今日はキバナさんととっても楽しいデートをした。二人であちこちでショッピングして、カフェでおいしいものを食べて、写真もたくさん撮っておしゃべりもした。楽しすぎて時間があっという間に過ぎてしまった程だ。
そして外での楽しいデートの後は、キバナさんの家でのんびり過ごして、そのままお泊まりという予定になっている。デートの最中は楽しいことに夢中になっていたのに、キバナさんの家に入った途端にこの後することを意識してしまって胸がドキドキしてきてしまった。
キバナさんと初めてえっちをしたその日から、わたしはキバナさんとえっちな特訓を重ねていた。今日もきっとこの後するのだろうと思うと、それだけでお腹の奥がきゅうっとしてしまう。前はこんな風じゃなかったのに、キバナさんと特訓をするようになってからこうしてすぐに体が反応してしまうようになった。どんどん頭の中も体もえっちになっていっているみたいで、なんだか恥ずかしい。
「なまえ?」
「は、はいっ」
「立ったままぼーっとしてどうした? あちこち行ったし疲れちゃったか?」
買い物した荷物を片付けてくれていたはずのキバナさんが知らない間に戻ってきていたらしい。ソファの前で立ったまま固まるわたしの顔を、キバナさんは心配そうに覗き込んだ。まさか正直に「えっちなことを考えてドキドキしてました」なんて言えるはずもなく、わたしは慌ててぶんぶんと首を振って否定した。
「だっ、大丈夫! 元気だよ」
「そっか、よかったぜ」
ふにゃりと優しく笑ったキバナさんはソファに腰掛けると「おいで」とわたしを膝の上へ誘った。少し恥ずかしく思いながらも、素直にキバナさんの上に腰を下ろせば後ろからぎゅうっと抱き締められる。すりすりとわたしの頭に頬擦りをして、そのままちゅっと音を立ててキスを落とすキバナさんから出される空気はこれでもかというほどに甘い。
「なまえ、何かえっちなこと考えてる?」
「えっ、あっ、それは……」
「えっちな顔してる」
耳元でそう囁きながら、キバナさんの手はわたしの体の上を滑っていく。つつ、と太ももを撫でられればそれだけで体がぴくりと震えてしまった。
ふうふうと呼吸が荒くなっていくわたしの耳をかぷりと噛んで、キバナさんはくすくすと笑った。笑い声が直接鼓膜に響いて胸がドキドキしてしまう。キバナさんの尖った犬歯で耳の軟骨をぐにぐにと甘噛みされ、体にぞわぞわしたものが走っていった。
「んっ……ふ、ぁ……♡」
「なまえが元気なら今から特訓、する?」
「……っ♡」
とっくん、とキバナさんが耳元で囁いたその瞬間、体がぶわっと熱くなった。お腹の奥がきゅんきゅんして、キバナさんの手のひらに意識が集中する。パブロフの犬よろしく『特訓』という単語に反応して発情してしまっている自分が恥ずかしい。
そんなわたしの耳をぬるぬると舐めながら、キバナさんは優しい声で返事を促す。決して強制されている訳ではないのに、わたしはキバナさんに逆らえなかった。
「なまえ」
「し、します……♡特訓、したいです♡」
「それじゃあ今日も一緒にがんばろうな」
こくりとわたしが頷くと、キバナさんは太ももを撫でていた大きな手をゆっくりと滑らせ、わたしの下腹部に触れる。服の上から軽くそこを押しながら、キバナさんは楽しそうに笑った。
「フフッ、今日は中イキ覚えよっか」
「なか、いき……っ? んっ♡」
「あぁ、いつもみたいにクリじゃなくて中でイくってこと」
機嫌良く話しながら、キバナさんはプチプチとわたしの着ていたワンピースのボタンを外していった。
