
「まだへばるなよ? オレさまのかわいいかわいいバニーちゃん」
「あっ♡あっ♡も、むり♡むりれす♡」
まるで力の入らないわたしの体をベッドに下ろし、上から見下ろしながらキバナさんは笑った。正常位の体勢でゆるゆる腰を振りながらキバナさんはうっとりとわたしに話しかける。
「一回中に出したら次は、ケツまんこにチンコハメてやるからな♡はぁっ、クリもズルムケになるくらいいじめてやらねぇと……明日オフでよかったぜ。なぁ、なまえ?」
いやらしく笑うキバナさんの頬は紅潮している。わたしは返事などできる訳もなく、終わりなく襲ってくる快感に身を沈めながらひたすら甘ったるい声を上げ続けた。
その後、キバナさんの言葉通りお尻もクリトリスも散々いじめられ、非力なうさぎであるわたしはドラゴンにぺろりと食べられてしまったのだった。