少しずつ露わになる胸と、キバナさんの言葉に頭の中がくらくらしてしまう。キバナさんにされるがまま、えっちなことで思考をいっぱいにしているとあっという間に服を脱がされていた。
「この下着、こないだ一緒に買ったやつ?」
「っあ♡そうです……♡」
「なまえによく似合ってるぜ。今日デートだから、着てきてくれたんだろ? スゲェうれしい」
先日キバナさんが「これなまえに似合うと思うぜ」とにこやかに選んでくれた下着を、今キバナさんの手で脱がされている。そう意識すれば恥ずかしいのかうれしいのか、自分でもよくわからない気持ちになった。
プチリとブラのホックを外して、わたしの腕からそれを抜き取るキバナさんは「脱がせるのもったいないな」なんて呟いている。
「ほんの少し前はさ、なまえは何一つオレの物じゃ無かったのに──」
「ひぅ♡あっ♡んう……♡」
「今は全部オレのだ」
背後から伸ばされたキバナさんの両手はわたしの胸をむにむにと揉みしだき、更にはいやらしく乳首の周りを撫でていく。耳元で話すキバナさんは時折わざとらしく耳を舐めたり噛んだりするものだから、わたしはその度にびくりと体を震わせた。
「なまえ、好きだぜ。ホントかわいい」
「ひっ♡や、あ♡あ〜っ♡」
焦らすように乳首の周りに触れていたキバナさんの指が突然きゅうっと乳首を押し潰し、わたしは思わず声をあげた。すでにつんと勃ち上がっていた乳首を指先でくにくにと弄ばれ、びりびりした快感が下半身に響く。
「一番初めにえっちしたときは乳首弱いのわかんないって言ってたけど、今はどうだ?」
「えっ、それは、あっ♡」
「なまえ、教えて」
しつこく乳首を弄ばれながら耳元で囁かれれば、もうわたしはキバナさんの言いなりになるしかなかった。かりかりと乳首の先っぽをいじめるキバナさんの指にメロメロになりながら、わたしはそろそろと口を開く。
「よ、よわいです……っ♡あっ♡乳首きもちいいよぉっ♡」
「よしよし、ちゃんと言えてえらいな。ほら、上向いて。きちんと言えたご褒美」
「あっ♡んむ♡ん〜っ♡」
素直に上を向けばそのままキバナさんにキスをされ、口内を大きな舌で犯される。キバナさんはわざとぐちゅぐちゅと大きな音をたてながら舌を動かして、わたしの舌を絡め取った。
乳首を執拗に責められながらのキスは気持ちよくて、苦しくて、目の前がチカチカする。まだ触られてないクリトリスがじんじんして、腰が勝手にかくかく揺れてしまう。
「んぅ♡ふ、う♡んん゛♡」
乳首がぎゅうっと押し潰され、体がびくんと跳ねる。初めてキバナさんとえっちした時に「わからない」と答えたのは本心だった。自分がこんなに乳首で感じるなんて、本当に知らなかった。
キバナさんに触られる度にどんどんえっちな体になっていってしまっている気がする。乳首を優しく擦られるのも、爪で引っかかれるのも、先っぽをほじられるのも、押し潰されたり引っ張られたりするのも全部ぜんぶ気持ちいい。
えっちになったのは、体だけじゃなくて心もかもしれないけれど。
「ん゛♡ぅあぁっ♡」
「あーあ、べとべとになっちゃったな?」
乳首への刺激のせいでうまくキスに応えられなくて、わたしの唇はどちらのものかわからない唾液ですっかり濡れてしまっていた。更には飲み込みきれなかった唾液が唇から溢れ、首筋へと伝っていく。
それを指で拭ったキバナさんは「これも特訓しなきゃな」とへらりと笑った。
「フフッ、こっちもべとべとだ」
「あっ♡やぁ♡だってぇ……っ♡」
こっち、とキバナさんが触れたのはわたしの下着の中心だった。乳首とキスの快感で、そこはもう恥ずかしいくらいにぐっしょりと濡れている。
キバナさんが指で下から上へなぞるだけで、ぐちゅりといやらしい音が鳴ってしまうほどだ。羞恥から顔を背ければ、キバナさんに再び耳をかぷりと食まれてしまった。
「ひゃあっ♡」
「パンツ脱ごっか。腰あげてくれる?」
耳元でそう囁かれ、わたしは言われるがままに腰を浮かせる。するとキバナさんはわたしの足からするすると下着を抜き取り、更にはそのままわたしの足を自分の足に引っかけたのだった。
自分の意思で足を閉じることが出来なくなり、どろどろのおまんこが丸見えになってしまう。それを正面から見る人は居なくても、恥ずかしいものは恥ずかしい。ほっぺたが熱くてたまらなかった。
「すげ、クリトリスぱんぱんになってる」
「や、やだ……っ、見ないでぇ……」
「なんで? オレさまに触られたくてこんなになってんの、スッゲェかわいいのに」
「ひっ♡ぁ、はぅ……っ♡」
「ほら、ちゃんとなまえも自分で見なよ。なまえのかわいいえっちなクリ、皮被ったままぱんぱんに勃起してるぜ」
キバナさんはわざとえっちな言葉を使ってわたしのことを辱める。本当にものすごく恥ずかしいのに、何故だかわたしはその言葉にも感じてしまう。
焦らすようにクリトリスの周りをゆっくりと撫でられ、わたしは自分でその恥ずかしいクリトリスを見つめてふうふうと荒い呼吸を吐いていた。
小さな突起はキバナさんの言う通りにぱんぱんに膨らんで、快感を与えられるのを心待ちにしててらてらといやらしく光っている。
「そのままオレさまがクリいじめるとこ、ちゃんと見てろよ」
「えっ、あ……っ♡あ〜っ♡♡」
ぐちゅんっ♡と音を立てて、キバナさんがわたしのクリトリスを押し潰す。その瞬間すさまじい快感が電流のように全身を駆け巡り、わたしはびくびくと体を震わせた。
キバナさんの指が器用にぐりゅぐりゅとクリトリスを擦っている。キバナさんの指に押し潰され、擦られ、まるで悦びに震えるかのようにクリトリスは小さく痙攣していた。
「あっ♡あっ♡しゅご、いぃっ♡」
「ん、こっちも気持ちよくなろうな」
「んぅ♡んんっ♡」
キバナさんのもう片方の手が、おまんこの入口をちゅぷちゅぷと弄んでいる。わたしがクリトリスの刺激にぐずぐずと喘いでいると、長い指がゆっくりと中に押し込められた。
クリトリスをいじめるのと同時にその裏側あたりをほぐされ、じわじわした快感がお腹の中に溜まっていく。
キバナさんの手がわたしのおまんこをいじくっているのを見るのは恥ずかしくてたまらないのに、何故だか視線を逸らすことが出来なかった。
「ここ、気持ちいい?」
「きもち、いいですっ♡」
「フフッ、チンコでもこうやって気持ちいいところいっぱい擦ってやるから、特訓がんばろうな♡」
「はいっ♡がんばりまひゅ♡ひぐっ♡」
いいこ、と甘い声で囁いたキバナさんは、指の動きを激しくしてクリトリスとおまんこを責め立てた。ぐちょぐちょと卑猥な音がなり、愛液が飛び散っているのが見える。わたしを絶頂へとむりやり引きずり込む様なその動きに、腰が勝手にがくがく震えてしまう。
「きっ、きばな、さんっ♡これイくっ♡イっちゃうよぉっ♡」
「じゃあ一回クリイキしよっか。なまえはオレさまにクリイキさせられるのだーいすきだもんな?」
「あ゛っ♡あっ♡すきれすっ♡クリトリスすきぃ♡♡」
キバナさんがぐうっと強く中を押したのに合わせて、全身がびくびくと痙攣した。抗いようのない快感の波に、息が止まって目の前にはチカチカと星が飛ぶ。
「〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
「上手にイけてえらいえらい♡」
「っ、んぅ♡う♡ん゛〜っ♡♡」
首をのけぞらせて絶頂すると、へらりと笑ったキバナさんにそのまま唇を重ねられた。ぬるりと押し入ってきた大きな舌に口の中を好き勝手に犯され、更にはイったばかりのおまんこを再びぐぽぐぽとほぐされる。
うまく唾液を飲み込むことが出来なくて、先程よりも更に零してしまった。しかしそんな事を気にする余裕なんてあるはずもなく、わたしの顔は涙や涎でべとべとになっていた。
気持ちいいところからちっとも降りて来られなくて思わず腰を引けば、それを咎めるようにクリトリスを押し潰される。
「っ♡♡ふ、ぅ♡んぐっ♡」
「こーら、逃げんな。ほら、今度は中でイこうな」
わたしの唇を解放したキバナさんは、クリトリスから手を離すとその手でわたしの下腹部をぐうっと押した。子宮が体の外から押し潰され、ぞくぞくしたものが体に走る。
それに加えておまんこの中で気持ちいいところを引っ掛ける様にして指を動かされると、頭の中でパチパチと快感の泡がいくつも弾けていった。いつもと少し違う、味わったことのない感覚に全身がぶるぶる震えてしまう。
何これ、こんなの知らない。
「あっ♡やあっ♡これ、しゅごいのくるぅっ♡♡」
「なまえのまんこスッゲェびくびくしてるぜ。ほら、ここ指でごしごしってするともっともっと♡ってオレさまの指ぎゅうぎゅう締め付けてんのわかる?」
「あ゛♡ひあ♡あ〜っ♡♡」
「かわいいぜ、なまえ」
べろりと耳を舐められ、びくっと腰が大きく跳ねる。その瞬間、おまんこがきゅうっと収縮してお腹の奥で溜まっていた快感がついにぶわっと溢れ出した。
経験したことのない深い絶頂感に頭が混乱して呼吸すらうまくできないのに、おまんこだけは勝手に何度も収縮を繰り返してキバナさんの指をきつく締め付けてしまう。そしてそれにもまた感じてしまい、気持ちいいのがちっとも終わってくれないのだ。
「──────っ♡♡♡」
「あ゛〜……エロ……♡」
「っ♡ぅあ゛♡いま、うごかしちゃ、ひぐっ♡♡」
「もっかいまんこでイくとこ見せて」
イったばかりのおまんこでまたキバナさんの指が動かされ、わたしは悲鳴の様な声を上げた。耳元ではキバナさんのふうふうと荒い呼吸が聞こえ、お尻に硬い膨らみが押しつけられる。その膨らみの大きさに一瞬息を飲むと、キバナさんが耳元で低い声で囁いた。
「まだ挿れないから安心しなよ」
「え、あっ♡やあっ♡♡きばなひゃんっ♡♡」
挿れない、と言われて安心するよりももっと別の感情がわたしの中で大きくなっている事に気がついて、自分で困惑する。
キバナさんの大きなおちんちんを挿れるのは怖かったはずなのに。あぁでも、指だけでこんなに気持ちいいのにこれを挿れられたらどうなっちゃうんだろう。
そう考えられたのも一瞬で、わたしの思考はキバナさんの手によって与えられる快感のせいでぐちゃぐちゃになり、すぐに何も考えられなくなってしまった。
指の腹でクリトリスの裏側をこちゅこちゅとしつこく刺激され、あまりの刺激に肌が粟立ち歯がガチガチと鳴る。もう全身汗びっしょりだ。
「またくるっ♡しゅごいのくるぅ♡♡」
「もっともっと特訓しような、なまえ」
「あ゛っ♡はひっ♡しまひゅ♡とっくんするっ♡♡」
「あー……かわいすぎてチンコいてぇ」
更にぐっと押しつけられるものの感触にぶるりと体を震わせ、わたしはまた深い絶頂へと落ちていった。脳みそを掻き回されるような強すぎる快感にぐずぐずと泣き声をあげれば、キバナさんは小さなこどもをあやす様に甘ったるい声でわたしの名前を呼んで唇に噛み付いた。